ろー・ふぁーむ・かるぴお by pridegreen

木曜日の試合，あの前田健太をたてて勝ちきれなかった試合を，善意のカープファンはどう見たのだろうか。きっと負けなくてよかったね，３連敗は免れたねとにこにこしながら喜んでいたに違いない。

ざまあみろ。そんなてめえらがこういうズタボロ雑巾チームを作ったんだ。

きっと，ベンチも選手ももの知らぬファンも今日はバリントンだから勝てると絶対に思っていたに違いない。ましてスワローズはベイスターズの投手陣に２試合連続完封負けを食らっているという状態。きっとバリントンガ抑えて勝つだろうとのほほんと思っていたのだろう。しかし，開幕カードのドラゴンズ戦を思い出すがいい。

プロフェッショナルのチームは昨年やられた相手には徹底的に対策を立てて臨んでくるのだ。

現にスワローズは，徹底的にバリントン対策を立てて攻撃にあたり，それが見事に的中した。まあ，それ以前に堂林が２失策もしてそれがことごとく点に絡んだり，こともあろうにピッチャーの村中に２安打も喫するという失態を犯したからそれ以前の問題であるとも言えるのだが，それにしてもしっかりとある一点の目的を持って臨んできたからこその今日の結果であると言うべきである。

一方のカープ。しょぼい。あまりにもしょぼい。連敗中の反省が全く成されていない。何の策も打たれていない。単なる思いつき。

こんなんじゃプロフェッショナルのチームには勝たせてもらえない。

はっきり言って，プロフェッショナル以下の野球ごっこ軍団がかなう相手ではなかったということだ。なんせ打球の質が違う，打撃の意図が違う，そして組織としての目標が違う。最初からかないっこない相手だったと言うことだ。それを，やれ投手王国だとか優勝争いの一角だとか，ありもしない夢ばっかり見ているから，いつまでたってもこのチームは強くならないのだ。

今日の広島版のスポーツ紙では，スタビノアをスターターに戻すという記事が一面を飾っていたが，どうやらその記事の内容をよく読んでみると，スタビノアは出られなくはない状態だったのをあそこがいたいそこがいたいと言っては休んでいたらしいことが明らかになった。だからやれ積極的休養だの言ったり故障中もベンチに入りながら代打の一打席もなかったわけだが，

こんなことを許していたらそりゃ選手の士気も上がらない。

ただでさえ打てない貧弱極貧打戦がなおのこと機能しない。

要するに，

この組織には危機管理というものがまるでなっていない。

そんなチームが勝てるわけがない。

さあ，善意のカープファンの皆さん。

最下位への死出の旅路の準備は整ってますか？

優勝争いっちゅうのはそんなに甘いもんやおませんのや。

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