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テーマ:~広島東洋CARP~(4367)
カテゴリ:今日のカープ
言うまでもなくセントラルの夏休み吉例の企画で,2カードずつ往年のユニフォームを復刻しているのであって,カープは1975年のアウェイ用ユニフォーム,すなわち1975年10月15日に旧後楽園球場でカープがV1を達成した,まさに屈辱から栄光を手にした象徴なのである。まあ,カープが復刻ユニフォーム企画をやったときは,どういうわけかろくな試合をしないことがお約束になっていて,あの赤ヘル黄金時代のホーム用ユニフォームの時も,現時点で最後の優勝をしたときのホーム用ユニフォームの時も,そして昨年の赤ヘル黄金時代アウェイ用ユニフォームの時も,見ていてがっかりさせられる試合ばっかりだったような記憶がある。
今年もまさにそうなるかと思った。昨日の試合はもうどうしようもないヘボ試合で,往年のカープならかんたんに終盤ひっくり返して勝てたゲームだったし,そして今日。マウンドに上がったのは福井優也。背番号11。あのユニフォームで背番号11といえば今や日テレ系の太鼓持ちに成り下がってしまった池谷公二郎。左手をひらひらさせる独特のフォームから剛速球を投げ込む攻め一本槍。優勝した1975年は18勝,そしてよく1976年は20勝で最多勝を獲得している。その魂が,福井優也に乗り移った,かに思えた。3回までは。 4回表は,もう情けないの一言に尽きる。鳥谷にヒット打たれたくらいでおろおろして,新井良太のような仮免四番くらいバサッと切り落としてやるわという気持ちも見せられずに連打を食らい,3億円おぢさんを歩かし,4番を剥奪されたキツネザル君を内野ゴロで打ち取ったまではよかったが,まあ坂ごときにかんたんに長打を打たれてしまっては,もうお前なんか帰れとしか言いようがない。あの場面で横山にスイッチした判断は珍しく妥当だったし,横山はさすがに格が違った。結果的には,これが勝負の分かれ目となったのである。 ところで,赤ヘルヘボ打線は,徐々に馬脚を現し,このところ一桁安打に3得点以下の試合が続き,まさに松田元だけを喜ばせる結果となっていた。しかし,ジャイアンツ戦は3試合で3点というていたらくで勢いを落とし,ベイスターズ戦では前田健太を見殺しにして勝てるはずの試合を落とし,昨日もバリントンを見殺しにして楽勝で勝てるはずの試合を引き分けるというあってはならないことをやってしまった。しかもタイムリーなどなかなかお目にかかれず,エラーやパスボールでもらった得点の多かったこと。何がクライマックスシリーズじゃいと憤慨していた。しかし,ここに来てさすがにカープのヘボバッターどもも,自分たちに向けられる視線が徐々に厳しくなってきたことを認識したのだろう。1番で出る割には全然働いていなかった赤松の2塁打をきっかけに,これまた8月打率大暴落の梵がしぶとく粘って能見からタイムリーを打って追い上げると,6回,迎の死球と上本のエラーで作ったチャンスに倉。21打席連続ノーヒット中。その倉が「三振してもいいから思いっきりいった」という覚悟で振り抜いた逆転タイムリー2塁打。 これぞカープのキャッツ戦のかつてのデフォルトの野球である。 まああとは,その流れで流れただけである。現在の実力通りの野球がようやくできたというだけである。まあ,これで少しはかつての赤ヘル戦士の先達に恥じない野球が出来たかな,と思うところである(なんかみんなお亡くなりになったみたいだな。天上界に行かれたのはルーツ監督に野崎ヘッドコーチ,寺岡コーチと三村敏之氏だけなのであるが)。そうそう,天谷がレフトの置物のおぢさんを狙ってランニングホームランを打ったことだけは痛快だったと,日記に書いておこう。 しかし,明日の予告先発は今井啓介とスタンリッジ。今井はジャイアンツ戦のフィーリングを忘れていなければ絶対にいいピッチングが出来る。あとは,赤ヘルヘボ打線が,これまでのヘボぶりを反省し,今日のようなしつこい野球が出来れば,スタンリッジも恐るるに足らない,はずだ。なんといっても来週開けは神宮での対スワローズ直接対決。 絶対にここに貯金を持って乗り込まなければならないのだ。スワローズが息を吹き返す前にたたきのめさないといけないのだ。 でもなあ,松田元は今頃おろおろしているんだろうなあ。これ以上勝ってくれるなと思っているんだろうなあ。それを思うだけでも腹が立つ。 こういうときだからこそ,今私が賛同し,拡散を目指している「ズムスタ逆入場キャンペーン」を強く推す。詳細はリンク先をご覧いただきたい。また,「広島のマスコミ各社に対するカープファン一斉行動呼びかけ。」も始まった。これも詳細はリンク先をご覧いただきたい。 いまこそ八百長集団ハジメケンジロウ猿芝居一座を崩壊させよう。 BlogPeople お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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