1960年冬のランク隊 : ホーフブルグ礼拝堂にて(←動画)
1961年夏のランク隊 : ウィーン学友協会にて これが1963年に日本で放映された映画「青きドナウ」に出演したランク隊ですね。 残念ながら「小さな歌」のゲオルクさんはその直前に変声してしまった為にこの写真には加わる事が出来ませんでした。 でもね、もし彼がまだ歌っていられたならばアルト側の舞台の列はこうなっていたでしょうにね。 写真はゲオルクさんの著書「小さな歌」より 前列左から 後列左から ヨセフ・アイスラ― ゲオルク・シュピーゲルホーファー ヘルムート・アドッカー エーリヒ・クス アルフレッド・ユンク エドガー・ヴォルフ ペーター・コレッコ ゲルハルト・ラク エルヴィン・オルトナー(後の王宮礼拝堂指揮者) そしてランク隊の演奏旅行にはこのドイツ歌曲(←動画)が歌われました。(wsk inylさん、勝手にお借りしています) 勿論このマドリガルの歌声もランク隊です。 1960年代のこの写真を見たことがあるオールドはきっといると思います。 左はヨセフ君、右がアントン君ですね。このアントン君はこのレコードのきよしこの夜でソロを歌っているそうです。私はヨセフ君の横にいるのはてっきりヨハン・ピヒラー君だと思っていましたが、ヨハン君はこれでした。 ヨハン君の右後ろはフェリックス・ペンクラー君。その左は…誰かな? どっちにしろソプラノ側です。 1961年来日組なのに、印刷に間に合わなかったのか1964年のフロシャウワー隊のプログラムの表紙にされたソプラノのランク隊の団員達 💕 お詫び:コメントを入れる時、何度も数字の打ち直しを要求されるのですが、スパム予防の為だと思います。貴方の失敗ではないのでどうぞお気を悪くなさいませんように。それでもコメントをくださる方には心から感謝したします。 前列左から ヨハン・ピヒラー 後列左から ヨセフ・アイスラ― フェリックス・ペンクラー ヨハン・パイラー ヘルムート・アドッカー 団員時代「男爵」と言う愛称で呼ばれていたヨハン・パイラーさんはゲオルクさんの仲の良い3人組の1人でした。もう一人はアントン・スラマーさんで後に名のある役者になった少年です。 一番上の礼拝堂の写真ではゲオルクさんの左横に立っているのがアントン君で、前に立っているのがパイラー君。 この3人はギリシャ神話に出て来る3匹の1つ目の巨人に成りきってクラスのみんなを笑わせていました。 こんな一つ目だったら怖くないな。残念ながらその3人組は青きドナウの撮影の前に揃って一緒に変声組になってしまいました。 更に驚いた事に「小さな歌」の中で活躍していたヨハン・パイラーさんはもうお亡くなりになっていたとわかりました。本の中で笑っている彼の写真を見ると寂しい気持ちになります。 ブロ友さんがゲオルクさん以外は誰が誰だかわかりませ~ん、とネを上げていましたが、私も良くわかりません。 これはアルト側の写真ですが、上の団員時代と並び方が違っていますよね。 映画の中で気になっていたヨセフ君は前列右から2人目の眼鏡の方。その一人置いたメガネの方が67,69年に来日したコレッコ君のお兄さんのペーター・コレッコさん。彼は団員時代から軍に興味があって、後に空軍大将になっています。 ペーターさんの横の眼鏡の男性はソプラノだったゲルハルト・グライナーさん? 後列の左はゲオルクさん。すぐにわかりましたね。 次はソプラノ・・・、全く分からない。 たった一人ヨハン・ピヒラーさんだけわかりました。 前列の眼鏡の男性です。楽しそうに歌っていますが、ゲオルクさんの本の初版が決まってまたみんなで集まった時には彼は体調を崩して参加できませんでした。 このページはまだ未完成です。 新しい情報や写真が手に入ることを期待して一応公開します。 2023年11月04日 日本には来れませんでしたが、学友協会の写真のソプラノ後列にいる少年は此処でも同じ位置でアルフレッド・リチャウワー教授だそう。 その下にいらっしゃるのは、アメリカのクイズ番組に出演したヴェルナー・ベックさんですって。そういわれてみると何か面影はありますね。 さて、後列の真ん中にいるのはトニー・リュトゲンさんです。彼はすぐにわかりました。そしてその前、右から二番目はカール・ハイデン技師だとか。そのほかはゲオルクさんにもわからないそうです。確かに変声した後は合唱団員達との接触はほどんどなくなるのですよね。 何だかそれも寂しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[「小さな歌」1958~60年代元団員の回想禄] カテゴリの最新記事
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