ろー・ふぁーむ・かるぴお by pridegreen

負けたこと自体をどうこういいたくはないけれども，11連勝してさらにその上を狙うべき試合にしては内容がお粗末ではなかったかという気がする。あまりにももったいないし，残念だと言わざるを得ない。

結果的にはフランスアが乱れたのが直接の原因になるのだろうが，私に言わせれば13安打で4点しか取れなかったオフェンスの責任だ。普通に考えてあり得ない。ただ，昨日から攻撃が若干雑になっているなという印象を持っていたから，まあこうなるのも宜なるかなと言うところである。さらに突き詰めると，シャビと誠也が猛打賞，西川が2安打，それに野間まで2安打しているのであるから，普通に考えて4点ポッキリで終わるのはおかしい。単に攻撃が雑だったからと言うだけでは済まされない問題点があるからというべきだろう。

やはり，下位打線が全く機能していないというのが正当なんだろう。いかに現状調子がよかったりある程度の長打力が在るとはいえ，會澤や磯村を6番に置かなければならない打順というのはいかにも苦しいのではないか。6番から打線の厚みががっくりと落ちるのである。これをなんとかしないといけないだろうという気がする。そうしないと，セントラルには勝ててもパシフィックには勝てない。

その意味では，やはり9回表，誠也がヒットで出たあと西川に送りバントをさせたのは疑問手と言わざるを得ない。直後の打順にピッチャーが入っていて代打を出さねばならず，右の代打が石原と上本だけという悲惨な状況で敢えて左の坂倉を送らなければならなかったのであれば，西川の打撃に期待してチャンスを広げるのが正着手だったはずである。本当に，緒方という人は攻撃の差配が下手としか言えない。

だからこそかねえ。この人が二言目には「守り勝つ野球」というのは，攻撃の差配が下手くそだからかもしれぬ。あるいは師匠格に当たるミムさんの悪いところだけ似てしまったか。

話が逸れた。これからカープがもっともっと躍進するためには，下位打線問題を解決しなければならない。それはすなわちサードとショートに入る人がもっと打ってくれないと困ると言うことになる。もうショートの人についてはどうこういうのは諦めた。緒方の差配がどうこうよりも球団ぐるみで記録を後押ししようとしているのが見えてしまっているし，これについて書くと低脳君や蛆虫君が湧いてくることからも分かるのである。しかし，サードこそ何とかしないといけないだろう。ひょっとしてここも安部と小窪でなくてはならないサンクチュアリなのか。もしそうだとしたら，日本一どころか優勝だって覚束ないよ。

明後日からは神宮でスワローズ戦である。カープは11連勝で止まったが，スワローズはついに11連敗となった。だから楽勝と思うのは誤りである。スワローズはオフェンスは強い。今のカープのションベン攻撃では打ち負ける可能性もある。だからこそ締めてかかってほしいし，何よりもっと攻撃を重視してほしい。野球は点取りゲームである。守り勝つ野球などという戯言を捨てて，打ち勝つ野球にシフトした方がよいと思うけどねえ。

やっぱりねとしか言いようがない。


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