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カテゴリ:ヒトの日常
専門医にて、2度目の歯科手術を受けてきた。
今回は2時間の長丁場。 痛みを我慢するのは麻酔の注射をする時だけで、後はひたすら 大きく口を開けることに専念すればいいのだが、前回より 随分と忍耐が必要だった。 経験なさった方はご存知だと思うが、上顎の内側への注射は かなり痛い。 私にとっては、気の遠くなる程の痛みである。 しかも、手術中、麻酔の効きが悪いところがあり、さらに注射は 追加された。 その痛みを我慢して滲んだ涙で左目の瞼はくっついてしまい、術後、 目を開けた私は、しばらくウィンク状態。(笑) 麻酔のかけられた口を長時間大きく開け続けるというのも、かなり 疲れた。 「もしや顎が外れてしまっているかも・・・」と何度も不安になり、 先生からの指示で口を閉じる度、「ああ、外れていなかった。 よかったぁ~」と安心した。 「今回は、痛みや腫れ、出血があるかもしれないけれど、あまり 心配しないように。今日、明日はリラックスして、のんびりと 過すんですよ。いいですね?」 術後、処方箋を私に手渡しながら、先生は言った。 前回はなかった抗生物質の処方箋・・・ 下顎より、上顎のほうが繊細なのだ。 今のところ、痛みも腫れも大したことはないのだが、出血がある。 (口角もちょっと切れている。) 朝、先に起きたのえぱぱは、私の顔を見て驚いたそうだ。 私も鏡を見て、腰を抜かしそうになった。 カバーの上から、さらにタオルをグルグル巻きにしておいた枕は 血の海。 「この顔って・・・」 「そうや、口裂け女やな・・・」 「・・・ちょっと、フラフラする・・・」 「今日は、のんびりしときなさい。」 口裂け女・・・昔、日本中の小学生を恐怖に陥れた都市伝説・・・ まさか、自分がその口裂け女になるとは・・・絶句・・・ 今日は外出を控えよう・・・ああ、でもお散歩は・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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