ろー・ふぁーむ・かるぴお by pridegreen

数日前の弊ブログで今年は解禁日にボージョレ・ヌーヴォーを呑めなかったことに触れて，解禁日を越したらただの若いワインだと書いたところであるのだが，なんやかんや言いながら結局ボージョレ・ヌーヴォーを購入し，少しだけ口をつけた。呑んだら呑んだで，やっぱりああいいなあと思ってしまうから，いい加減なものだ。

まあ私は決してワイン通でもなければそもそも酒の味がききわけられるほどの通でもないから，まあこの程度でいいのだろうと思う。その代わり，知ったかぶりもしなければ大きな口も叩かない，というより，できない。それでも，やはり機会があれば一流のワイン，一流の酒を少しだけでも舐めるようにはしている。やはり本物かそうでないかは，自分の感覚でないと分からないのである。もちろん酒のみに非ず。あらゆることに通じるものであると思う。

いや，これだけではもちろん正確ではないだろう。どんなに一流の思想に接したとしても，それを受け入れる当の本人が三流の思考しか出来ないのであれば，それは無駄といってもよい。一流のものを，まさに本物と言うべきものを嗅ぎ分けて，それを自分の感性のものとしなければ，何の意味もないのだと思う。その媒介になる営みは，やはり「自分で考える」ということなのではないかと思う。

ここから先は，まあ正直に言えば私の拙い思考力では膨らませて書くことが出来ないので，まあ問いの投げかけという段階でとどめておくとするが，そうは言っても決して難しいことではない。この高度情報化社会の中で湯水のように流れてくる情報を，これまたしつこく書くようだが「素朴な疑問」ベースで嗅ぎ分けて，有益なものとそうでないものとに分類することならば，誰にでも出来るはずだ。もちろん私もそうしている。少なくとも，したり顔をして流れてくる情報は，はっきり言って玉石混淆である，いや，はっきり言うならば石が9割以上と言っても過言ではないのである。なんにも考えずにぼんやりと口を開けていれば，やがて石で一杯になって思考停止してしまうことだろう。

そうやって考えていけば，今ヒロシマ球界に流れてくるニュースなどは，何かおかしいということくらい，すぐに分かるだろうと思う。ひとことで言えば，突っ込みどころ満載なのである。よくこんな状況でみんな無批判でいられるな，ほんまにこれはカルト集団と違うかともいたいくらいである。カルトという言い方に語弊があれば，お近くの領道様の国と言ったほうが適切だろうか。

それほどまでに，私に取ってみれば，今のカープファンをめぐる諸情勢は謎ばかりなのである。どれがどうと言うことは今日は書かないが，最近カープ関連のニュースは本当に中身がないというか，そもそも論として何が言いたいのか分からない。まあカープ女子タレントがライブで歌を歌ったなどと言うことがWEBニュースで取り上げられているのだから，何ともはやである。

これをおかしいと思えないカープファンは，私から言えばおかしい。これだけ愚民化させられているというのは，やっぱり「党中央」がきちんとカルトのやり方を心得ていると言うことなのだろう。

おかしいものは，やっぱりおかしい。

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