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前から楽しみにしていたWBCが開幕した。息子が起きている時間帯はあまりテレビを付けないようにしているのだが、WBCは別。とりあえずアジアラウンドの3試合が終わったが、とても楽しめた。
日本代表、結構若いメンバーも入っているが、高校野球という一大文化のおかげか選手層が厚い気がする。ふてぶてしさというか何というか、頼もしさを感じる顔ぶれだ。 中国戦、台湾戦は僕の予想以上に格の違いを見せつける展開となった。 しかし、韓国戦は様子が違った。 1回から試合終了まで見たのだが、やはり韓国のライトの超ファインプレーから流れが変わったことを感じた。 イ・スンヨプがホームランを打つシーンなんかは、まさに「打たれそうな予感」がしていたし。 倉本さんが「儒教で言う”恨”の精神」と表現されているけれど、まさにその通りで、サッカー日韓戦と共通の「日本には負けない!」という強い気持ちが感じられた。 逆転ツーランを打たれた後、嫌な気分になったが、「こういう厳しい展開を経験しておくことはアメリカラウンドを前にして悪いことではないな」と思っていた。 そうしたら、解説者の栗山氏とゲストの星野SDとの間で次のようなやり取りがあった。 栗山氏「いやー、逆転されて大変ですけれども、こういう状況にしてくれてありがとう、と言うことも出来ると思います。」とコメント。 星野氏「そんな風には思えませんよ。ところで、・・・」とやんわり否定。 栗山氏の発言を、無責任なポジティブ発言と捉えることも出来るが、結構共感していた自分がいた。 星野SDは、勝負の世界に生きる人間だから、試合中にそんな考え方を持つことは出来ないのだろうけれど。 厳しい状況にも感謝!で思考停止に陥っては駄目だが、その厳しい状況を活かす発想につなげられれば良いのではないか。 逆転された後、攻撃が淡泊になってしまったことを、日本代表の選手達は気付いていると思う。 試合後に王監督が緊急ミーティングを開いて「負けたのがここで良かった。アメリカラウンドでは負けられない」と語ったらしいが、負け惜しみではなく、真に良い結果につながることを期待したいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.03.07 08:23:26
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