2008/05/17(土)20:51
今日の見せしめ
私のブログも開設当時には予想も出来ないほどの数の方が訪れるようになって面映ゆい限りだが,もちろん中には招かれざる客もいる。見ていくだけなら構わないが場違いなコメントをの残して去ってゆく者もいる。すべて速やかに削除していたのだが,今日はひとつ見せしめにして笑ってみたいと思う。4月22日に書いたこの記事に,松田信者か主流派カープファンかそれとも新井と金本を必死に守ろうとする者かは知らぬが,記事の主張と何の関係もないこんな書き込みをした輩がいた。ドメインを見るにNTTドコモの携帯からのようだ。
標題はなく,ハンドルネームは「野球好き」。まあだいたいこういう名乗り方をする奴に限って偏頗な主張を隠そうとしているものである。
>貴方が裏切り者と罵った人も当然認められている野球選手の権利を
>行使しただけではないのですか?
多分,彼か彼女かは知らぬが,普段言っていることとの論理的破綻を見つけて大はしゃぎしているのであろうかはしらぬが,まあおめでたいものだ。今日は特別にいかにこいつの言っていることがどうしようもないかという証明をしてみたいと思う。
結論から言えば,この主張は完全なる誤りである。誤りと言うより,意図的にねじ曲げた虚偽である。理由は簡単だ。
刑事被告人に認められている権利というのは,国法上の権利で,誰にでも認められているものだ。だからこその「権利」なのである。ところが,「FA権」と称するものは,権利は権利でも,国法上の人権では当然あり得ない。プロ野球選手で,しかも一定の成績を満たした選手にのみ与えられるものである。これは,国法上「権利」と呼べるわけもない。あえて言うなら「特権」である。
加えて言えば,FA権なるものはプロ野球機構という狭い世界だけの制度設計に過ぎず,こういう組織であるから当然こういう制度が憲法上保証されているものではあり得ない。善良なプロ野球ファンの方でも案外この点を取り違える向きもあるようなのだが,この前提を決して誤ってはならぬと思う。
これは,この論点についてアホな学者や弁護士が意図的に憲法上の権利の理論にねじ曲げてこじつけて筋の通らぬことを言ったからだろう。「大学教授」や「弁護士」といってもピンからキリで,なかにはどうしようもないおバカもうじゃうじゃいる。まあそんな奴でも大阪府知事になったりするから余計分からなくなるのだが。
したがって,これを書き込んだ者の主張は中身に立ち入るまでもなく理由がない。したがって,悪意を持った荒らしであるという結論に落ち着く。しばらくさらしておくが,明日中には削除する予定である。
悔しかったら反論しろ。
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(追記)
と書いていたら,案の定食いついてきた。読みどおりの展開だ。
書き込みをしてきた内容はこういうことを書く奴特有の無意味な人格非難と訳の分からない自己弁護にあふれているが,とりあえずさらしておく。
>大体貴方の言う通りですよ
>私は貴方の記事と貴方が大嫌いで
>新井批判や上に書いてあるようなねちねちと相手を攻撃するような文章を
>いつも歪んだ笑顔でも浮かべながら書いているのかは知りませんが
>いつもどんな顔でこんな記事を書いているのかと思っていました
>私は貴方のおっしゃる通りどうしようもないもない馬鹿ですので反論はできません
これだけ,私の書いた内容を自爆という形で裏付けていただければありがたい。しかしながら,これにもひとつだけ致命的な誤りがある。この誤りは軽微な瑕疵ではない。書き込みの存在意義にかかわる重大な誤りだ。それは・・・
大嫌いなら読むな。書き込むな。以上。