すっかり、日記もご無沙汰になっております。
赤ちゃんはもうすぐ3ヶ月になり、ほとんど首も据わってきました。
笑ったり、声を発したり、反応が返ってくるようにもなり、ますますかわいくなってきました。
そして、ワタシの方も、ずいぶんと色々な余裕も出てきました。お陰様で元気です。
表題のオキュウは、何のひねりもなく、”お灸”デス。
助産院では、色々な代替医療を積極的に活用していて、
(お灸、テルミー、アロマ、ホメオパシー等)
8ヶ月を過ぎた頃からは、三陰交(足の内くるぶしから指4本分上の凹むところ)へのお灸を指導されました。これは、冷え防止とお産が楽になるとのこと。
(余談だけど、春日助産院の妊婦さん達は、三陰交に焦げ目が付いている人が多くて、靴下からちらりと覗くそれが、何だかかわいく思えたものデス。)
使用するのは、カマヤミニという、筒にモグサが詰まったタイプで、簡単に使えるもの。
(このサイト、症状と対応するツボも載っているので、結構使えマス)
これを、食前食後や入浴前後を避けて3つずつくらいを、ほぼ日で。
煙が立ちこめたり、残り香がして、帰宅した娘に、”お灸したやろ?!”なんて言われる日々も続いたのだけれど、気持ちが良くて、次第に家族内でお灸が流行し始めた。
PCでの仕事が多いパートナーは、肩こり解消のため、肩から背中にかけて。
2回程繰り返すと、背中や肩がポカポカしてくるそうだ。
そして、ムスメは鼻づまりを解消するために、頭のてっぺんの通天というツボへ。
髪の毛をかき分けて、どうにか接着して、着火。”熱い”と言ったらすぐに外してあげると、15分もしない内に大量のハナが流出。
いつも、副鼻腔炎や中耳炎を起こしやすいのだけれど、これ以来、そこまで行かずに完治するようになった。
出産後は、内臓全体の機能が低下しているので、足がけだるかったり、浮腫んだり。
そんな時に、本能のままに、足の三里や三陰交に。そうすると、足のイライラ感がとれて、眠りやすくなる。
後で先生に尋ねたら、足の三里は胃腸系のツボだから、弱っている時に有効だとのこと。
さらには、おっぱいが不足気味の時は、肩から背中にかけて。(押して気持ちがいいところ)
乳汁不足と肩こりはとても密接なようで、こうすると、じわじわと増えてくる。
反対に、過剰生産気味の時には、三陰交や腎系のツボにすると、尿量が増えておっぱいの張りも引いてくる。
前回程ではなかったけれど、今回も2ヶ月過ぎまでは過剰生産気味だったので、かなり活用したツボ達で、すっかり焦げ目が付いている。(笑)
そんなワタシ達の姿に触発されてか、義母も”お灸を分けて”と。
先日聞いたところ、何と、歩くのもままならなくなった、愛する老犬にもしてみたそうな。
包帯を巻いてその上に接着して、着火。
すると、ヨタヨタながらも自分で歩いてトイレに行ったとのこと。
そんなこんなで、オキュウなセルフケアが流行っている、我が家なのです。
予防医学の必要性と、そこから生まれる、”自分の体と会話する”こと。
それがどんなに大切なのか、身に染みている今日この頃デス。