ホメオパシーに手を出すまで
私が初めて「ホメオパシー」という言葉を知ったのは、いつだったか・・・。たぶん、1年ぐらい前かな?娘のアトピーが何とかならないものかと、検索ワード "アトピー"で、色々検索していた時のこと。いくつかのブログに行き当たって、そこで知った言葉。ホメオパシー。ホメオパシーやっている人のブログには、必ずといっていいほど、以下のような言葉が書いてあったりします。・「とうとう熱を出した」とか「頭痛がひどくなって」とかホメオパシーによって具合が悪くなったような描写・「やっとワタシも毒だしだわ~♪」とか、具合が悪くなったのを喜ぶような言葉。・「浄化してるんだわ~、もう少しの辛抱!」とか、我慢するような言葉。・とくに「浄化」と「毒だし」がよく出てきます。はっきりいって、なんのこっちゃという感じでした。また、軽々しく「浄化」という言葉を自分自身に使っていることに、抵抗を感じました。ホメオパシーとか言うのをやってる人って、言葉がみんなヘン!そんな印象。そして一番の疑問。この人たちは、一体どこでホメオパシーとやらをやっているのだろう?気になったことは調べないと気がすまないほうなので、こんどはワード検索”ホメオパシー”で調べます。(笑)すると、一応色々なサイトがヒットするのですが、どこを閲覧しても、はっきりしたことが分からない。・何かの団体が、ホメオパシーとやらを売っているのか?・客として扱ってくれるのか、患者として扱うのか、グループの仲間として迎え入れられるのか?・何に効くのか?・一体何に対してお金を払うのか?参加料?商品代?治療費?・そもそも、団体は一つなのか。・そして、どこに行けばよいのか。まぁ、始めは「ホメオパシーって何?」と思っただけなので、検索でそこまで行き詰れば、飽きてしまって調べるのをやめるわけで。たぶんホメオパシーの団体のHPを隅々まで読めば、何か分かったのかもしれませんが、面倒臭くてそんな気にはなりませんでした。===================そうして月日は過ぎてゆき、その間、娘のアトピーは漢方で治療していました。でもなかなか良くならず、おまけに便秘、胃の悪さ、骨の脆さなどもあり、私は常に何かよいものはないかと検索し、また、ブログに毎日の記録をつけていく日々が続きました。そんなある日のこと。ブログに、娘のアトピーのことを、漢方ではあまり良くならないこと、漢方で勧められた除去食が大変なこと、またマクロビの食事を作り続けるのが辛いこと、マクロビにしてから背が伸びなくなったことなどを書いたところ、ブログで知り合った方から、「ホメオパシーをやってみたら」というようなコメントを頂きました。とても共感できたのは、その方も子供のアトピーで、除去食、漢方、マクロビと、同じ道をたどってきたこと。そして今ホメオパシーにたどり着いている・・・と。私も、漢方でダメだったら次はどうしよう、ということをにわかに考え始めていたときだったので、なるほど、アトピーにホメオパシーが有効かもしれないんだな、と頭に記憶したのです。ただその時は、頭の中の引き出しに情報をしまっただけで、未だホメオパシーが何たるかを知らなかったですし、知らないことは始められませんし、また漢方の先生にかなり支えられていたので、その支えをなくすのが怖いという気持ちもありました。ホメオパシーを薦めてくれたその人は、その後、ときどきご自身のブログでホメオパシーについての説明をしてくれました。これこそ、私が望んでいたもので、大変ありがたかったです。その時、どのような内容で書いてくださったのか、実は今となってはうろ覚えですがホメオパシーでアトピーは治るし、そのほか様々な体の病気や心の病気も治せるのだけれど、ホメオパシーのHP上にはそのように書くことを禁じられていて、「~に効く」とか「治せる」とかは書けないこと。(健康食品も「~に効く」とは書けないですよね。)だからHPがわかりづらくなっているのだろうと言うこと。ホメオパシーにはクラシカルとプラクティカルというのがあって、クラシカルはより穏やかで(語弊がありますが、今はとりあえず単純にそのように記述)プラクティカルは急いで治したい、時間がない人に向いている、でも好転反応がかなりある、というようなことを、ご自身の視点から綴ってくれました。それから、ホメオパシーをやるには、ホメオパスという言わばホメオパシーの医者のような人に相談して、レメディーという薬のようなものを出してもらい、それを飲むのだということ。クラシカルはの金額は、1か月分で2~3万ぐらい。(あれ?2~5万だったかも?)特に値段は決まっていない、と。プラクティカルの金額は、大人12000円、子供8400円ぐらいに決まっているということ。など、教えてもらいました。(そのほか、レメディーとはとか、レメディー摂取回数なども教えてもらいましたが、今ここでは省きます。)大分ホメオパシーとは何たるかの概要が分かってきましたが、ここで考えたのは、漢方との値段の差。娘の漢方は月に5000円ぐらいだったのです。ホメオパシーは8400円。(クラシカルの金額は論外・笑)この差は、当時ホメオパシーの力を知らなかった私にはとても大きな差でした。もちろん今でも変わらず辛い出費ではありますが、漢方に5000円出すのだったら、ホメオパシーに8400円出したいと今では思います。ですがこのときは、まだなかなか未知の世界へ足を踏み出すことが出来ませんでした。===================またまた月日は流れ・・・。あるとき、私は産婦人科を受診していました。生理が不規則で、2人目を授からなかったからです。でも1年通っても思わしくなく、医者からこのままでは妊娠は望めないでしょうと言われ、不妊治療をしますかと尋ねられたのですが、私は注射や内診台に上がることがとても心の負担で、それで余計に生理が来なくなるわと思っていましたので、とても不妊治療には耐えられないだろうと思い断りました。そんな悶々とした内容をブログに綴っていたところ、またホメオパシーを教えてくれた人から「ホメオパシーで全てが変われると思うよ」というようなコメントを頂きました。頭の片隅では、今ここで「ホメオパシー」という選択肢があるのではないかと、小さく主張していたので、よくぞここでまた勧めてくれました!という気持ちでいっぱいでした。私はその時いろいろなことに相当参っていて、直観力も鈍り、思考もとりとめなくなっていましたので、誰かに後押ししてもらわなくてはにっちもさっちもいかない状態だったのです。私はこの機を逃してはもうダメだと思ったので、いよいよホメオパシーに手を出すことにしました。それが今から5ヶ月半ぐらい前のことです。