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カテゴリ:映画・DVD
この冬初めての雪です。
スキーなどのウィンタースポーツはやりませんから、雪で喜ぶのは子どもたちと太郎くらいでありましょう。 仕事の面でも、自動車の事を思っても、この暖冬でありがたかったのですが、やはり冬なのです。 先日「どろろ」を見てきました。 手塚治虫先生の名作の一つであります。 映画を見た感想は「惜しい!!」と言うのが正直なトコロ。 評価を表せば★★★★☆って感じかな。 惜しいと言うのは一番は特撮。 まぁ邦画の制作費を思えばやむを得ないでしょうか? CGはTVゲームの画面の様であったし、着ぐるみの実写部分はやはりTVの戦隊シリーズや仮面ライダーを見ている様でありました。 セットもややこじんまりと映った感じであったし、その辺が残念であったと思うのです。 手塚治虫先生のマンガには、人間の本質に訴えるメッセージが含まれている作品が多く、「どろろ」も例外では無いのですが、そのメッセージ性の表現に関してはまぁまぁ織り込まれていた様に思われます。 手塚先生のそれとは異なり、「愛」に重きを置いていた様には思えますが。その為にやや単純化されていた気はするのですが、映画と言う表現方法や現在の世の中をを思えば、妥当な線なのかも知れませんね。 反対に高く評価したく思うのは百鬼丸演ずる妻夫木聡であります。 異様にカッコ良かった。 製作側の演出もあるのでしょうが、本人の役作りや演技力を評価しない訳にはいかないと思うのです。 身体の部位が作り物である。そんな感じが前半では表現され、魔物から次々に奪われた部分を取り戻しながら、人間らしい心も出てくる感じもよく演じられていたと思います。 又作品の魅力でもある百鬼丸の特質を生かした戦うシーンも抜群。 予告でもありましたが、刃(やいば)を義手で受け、仕込み刀を抜くシーンなどは見ていてしびれましたね。 この作品の評価は、彼(妻夫木聡)の演技と演出にあると言っても過言では無いと思います。 柴咲コウさんは、妻夫木聡とお付き合いされていたのですね。 この情報、知らずに映画を見たかったと思うのです。 妻夫木聡の演技とは対象に、彼女の演技は何かプライベートな感じがしてなりませんでした。 先に二人がお付き合いしていると知ったから、そう感じただけかもしれませんが…。 それにしても珍しい事に、邦画を続けて(映画館)で見た事になるのです。 「武士の一分」「犬神家の一族」ですから。 その前に見た「硫黄島からの手紙」も、製作自体はハリウッドですが、出演の殆んどが日本の役者ですから、日本人の映画が続いているのです。 以前は邦画を全く見なかった時期もありますが、最近の邦画は頑張っている様に思うのです。 その評価にはハリウッド映画が最近駄目である影響があるのかも知れません。 制作費の面は、まだまだハリウッド映画(ハリウッド映画の全てでは無い)には及びませんが、今後も邦画の活躍には期待したいですね。 (「それでもボクはやってない」も是非見たいと思っているのです。近所の映画館ではやっていないが残念です。) 太郎は昨シーズンは生まれて初めてと言う事で家の中で過した冬でありますが、今年はずっと外であります。 凍えているのかと思いきや、いたって元気な様子。むしろこの寒さの方が調子が良かったりして…。 早速雪の中散歩したのですが、実に嬉しそうでありました。(本当にそうなのかは分かりませんが。) 雪の中の太郎を見る度に、童謡の雪の歌詞を思い出します。 果たして猫がコタツで丸くなっているかは知りませんが。犬は確かに喜んで駆け回っていますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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