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カテゴリ:くらし
突然ですが「竹笛」です。
昨日、ご近所さんに誘われて町内のお囃子の練習を見学してきました。
以前日記にも書きましたが 私の住んでいる地域ではお祭りが盛んで 夏になるとあちこちの町内で行われています。
そんなお祭りに欠かせないお囃子。 ズンズンドコドン♪ ピーヒャラピーヒャラ♪というアレ。 最近はテープなどで済ませてしまうところも多い中 うちの町内は生演奏で頑張っています。
ところがそのお囃子の担い手が少なくなっているそう。 最近のお子様たちは塾やら習い事で忙しく お囃子の練習にはなかなか参加できないんだそうです。 なるほどなぁと思いました・・・
今回の練習は初心者体験コースみたいな感じで 参加者はほとんどが小学生の女の子。 大人は私たちだけでした~。
練習は・・・ 先生の演奏を見て・・・聴いて・・・覚える!!! これだけ。
あれあれ!? 指使いとか音階とか・・・ それから楽譜とかないの!?
そんな物は存在しませんでした(泣)
日本の伝統芸能などは 目と耳で覚えて引き継いでいく、と なんとなく聞いたことがありましたが お囃子もまさにその通りでした。
隣にいた、最年少らしき女の子に 「わかる???」と聴いてみたところ
ニコっと微笑んで 「わかるよ!」と答えてくれました。
他の小学生たちも あっという間に先生の指使いを真似して マスターしているんです!
私たち大人はメロディすら覚えられず 「え?どこまでが1フレーズ?」と あたりをキョロキョロ。
お囃子には何拍子とか何小節なんてありません。 初めての私には 延々にピーヒャラピーヒャラにしか聞こえませんでしたが 子供たちはちゃ~んとメロディを理解して 口で唄っているんです。
恐るべし、子どもパワー!
結局私はお隣の小さな女の子に コソコソと教えてもらいながらやりました。 途中で 「違うよ!」 「次はこうだよ!」 などとご丁寧な指導でした(汗)
練習が終わるともうすっかり夜になっており 私とご近所さんは小学生たちをお宅まで送り届けながら帰ることに。
帰り道で 私たち大人は 「メロディ覚えた?」 「寝たら忘れちゃいそうだよね」と 自分たちの記憶力に不安を感じる中 子どもたちは・・・
「ぽ~にょ ぽにょぽにょ♪」と楽しそう。
私は心の中で 「ポニョはやめて~!かろうじて覚えたメロディが消えていく~!」 そう叫んでいたのですが 家に着く頃には頭の中はどっぷりと「ポニョ」に洗脳されていました。
またゼロからのスタートです。 とほほ。
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