テーマ:妊婦さん集まれ~!!(4769)
カテゴリ:kill time
帰ってきたオットに、遅めの夕飯を準備しながらも、時折やってくる痛みの波に身を委ねつつ、それがリズムを刻み始めたのは、夜中の3時。8分間隔。
昨晩の二の舞にはなれないと思い、(産院に駆け込んだら陣痛がフェイドアウト。。)独りで起きあがり階下の居間にて過ごすことしばし。 そのリズムも定まり、長さも長くなってきた4時頃、オットを携帯にて起こす。 ムスメも起こし、4:20産院にtel後、車で向かう。 数分おきにフ~フ~言い出すワタシの手を握り励ますムスメ。 車に揺られることで、陣痛の間隔も狭まってくる。 春日助産院到着時5:00には3~4分間隔に。 産後過ごす部屋にて1時間程過ごす。 陣痛の痛みも強くなり、間隔も長くなって、段々つらくなる。 助産師さんやオットが代わる代わる腰をさすってくれる。 椅子のテルミーにて薫蒸。 合間にはみんなで冗談を言い合う程だが、痛みは強まる。 6:00誕生室へ移動。 助産師さんが、ミツロウの蝋燭を準備していてくださって、ほのかな明かりが暖かい。 今回の妊娠2度目の内診を受ける。「頭がすぐそこに来ていますよ。」 助産師さんがオットと娘を呼びに行く。 「もうすぐ会えるって。がんばってね。」思わずそんな言葉と、涙がこぼれる。 移動して20分程すると、強い陣痛がくる。 必死に痛みを逃すワタシの頭を、ずっとよしよししてくれるムスメ。 横に寝そべっていたが、すくっと起きあがり、膝立ちになったまま動けなくなる。 5~6回の強い陣痛の後、誕生。7:01 (結局、一度も息むことはなく、ツルンと誕生。) 生まれ出た我が子を見て、とてつもなく温かなものに満たされた感覚になり、笑いがこぼれる。 どんな表情をして笑い声を上げていたのか、客観視してみたいけれど。 この日の満潮時刻は7:58と夕方は17:00台。 朝の満潮に導かれて、ワタシが出産。夕方にももう一人。 入院中、3名のお産に出会って、感動の涙。本当に三者三様。 月の満ち欠けと、潮の満ち引きに呼応する命。 ある人は、宇宙遊泳しているみたいなお産だったと表現した。 ワタシはといえば、まだまだ我を忘れて居らず、そこまでは行けず。 前回の出産について、何か不満があったわけではなかったのだけれど、今回のお産を経験して、全くの別物だと実感。 こんなに満たされた気持ちを与えてくださった全ての方に、感謝。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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