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心おだやかにいきるために in rakuten

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Tatsu1965

Tatsu1965

2005.08.26
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カテゴリ:ラグピッカーより
僕は、この瞑想や、

インナーチャイルドについて書くに先駆けて、

一見脈絡もなく、

「霊的世界の諸相について」  

を書き綴りました。

それは、何故かといいますと、

「瞑想」で「思い描く」ということは、

思い描いたことを、「霊的世界」に実現させる方法だからです。


自殺編~「いまのあなたが考えていることが、あなた自身である」

に書いたように、

「今、考えていることが、あなた」であって、

「霊的世界」では、

「今、考えていることが、すべて」であって、

ひっくり返して言えば、

「今、考えていること」が、

「霊的世界」を形作っているわけで、

「瞑想」して思い描くことは、

「霊的世界」ならば、

すべて実現することができるということを意味しているのです。


それは、実は、

「今」だけに、言えることではなくて、

「過去」においても同じなわけです。

とくに、

「過去」において、

「強い思い」によって刻まれた記憶は、

「霊的世界」においては、すでに、実現してしまっていて、

なんらかの形で、その記憶に折り合いをつけなければ、

その記憶は、いつまでも、

「霊的世界」あるいは「潜在意識の世界」の中で、

実現したままなのです。


そして、その記憶の領域が、

なんらかの形で傷ついていれば、

自分で自覚しないでいても、

心の奥底で、

いつも不協和音が小さな音で鳴りつづけているかのように、

なんとなく不快な感じが延々と続きます。


そして、その不快感は、

なんらかの事件をきっかけに、

病気となってあらわれたり、

なんらかの不幸の形を伴って、

あらわれたりしてきます。


その意味では、

「インナーチャイルド」とは、

子供の頃の原風景と直結する表現であり、

確かに、

人生の全般にわたって影響を及ぼす、

「コア・マテリアル」になりやすいという意味では、

「インナーチャイルド」と「コア・マテリアル」参照

確かに、「子供の頃の記憶」なのですが、

潜在意識に刻まれた記憶が、

自分の現在の生き方に影響を及ぼす、という意味では、

幼い子供の頃の記憶に限定されるものではなく、

中学や高校などの、学生時代でも、

あるいは、20歳を過ぎてからでも、

あるいは、30歳でも40歳でも、

大きな出来事はすべて、

その後の人生に影響を及ぼす、

「インナーチャイルド」を同じ意味合いを持つものとなりえます。


反対に、

瞑想によって、

自分の心が変わると、

自分に近しい人の態度が変わったりして、

自分だけでなく、

周りの環境も良くなっていったりする例も、

報告されていますが、

これなども、

「霊的世界」と「潜在意識」の関わりを示しています。


ユングは、

個人の「無意識」(潜在意識)の領域と、

他の人の「無意識」の領域が、

心の奥底で一つの大きな領域を形作っているという、

「集合的無意識」という理論を唱えました。

これなどは、

まさしく、「霊的世界」の説明そのものです。

ユングは、「霊的世界」という、目に見えない真実の世界を、

いかに常識的な現実の科学的な世界に理解させるかを、

悩みに悩んで、

「集合的無意識」という世界観を提唱したのだと、

僕には、そう思えてなりません。


「集合的無意識」の世界は、イコール「霊的世界」なのです。

各人の心の奥底では、

すべての人が密接な関係を持って結びついていて、

心の中の思いが変われば、

その思いは、

他の人の潜在意識にも影響を与えていくわけです。





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Last updated  2005.08.26 20:55:04
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