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テーマ:いけばな ★彡 (3209)
カテゴリ:いけばな
毎月第三日曜日は生け花の支部の研究会、
今月も三島まで行ってきました。 今月は現代華、 花器はミツマタを切り分けた時の形に似ているかもと 白っぽい花器を先生にお借りしました。 でも自分で選んだのにとっても複雑な気分でした。 というのもこの花器、 あの2年前の家元先生の講習会の実技の時間に 派手に倒して支部のみなさんに迷惑かけてしまった花器・・・ 今回も自分で考えて選んで練習もしたものの 今回はまったく葉っぱの無い花材ばかりなので 当日の花材の分量によっては花器のほうが目立ってしまうのではと。 ちなみに私の母はこの花器をメキシコのサボテンと言っていました。 今回の花材はミツマタ、赤づる、ガーベラなので あの悲劇の時のノイバラみたいにトゲはないし軽いから 自分の服にひっかけてということはないはず、 よほどあわてない限り大丈夫のはずです。 席も先月に続き一番前にまたしてもなったので 前の席の人を気にしなくてもいいわけで・・・。 ところが会場で受付をして自分の席についたら 隣の席の人が 「やっぱりキウイ~。」 その人は別の階級の人でした。 ところが後ろの同じ階級の人が 「先生がキウイになるかもとおっしゃっていたから。」 とか言うのです。 他の社中のみなさんはそれを知っていたの? 確かに花屋さん山から採ってきたみたいだったから 今は赤づるは多くは流通していないのかも。 確かに自分の席の上にも 赤ヅルの倍は太さがあるキウイのツルが新聞紙にくるまれていました。 練習でやったことがーというよりも キウイのツルって重そうだからまたあの悪夢の再現!? そもそも花器に5本も入るの??? キウイはマタタビの仲間だから うちに飾ったら猫がめちゃくちゃにしてしまうのでは? (よだれダラダラ状態のダヤーの顔が思い浮かびました。) 悩んでも仕方ないのでとりあえずミツマタから生け始めたら ミツマタは理想的な太さと長さの枝があったので 練習してきたことをそのまま生かすことができました。 ある程度主要部分が決まったらミツマタはいったん止めて キウイのツル・・・本当に太い。 でもそのままの長さを使う決まりはないので 適当な長さにしたらちゃんと花器におさまりました。 初めからおもしろい状態にからんだものもあったのでラッキー。 心配された花器とのバランスも キウイになったおかげでほとんど気になりませんでした。 さてガーベラは芯が黒で朱色と白の蛇の目みたいなので とってもきれいでした。 キウイのボリュームに負けない花の大きさだったのも うれしかったです。 というわけで今回は花材の良さに助けられて 楽しく生けることができたので 残り15分を仕上げ時間にするという理想の展開となりました。 というか今回はちゃんと腕時計して行きましたし。 ゴミも少ない花材だったので掃除も楽。 おかげさまで審査の結果ポールが立って Wポイント獲得できる点数をいただきました。 花器とミツマタのハーモニーがいいとの講評をいただき 花器の選択がまちがっていなかったのがうれしかったです。 ただし、キウイのツルがもう少し左へ広がりが欲しかった、 ちょっとまとめすぎということでした。 それとガーベラ三本が離れた場所から見ると 確かに3本同じ高さのように見えていました。 それとなんと来月から昇格することになりました。 先生からそろそろとは聞いていたのですが。 でもいい点数で昇格が決まりうれしいです。 先生、本当にありがとうございました。 正教授以上は今日はハランのお生花でした。 聞いていて私もハランのお生花の練習をしたくなりました。 やはり自分の手で実際に葉を切ってみないとわかりません。 帰りは予定通り、 新しく三島にできた本町タワーに行ってみました。 3階の手芸屋さんでライト付きのスタンドルーペを、 1階のマックスバリュで生鮮以外の食品を買い、 それから裾野のベルシティに行って雑誌と傘を買いました。 さて家に帰ってまたいつものようにおさらいと撮影をしたわけですが 猫のダヤー、キウイに対して素通り、無視です。 うちの庭のキウイとどこが違うのでしょう。 キウイにはツルにも根っこにも葉っぱにも反応していたはず。 玄関にも余った切れ端をバケツにさしてあるのですが。 写真はまだ東京では明日まで研究会があるので お稽古と今日のガーベラの写真だけ掲載します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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