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2019/10/18
テーマ：～広島東洋CARP～(4355)
カテゴリ：今日のカープ
昨日の記事はまあドラフト会議当日恒例のものであって，まあいわば晴れの門出の日にふさわしく，ネガティヴな方向になりかねないことは書かないのがお約束だし，本来ならしばらくはそういうことを書かないのが筋だと思っている。今年もそうするつもりでいた。
しかし，一部ファンの言説を見るに，今年のドラフトは大成功，100点満点の200点などという触れ込みが出回ると，そりゃ違うだろうという思いがあるし，今年のカープの立ち回り方には若干の疑問もあるところだ。そこで，今日はそのことについて書いてみたい。もちろん，指名された選手に罪はないというのが大前提である。 まずは1巡目指名。結果的に森下は一本釣りできたが，これを戦略の勝利などという向きは本当に莫迦だと思う。私に言わせれば，カープがいかに弱虫であるかという証左である，なぜか。 他球団は逃げなかったのである。もちろん体面上逃げられなかったと言う方が正しいのだが。 来年再来年レベルならば知らないが，5年後10年後15年後ということを考えたときにその完成形が魅力的なのは断然佐々木と奥川なのである。これはもうダントツだ。そしてほとんど唯一無二なのである。それに鑑みたら，逃げるという選択肢は本来あり得ないのである。それでは石川はどうか。もちろん野手ならばダントツだ。だから石川に三球団競合したのである。ベイスターズは森に行ったが，これは地元のスターを育てるという物語性があるからよいのである。 だから，森下が一本釣りできたのである。これは本来喜ぶべきものではない。もちろん即戦力投手がほしいから特攻した，それが実ったのだという言い草も成り立たなくはないが，私に言わせればやはり大義名分がない。だから胸を張るにはちと苦しいのだ。 もうひとつ。2巡目指名の立ち回り方はこれでよかっただろうか。宇草の何を買って2位にしたかがよく見えないのだ。確かに俊足ではあるが，ずば抜けた俊足ではない。守備はさしてうまい方ではないうえに，肩があまり強くないようだ。打撃は確かに魅力的だが，某誌のドラフト特集号では「外角の球を強く叩けない」という厳しいとも取れる評価がされている。これを見ると，本当になんだかなあと思う。 ただし，今年のドラフト戦線，有望な外野手がほんとうにいなかった。JR西日本の佐藤がホークス1位指名となったが，正直驚いた。そのくらい人材不足であったことは確かだ。宇草はその中ではもともと評価はそれなりに高かったのはまた事実である。その意味では，外野手がほしいというのならやむを得なかったかなと思いもする。ただ，カープファンが無邪気に信ずる「俊足好守の外野手」ではないから，それだけはご留意願いたいというほかない。 これをみると，今ドラフトでのカープの立ち回りかたには，肝心なところで無難さを求めているような気がしてならないのだ。言葉を変えれば，これぞカープという野心とか，思い切って一芸に秀でた選手を育成しようというロマンに欠けるのである。やはり，これは佐々岡が1年単位での促成栽培に拘ったからであるのではないかと読んでいる。高校生のラインアップは非常によいだけに残念だ。 え？畝ジュニアこそ「ロマン枠」だって？まさか。 今日も目利きの皆様のご見解やいかに。    BlogPeople  SIGMA People  
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個性のある選手が減ってきたよね。今年、印象に残った選手って、楽天のブラッシュぐらいか？剣道・上段の構えのようなヘンテコリンなバッティングフォームからホームラン33本、打点95を叩き出す能力は凄い。
一昔前なら天谷の打撃フォームを、カープファンでもない子どもたちが真似してたなぁ。やっぱ、プロ野球もエンタメの一面があるのだから、いくら好成績を残すため、と言ってもあまりにもオーソドックスな選手ばっかになってしまった。子どもの野球人口減少の一因になっているような気がしてならない。そういう意味においても、佐々木の脚高く上げるピッチングフォームは豪快で魅力的や。絵になる。 特にカープ投手陣は皆同じような、癖も威圧感もない綺麗な投球フォームだから、ピッチャーが替わっても代わり映えしなくて、リリーフ陣が打ち込まれる要因のひとつになってるんじゃないか？ドラフトでは、超個性的な選手を狙うべきだったと思うがね。 そういう意味で森下は、カープらしい投手と言えるだろう。大学生相手には圧倒的なピッチングをしているが、プロ相手にどうだろう？ストレートの球速はいい感じだが、どうも球質が軽いような印象。ズドンと重く打ちにくい感じじゃない。まあそれでも、ローテには入ってくるだろう。もっと下半身に筋肉が付けば、3年後ぐらいに、無敵のとんでもない投手に成長する可能性は秘めていると思う。即戦力というより2～3年後に期待かな？千賀を超えてほしいネ。 2019福井県高校野球夏季大会決勝、丹生高校（6位・玉村）vs敦賀気比（育成2位・木下）の決勝を動画で観たが、1三振を含む4打数0安打で玉村の圧勝やった。玉村の球速はおそらく142～143キロぐらいだったけど、4番バッター木下はほぼ全部振り遅れやった。他の打者も振り遅れが多い。春期？北信越大会では、甲子園夏季準優勝校・星陵高校の打者相手でもけっこう振り遅れが多く、やっぱ、投球の出所が見辛いようだ。腕が遅れて出てくる感じでSB和田風。玉村は2年目には確実に1軍だろう。2019ドラフトの当たりは、玉村かもね。 (2019/10/19 01:39:07 AM)
こんにちは。いつもは拝読しているだけの者で、初めて投稿させていただきます。
今回のドラフト、いろいろな評価はできましょうし、正直、何年か経過しないと 成功、失敗というところは確定しないと思いますが、ただ、私から見てこれはどうなのか、 というところを二点指摘させていただきます。 一つ目はカープには腐るほどいる右投左打の野手を２人指名したこと。 （育成の捕手も含めると３人） 確かに現在の球界は右打者不足ではありますが、しかし、まともな選手もいるわけで 同じタイプの選手を増やしてどうするのだ、という気がします。 （その分、右打者は希少価値が出てきて逆にチャンスかもしれませんが） もう一つは畝コーチの息子の指名です（本人には何の罪もないですが）。 私は今年たまたまＩＬを見る機会があり、その時彼が出てきましたが、 右サイドスローの平凡な投手で、特に印象には残りませんでした。 彼は２年間ＩＬに在籍しましたが、防御率は３点台です。 ＮＰＢの２軍より低いレベルのＩＬやソフトバンク３軍相手にこの成績、 しかも既に２４歳ということを考えると伸びしろはないことは明らかです。 育成選手でも年俸は３００万円くらいもらえるようですが、こんなことに金をつぎ込むより もっと別のことに有効に金を使ってほしいです。 畝の指名を見て、私は全くものにならなかった永川の弟を思い出しました。 では、失礼します。 (2019/10/20 05:01:56 PM) |
