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人と接するときはコーチング的に、と常々思ってはいたのだが、そもそもコーチングってなんだっけ。
自分の考えを押しつける教え方でなく、相手の気付きを促す教え方のことだよな、とは思っていたが、全く上っ面の理解しかしていないことに気付いた。 自分は「知ったかぶり」の傾向があるが、自分の意識に対してもこの「知ったかぶり」は作用するので、やっかいだ。 All abaut Japanのページでパラパラっと解説を見てみる。自分の今までの態度は、コーチングとはかけ離れていることを知った。 何かを相談されたとき、常に自分の中に答えを探しに行っていた。でも、コーチングとは「相手の中にある答えを探すため、相手の中に入っていくこと」とある。自分で答えを考えては駄目、とすら書いてある。うーむ。 自分のこれまでの態度は、「自分の内面が深まっていれば、そこに答えがあるはず。自分の中で答えを出したあとで、その答えをどのようにして相手に伝えるのか、誘導していくのかを考える」という姿勢に基づいている。 しかし、このやり方では自分の思考に偏るあまり、相手を十分に見ることができないばかりか、結局は自分の考えを蕩々と述べる結果に陥りやすい。特に後輩に相談されたときなどは、「自分の方が事をよく知っている」という自負から、しゃべりたくて仕方がなくなってしまうのである。 これまで、こうした自分の方向性になんとなく矛盾を感じていたが、理屈を知ってみると至極当たり前である。自分の内面とばかり対話しているのなら、相手に気付きを与えることは難しい。一方的押しつけに陥ってしまう。 もちろん、圧倒的認識力・PQを見につけたうえで、自分の中で完全に処理されたことをバックボーンに相手を誘導していく実力があれば、別のアプローチもあるだろうが、自分はまだその段階ではない。 もうちょっと「コーチング」ということについても勉強してみようと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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