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カテゴリ:今日のカープ
(天上界CARPOB会がなぜか旧両国国技館に繰り出しまして)
石本秀一氏(初代監督):なあカッちゃん。こうやって,たまには遠出して,相撲見物というのも,またええもんじゃのう。 白石勝巳氏(第2代監督):そうですねえ。広島では生で相撲はなかなか見られませんからねえ。これもまた一興じゃないですか。しかも今日は,昭和天皇香淳皇后両陛下をお招きしての天覧相撲じゃないですか。本にありがたいもんですのう。 木村拓也氏:あれ,両国の国技館って,こんな形でしたっけ。 津田恒実氏:ていうか,相撲は蔵前でやってませんでしたか? 長谷川良平氏(第5代監督):元々両国の国技館はこんなドーム型の建物じゃったんよ。それを,戦後占領軍に接収されて,新しく作ったのが蔵前国技館。だからどっちも国技館だけれども,年の初の初場所は旧両国国技館で行われる習わしになってるの。 根本陸夫氏(第6代監督):それにしても,初場所でしかも天覧相撲となると,取り組みも豪華ですなあ。照國に前田山,栃錦に若乃花ときましたか。玉の海に貴乃花,青葉山に栃赤城などと言うのも面白そうだねえ。え?双葉山に雷電?羽黒山に谷風?なんじゃこりゃ。 長谷川氏:まあね,そりゃあこの世界だから,何でもありよ。見てみたいじゃないの。まあ,野球で言えば稲尾対山本浩二,杉浦対衣笠祥雄を見てみたいというようなもんよ。 石本氏:なあ根本よ。何といっても天覧相撲じゃけえ,陛下のお楽しみというのも入っておらせ給われるんよ。まあ,おまえの世代でも,この辺の機微というのは分からんかなあ。 長谷川氏:まあまあ御大。我々は戦前生まれでも戦後育ち。ましてや戦後世代の連中にはわかりはしませんよ,なあ,ミムよ。 三村敏之氏(第13代監督):都合の悪いところばっかり振らないでくださいよ。確かに戦後教育というものは戦前と一変してますからねえ。まだここにいるツネやキムタクはいい方で,私なんぞは小中高と広島教育を受けてますから・・・ 津田氏:ふーん,天覧相撲って,そんなにすごいもんなんですか? 木村拓也氏:そんな御大の神経を逆なですることを言わないでくださいよ,津田さん。 三村氏:まあ仕方がない。こいつは悪気があって言ってることじゃないことくらい,もう御大は分かっていらっしゃるから。 (で,取り組みは進み,酒もすすむ。全員ほろ酔い気分) 根本氏:やー,なかなかいいもんだねえ。相撲場っていうのは。しかも枡席だしねえ。全部据え膳上げ膳お茶屋さんがやってくれるんだから。 長谷川氏:いいもんですよ。管理人も東京在住時代は何かとかこつけては国技館の椅子席で序二段あたりからの相撲見ながらぼんやりして酒を飲むのを無上の楽しみにしていたそうですからなあ。最後は枡席まで奮発したとか。 津田氏:なんか,ああよくぞ日本人に生まれてよかったなあと思いますよ。 木村氏:・・・・津田さん,飲み過ぎじゃないですか。まともなことをしゃべってますよ。 三村氏:ほっといてやれ。そのうち正気に戻るから。 根本氏:行事さんも豪華だねえ。歴代の立行司が勢揃いじゃないの。あの「平成の名行事」二十八代木村庄之助もまだまだ下っ端なんだねえ。 長谷川氏:そりゃあ,何といっても,立行司だけでも何人も揃ってるんだから。 (そこに第十九代式守伊之助,通称「ヒゲの伊之助」が土俵に上がる) 伊之助:本日のお楽しみの取り組みにござりまするーーーっ! 一同:え?何も聞いてないぞ。そんなもんあったか? (やがて美声でならした呼び出し永男が土俵に上がる) 永男:ひがーーし,かしーーわーどーー,かしーーわーーーどーーっ。にーーしー,たいーーほうーー,たいーーほうーーーっ。 (管理人謹白)第四十八代横綱・昭和の大横綱大鵬こと納谷幸喜さんの御冥福を衷心よりお祈りいたします。 果たして天上界の柏鵬戦の結果や如何に。 BlogPeople お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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