ライブドア 家宅捜査 vol.1
転職の為の企業研究でPCを見すぎて、ドライアイなヒロシです。今回のライブドア騒動。ポイントはこれ。 東京地検特捜部は16日午後六時半頃、ライブドア本社と 同社堀江社長、宮内財務最高責任者の自宅などに対して 家宅捜査を開始。(同社のサーバーも押収。) 家宅捜査の容疑は証券取引法「風説の流布」違反。 「バリュークリックジャパン」(現ライブドアマーケティング、 ライブドアが約75%出資)が2004年10月に完全子会社化を発表した 「マネーライフ」が、実は発表の4ヶ月前に既に"事実上"の 子会社化されていたらしい。 発表のタイミングをずらして、株価操作をしたというのが一報。 しばらくして、マネーライフの買収を株式交換で行ったが、 実際にはライブドアマーケティングの株式とは交換せずに、 不当な価格で現金支払をしたというのが第二報。 第二報に絡んで、ライブドアマーケティングが財務情報を 改ざんしたとかしないとか。んー結局はなにが真実?明日の新聞を待ちましょう。。。でも、あの社長は証券取引法をはじめとした法令遵守を心がけて経営をしたきたはず。利益至上主義とは言え、小手先の操作で利益確保を優先させる経営者には思えなかったが。。。誤解を恐れずに述べるならば、証券取引法違反については一企業のトップに対する司法の裁きは不可避としても、今回の騒動のきっかけはニッポン放送買収騒動等を発端とした政界、財界、証券界からの情報リーク等、同社に対する敵対行為が生んだものではないかと思う。家宅捜査の唐突なタイミングや規模を考慮すると、飛躍に取られかねない推測が立つ。ちなみに、自民党は案の定、「我関せず」の構え。野党民主党は自民党たたきのネタができてほくそ笑んでいる様子。またもや勝手に推測させてもらうならば、今後の焦点は次の通り。1.完全子会社化をした実際のタイミング2.買収方法(現金?株式交換?)3.堀江社長の責任問題皆さん、今後の動向を見守り、証券取引法、会社法の復習をしつつ、今後の展開を予想しましょう!