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【健康だから・・・♪】 NPO法人全世界空手道連盟新極真会 「第41回オープントーナメント全日本空手道選手権大会」 2009年10月4日(日)東京体育館 開場9:00 開始10:00 【フォト】この大会の模様 第9回世界大会王者の塚越孝行を筆頭に鈴木国博、塚本徳臣の歴代世界大会王者、6月にロシアで開催された『カラテ・ワールドカップ』から帰還した日本代表選手団、覇権交代を狙うウエイト制大会入賞者、一大勢力となりつつあるユース勢がエントリーし、大会パンフレットには“最高密度のトーナメント”と記された今回の全日本大会。 昨日行われた1回戦・2回戦では有力選手たちが順当に勝ち上がったものの、2日目となったこの日は序盤から波乱が起こった。まず鈴木と第8回世界大会準優勝の逢坂祐一郎が負傷で3回戦を棄権。ワールドカップ軽量級で2度の経験を持つ谷川光も3回戦で高野優希に敗れる。 さらに4回戦ではこの大会で2年ぶりに復活した塚越がベテランの前川憲司に体重判定でまさかの敗退。優勝争いに絡むと予想された選手たちがベスト8を前に次々とトーナメントから姿を消していく。 その中で順当に勝ち進んでいったのが塚本だ。塚本は河瀬優太朗、島本雄二のユース世代の選手たちを下し、準々決勝で阪本晋治を撃破。準決勝で実現した昨年の全日本大会王者・山田一仁の一戦では鮮やかな上段膝蹴りで一本勝ちを収める。 そして決勝戦の青柳茂瑠戦では青柳の下段廻し蹴りを中心とした攻撃に後退する場面があったものの、得意の上段膝蹴りを決めるとそこから猛反撃。膝蹴りの連打で青柳を一気に攻め込み、延長判定4-0で塚本が勝利。4度目の全日本大会制覇を成し遂げた。 塚本の2年ぶりとなる優勝で幕を閉じ、ユース世代の活躍が印象に残った大会を新極真会・緑健児代表は「ユース選手の勢いには目を見張るものがありました。彼らは足し算ではなく、掛け算で強くなる気がします。ユース育ちの選手が世界選抜でいい結果を残してくれるのではないでしょうか。またその一方でベテラン選手が磐石の強さを見せてくれました。年齢が高い選手も多いですが、2年後の世界大会までにはもっと充実してくれると思います」と大会を総括。 2年後に行われる第10回世界大会に向けて「10回という記念すべき大会で外国人選手に王座を持っていかれてはいけない。先日のワールドカップ(※女子中量級以外、日本人の優勝者はなし)の二の舞になってはいけないと思います。優勝だけは日本が死守するように、全選手が『俺がチャンピオンになるんだ』という思いで練習して欲しい。 大山総裁の『技は力の中にあり』という言葉の通り、日本人選手はもっと体力をつけなければいけない。小手先のテクニックじゃなく体力をつけて、そこからスピードやテクニックを身に付ける。 日本人選手に諦めない精神力は定着しています。外国人選手に負けない体力は努力すればつく。そういう思いで選手それぞれが改善していただきたい」と日本人選手の今後の課題を指摘した。 また同時開催されている女子の無差別級全日本大会では、第3回&4回ワールドカップ中量級チャンピオンの佐藤弥沙希、昨年の全日本チャンピオン将口恵美らが欠場する中、ベテランの福田美み子が地力の差を見せて優勝。悲願の全日本大会初制覇を成し遂げた。 <入賞者> 優勝 塚本徳臣(世田谷・杉並) 準優勝 青柳茂瑠(福岡) 3位 島本一二三(広島) 4位 山田一仁(兵庫山田道場) 5位 野本尚裕(愛媛) 6位 阪本晋治(大阪東部) 7位 村山 努(京都南) 8位 前川憲司(徳島北東あわじ) 敢闘賞 落合光星(和歌山) 技能賞 前田勝汰(和歌山) 試割賞 山田一仁(兵庫山田道場) <女子入賞者> 優勝 福田美み子(群馬) 準優勝 光部和子(愛知山本) 3位 柳澤真美(世田谷・杉並) 4位 輿石めぐみ(淑徳巣鴨空手道部) 敢闘賞 柳澤真美(世田谷・杉並) 技能賞 光部和子(愛知山本) 全日本大会が開幕!塚越孝行、鈴木国博ら有力選手は順当に勝ち進む ※この記事の著作権は、ヤフー株式会社またはGBR 格闘技WEBマガジンに帰属します。 【スポーツ三昧!】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 5, 2009 04:10:05 AM
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