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テーマ:~広島東洋CARP~(4367)
カテゴリ:今日のカープ
昨日は,久々に痛飲して,かつ有意義な話が出来たので本当に楽しかった。それで,まあ帰ってきて時間もなかったし,久しぶりにああいうライトなトークにしてみたら,案の定蛆虫が2,3匹出てきて這いずり回ってきた。もちろん全部クレゾールで有無を言わせず退治したし,相手にする気もないのだが,一つだけ大反省。
よりによって,「野村祐輔」と書くべきところを,全部「野村俊輔」と書いてしまった。 人のことは言えない。ものを書く立場にとって最も恥ずかしい誤り,しかも贔屓チームの大エースの名前である。これについては伏して大反省いたします。申し訳ない。 ところで昨日の試合。例によって地底人決戦にふさわしく,内容自体はしょぼかったのだが,それでも勝ちは勝ちである。いくら山本省吾が足をつって降板してベイスターズのリリーフ陣が前倒しで出てこざるをえなくなったというラッキーがあったとはいえ,勝利の中身に水を差すものではない。しかし,私,というより昨日集った我々が一様に驚いたのは, 野村謙二郎の采配がいたくまっとうで的確だった。 ということである。 まずは5回。堂林のエラーで先制点,しかもバッターはピッチャーの山本省吾だったという最悪の先制点の取られ方。しかし,ここでどうせ左対右の兼ね合いくらいでしか起用していなかったであろう菊池涼介が大三塁打を放つ。バッター石原。なんと,即行でスクイズを仕掛けて同点にしたではないか。これまでなら石原の当てにもならない打力を期待してフリーに打たせて凡打が落ちである。それが,あんなまともな野球が頭の中がお花畑状態の野村謙二郎に出来るのか,誰か別人が采配をふるってるんじゃないかと一同驚いたものである。 そして7回。今度はワンアウト1,2塁でバッターは先ほどのヒーロー菊池涼介。これまでなら柳の下にドジョウが何匹の世界でまた菊池にチャンスを,となりかねないところを,ちゃんと代打の神・前田智徳を起用して,きっちり勝ち越し点を取った。これまた当たり前の采配なのだが, そんな野球これまで3年間一度も見たことがなかったのである。 やれば出来るじゃないかということなのか,あるいはさすがに今年あちこちから再燃している采配批判を何とかかわすために恥も外聞もなく教えを請いにいったのか,まあ後者だろう。きっと松田元の意を受けた鈴木清昭君あたりが走り回って采配の要諦をいろいろ聞いてきたか,野村克也や橋上秀樹の箸にも棒にもかからない著書をよんだか,まあどちらかだろう。 ところで,今日の中国新聞の「球炎」。中身はどうでもよかったのだが,書き出しが至高のギャグだった。 >「一枚の葉書」が読者から届いた。内容は, >「野村監督は最高の指導者。采配批判しないで」というものだった。 私はこの二行で半分宿酔気味だった頭がしゃきっと覚め,家族の前で爆笑するのを抑えるのに必死だった。言うまでもなくこの葉書を書いた人の論理は何から何まで間違っている。「野村監督は最高の指導者」って根拠は?「だから采配批判しないで」って,どんなに立派な指導者でも失政をおかせば批判にさらされるのが民主主義の原則である。要するに,本当に野村謙二郎をカルト的に信じ込んでいるかわいそうな人なんだろうと思うが,問題はそんなことをいちいち書かされた「球炎」の立場である。まあ前述の通り昨日の采配は本当によくぞここまで出来ましたという采配だったから十分褒めていいんだが,そんなことをいちいち冒頭に持ってくることもあるまい。どうやら始まったようだ。 松田元による暴力をも辞さぬ采配批判,体制批判封じ込め作戦が。 そういう今だからこそ,今私が賛同し,拡散を目指している「ズムスタ逆入場キャンペーン」を強く推す。詳細はリンク先をご覧いただきたい。また,「広島のマスコミ各社に対するカープファン一斉行動呼びかけ。」も始まった。これも詳細はリンク先をご覧いただきたい。 いまこそ八百長集団ハジメケンジロウ猿芝居一座を崩壊させよう。 BlogPeople (後記) しかし,菊池涼介はやはり評判通りの選手だった。間違いなく安部とセカンドを争い,来年はセカンドのポジションを取ってしまうかもしれない。あの三塁打のバッティングなんて今のカープのオブラート打戦には誰も出来やしない。せっかくなので動画をアップしておきたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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