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2012/12/14
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カテゴリ:今日のカープ
7回にわたって悪口雑言の限りをまき散らし,いや一応まじめに考察してきた今シーズンの反省企画。やはり最終回は,この日でなければならない。

言うまでもない,我が故郷の赤穂市では,赤穂義士祭が行われる12月14日,時は元禄15年12月14日江戸の夜風をふるわせて,旧赤穂浅野藩の47人の浪士が奇しくも降りしきった雪を踏みしめて(それは旧暦だから)本所松坂町の吉良邸に討ち入って吉良上野介公を打ち取って本懐を果たした,いわゆる赤穂事件,俗に言う忠臣蔵の物語があった日である。それはもちろん赤穂市出身である私にとっては特別な日であるのだが,早い話が,

すべて問題点は一点に収斂される,すなわちまさしく敵は本所松坂町なのである。

投手,野手,戦略,戦術,すべてにおいて今シーズン後れを取った問題点の一件絡み合った紐を丹念に解いていけば,必然的に一点にその責任者,いや下手人と言って過言ではないが,

すべてはあの松田元のバカにたどり着くのである。

それは,過去7回の結論ですべて匂わせておいたので,勘のいい方は,いや野球をまともに見ている方ならば何を今さら,当たり前じゃねえかと言われるに違いない。まさにご推察の通りなのであって,別段奇をてらったわけじゃないのだが,

それにしても当たり前のことが広島では全く認知されていないことが最大の問題点なのである。

それは松田元が圧力をかけてプレスを抑え込み,ヒロシマ球界の淀みと澱を見せないように公みゅに仕組んでいること,そして応援団を名乗る連中に存在する親松田派の連中,中に存在するチンピラや暴力団構成員まがいの輩に反対意見を圧殺させていることがあったことであることと言って過言ではない。いまだに,弊ブログには頭の悪い蛆虫どもがとりついてきて意味不明なことを書いていっては逃げていくのである。しかも,そんな奴に限って「都合が悪くなったら消すのか」などとほざくのである。本当に殺してやりたいが,こんなファンが多くなってきていることも事実であり,そんなブロガーが増えていることもまた確か,であった。

しかし,その流れが変わった。言うまでもなく堀治喜氏の「マツダ商店(広島東洋カープ)はなぜ赤字にならないのか?」が世に出たことである。そこで,松田元の勝利を追及しない経営,その一方で50億円もの不正蓄財の疑惑が白日の下にさらされた。最初はやれ文章が冗長だの関係ないことが多いだの言って批判して喜んでいた連中が,ひとたび影響力のあるWEBサイトで的確な読みと「松田元の退場しかない」という当たり前の結末を導き出したことによって,みんな黙ってしまい,はては松田元の経営方針に対する問題点を如何によく知っているかと言うことを蕩々と力説するバカまで現れた次第である。まあ,カープファンは如何にメディアリテラシーがなかったかというお笑いぐさに過ぎないのだが。

最後にカープが日本一になった1984年。この頃までカープは我が世の春だった。セントラルの黄金カードは広島巨人戦。しかも走攻守に渡ってレベルの高い戦いを,まさに本物のプロフェッショナルという野球を見せていたのである。しかし,1987年,あの忌まわしき松田元がオーナー代行になって以来,カープの没落が始まった。まず最初に松田元にとって目の敵だった高橋慶彦と喧嘩をしてファンに逆ねじを食らわせられたが,それもまさにどうでもいいようなトレードで放出すると言うことで決着を付け,その後は全く補強に動かない,強化をしない,勝利への執念を見せないと,まさにないない尽くしない尽くしである。1991年があるじゃないかといわれそうだが,あれはジャイアンツが凋落期に入り,ドラゴンズが星野仙一の賞味期限が切れて最後崩壊したから,いや,選手全員が「津田恒実のために」と一致団結して勝ち得たものであった,松田元の功績でも何でもない。冗談右記で,松田元王朝の治世とカープの没落の過程は一致しているのである。

ならなぜカープファンはもっと松田元に対して批判を突きつけぬ。勝てる野球を見せろと。

今日はここまでにしておく。その理由は,やがて見える。

とにかく,カープが21年優勝から遠ざかった最大の責任者は言うまでもなく松田元であり,松田元の退場からこそカープの中興が始まるのである。そのためには,まさに「お印を頂戴」しなければならないのだ。

とにかく,この戦いは今後もぶれることなく続ける。私は大石内蔵助という柄ではないが,堀部安兵衛にでも不破数右衛門にでも,いや俵星玄蕃にでもなるつもりだ。

最後に,やはり12月14日だから,これを載せておこう。



命惜しむな名をこそ惜しめ。
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Last updated  2012/12/14 10:30:50 PM
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