あっけらかんでいられたら

明け方夫から切り出された話。

ふと目を覚ますと，それに気づいた夫が，
互いに子供を挟んで
横になったまま，朝日が少しずつ差し込む前の薄暗い部屋で
語りだした。

４日の日は，だんなさんは仕事初め。
私はむすこらとばたばた。
お正月気分も終わり，普段の生活にもどって，どたばたした分，
鈍っていた体を動かしたてぃばぁ。

夕方，いつもなら夕飯の支度の頃，
足先が冷えて
ヒーターの温風を足にあてていたてぃばぁは，
いつの間にか眠ってしまった。

息子たちは夕方観たがっていたテレビに見入っている。

起きたら７じ半近く。びっくり！
いそいでご飯をなべで炊きつつもご飯の用意。

仕事初めのだんなさんには，
帰ってきたらねぎらってあげたかったのに
落ち着かない感じで，おかえりと迎えた。

眠いわけでないのに，普段動かさない体を動かしたもんだから，
１時間ぐらい横になってしまったよ・・・とだんなさんに話したんだけれど
聞いているだんなさんはだんまりしていた。

仕事先でいろいろあったのかな？？と思いつつ・・・。



ここ数年，特に昨年は自分でも自分でないような，

こんな私って，違うよというのがあった。

自分でもわかっているのに。

でも，それがなにかしら，自分の心が，
頭の中が停滞している。

わたし，おかしいのかな？？

だんなさんに少し話したこともあったけれど，

でも，でも，自分が行動を起こせばなんとかなるものばかりでもあるので
そこが苦しいところでした。


Ａ型で部屋の模様替えって，独身の頃～新婚の頃は，
大好きだった私。

それなのにここ数年

人を家にあげられないほどに。

時に，雑誌やら，なんかかばんの中，捨ててみりゃ，
捨てられたんだけど，

なんだか捨てられない病のようになっていった。

洋服の模様替えもままならないほどに

あれこれ置きっぱなし。

息子らの幼稚園の時の思い出のもの，それはわたしが勝手に
とっておきたいとおもったものが多いのだけれど。

それに，収納用品も，私の楽天買い物履歴には数点あるけれど，
それは今，近くに住む姑宅へ置いてある。

そう，私たちがそこに住むときに使えるように。

アパート暮らしには，家具を増やすことをしていない。

台所の洗物だって，温水器を置いていない。

置かなくったって，私たちがこのアパートをいつでもすぐに引っ越せばいいのだからと。

でも物は増えてしまった。

息子らの洗濯物だって必然的に出る。
朝でも休日のときでも，

着替え～とくる。

ぱっと出せないときもあり，靴下もそろえるのにその都度。

収納，すればいいというか，いらないものを捨てなくては。

収納するところも，ほとんどないのがいけない。
けれど，今アパートにある収納も活用できていない。

新たに欲しいと言ったって，
姑宅へ行ったら，それをどこへ置くの？となる。

ずっと置きっぱなしの洋服の入った袋も
だんなさんが，どうにかしなくちゃをハッパをかけていたのに。
なかなか片付かない。というか，
どうしようもなくなる。

いらないものを捨てることが最善なのに。

ごはんも，以前よりも献立を組み立てていない。

どうしたのかな，わたし。

家の中がごちゃついて，自分もなにか停滞というより，埋没しているみたい。



ほかにも

だんなさんが，どうして？おくさんとしてというより，
妻としてどうして？というところもあり。

だんなさんとしては，

あと自分が死ぬまでの間，

もう少し人生たのしいのではないかと。

このまま一緒に住んでいて，年上の自分がてぃばぁに，
ぽいって捨てられちゃうんだろうなとつぶやいた。

それに，夕方であろうと，
寝ちゃっても大丈夫な生活をしていればまだしも，
家の中がこんな状態で
よく平気でいられるなと。

とにかく生活は最低限出来てはいても，

そうじゃないだろ・・・・という話。

息子らはわたしが連れていっていいと。

わたしが否定しても，

だんなさんに反論する強さも・・・ない。

反論できるほどの私ではない。

自分でもわかっているのに，目をつむっていた。

けれど，

さぁ，とにかくやってみようとわたしが思っても，

それなら，どうして息子らが幼稚園卒園のころでもできなかったのかと

自分でも思う。

３～４年前の写真をみると，現在よりは，数倍すっきりしている。

でもそれでも，

でも・・・やはり・・・・。自分でもわかっているのに。
そういう自分が嫌いだった。


私の母が体調をくずしつつも，わたしが何もすることができない中，
母はあれこれとあ～しろこ～しろと言ってくるのもあった。
それは親心なんだけれども。

ただ私は，あまり言葉遣いも良くなく，反発していた。

母は自分を差し置いて，嫁いだ私に，義母さんへの，だんなさんへの気遣いをしている。

そんな母に何かしらすることができたらというジレンマ。もどかしさ。

母娘だからこそ，ポンポン話してはいるけれど，実母の遠慮が，

遠慮せざるおえないのがつらかった。

近所に住む義母さんからの，なんの躊躇もなく，
私が咳をしていたって
しんどいなって言っていたって，
結局は聞いていなくて
あれこれと用事を頼んでくる時期も重なって

（どうして私は，実母になにもすることができないのに，
けれども，義母さんには，ちょっとでも鼻声なら
普段でもなんでもなくても，顔を頻繁に出して，
だんなさんよりもいろいろと把握しているほどなのに・・・・
なんだかなんだかと・・・・）

なんだか私は，

毒舌の毒蝮三太夫さんのように，義母さんのことをだんなさんに，

時に口悪く話したこともあった。

だんなさんは，そんな風に話すのなら

そんな物言いの私の根底には，汚いものが流れているわけだから，

この先自分のおふくろとの生活は，

かえっておふくろにも，僕にも，不幸せであると，

今回，改めてディボ～ォスを意識したと言っていた。

だんなさんは，明け方，まっすぐ天井を見上げていた。

もちろん私は，離婚ということは考えていないということを主張したけれど，

こうして夫婦の意見の相違がわかって

はっきりすればするほど，家庭裁判所でも話をきいてくれると

強く言い放つだんなさんの背中を見ながら

いってらっしゃいと送り出すのが精一杯なてぃばぁだった１月５日の朝でした。

私は，なにも考えたくなくて
だんなさんの話したことがぐるぐる頭の中を回っていました。

話をされて，のどが急に渇いてしまったこの明け方。

じぶんの非も，痛いほどわかっているので
動悸はするわ，孤独感は募るわ，だんなさんが目の前にいるのに，
話していることが自分としては，
現実でなければと思いたいのが強かったせいか，

息子らがまだ眠る朝，だんなさんを送り出した後のわたしは，
立ち尽くすさえもできないほど，
気持ちと体がばらばらになっていました。

（書き込みは１月中旬です。あくまで覚書として書き込みました。）

現在は，この日の話はぶり返すこともなく，
以前と変わらない日々です。
自分にもっと責任を持って一日一日を過ごそうと
無理せずにいますのでご安心を。