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カテゴリ:つれづれ
今日は日曜日と言うことで,とあるスーパーに買い出しに行ったのだが,驚いたことに営業開始直後にはこれまで見たことのないような長蛇の列ができていた。いや,先週も同じスーパーに同時刻に行ったのだが,やっぱりみんな出歩きたくないのかねえと思う次第だったから,その落差に驚いたのである。確かに,緊急事態宣言の対象から外された直後ではあったのだが,だからといって一気に買いだめに走らなくてもよかろうと呆れたところだ。
ことほど然様に,今の人,これは広島人に特有の現象なのかどうかまでは比べる由もないのだが,こうまでして行動様式を縛られなければ動けないらしい。言うまでもなく行っているスーパーは日常の買い物をする以上でも以下でもないところであるので,緊急事態宣言が出てようが出ていまいが人出にはあまり関係ないとみていたのだが,どうもそうではないらしい。そんなに湯崎君のお顔伺いが必要かいと思うと哀しくもなってしまう。 どうも今の日本人は,一種の集団催眠にかかっているのではないかと思うところである。もっとワルクチを言うならば「コロナ教」だ。何か人が集まるところにコロナウィルスが自然発生するとでも思っているのではないか。そんなわけがない。確かに万一ウィルスが持ち込まれたら人が密集するところでは罹患の可能性が高いことは間違いないのだが,残念ながら社会生活上それを全く避けることは不可能である。それを理解していない向きが,あまりにも多いのではないか。ついでに言うならば,そんな恐ろしいウィルスが政治家や首長の判断ひとつで効力が失われるとでも信じているのだろうか。全くもってバカバカしい。 そんなのに限って,自分が自粛しているのにそうでない人を見たら文句たれなきゃ死んじゃう病にもかかっているに違いない。こんなのを「自粛警察」と呼んでいる向きは,そいつらと一緒にくたばってしまえばよい。まったくもって,世の中に有害である。私に言わせれば脅迫,あるいは威力業務妨害の犯罪者以上の評価はできない。それをネガティヴに評価しない向きの,なんと多いことよ。 散々ワルクチを叩いてみたが,もちろん密集を避けることが,ワクチンも特効薬もない現在忌まわしきJinmping=Shinzo Virusを避けるただひとつの方法であることまでは否定しない。はっきり言って,毎日毎日満員の交通機関でアホみたいにみんな揃って同じ時間帯に行動しなきゃいかんという日本の悪しき行動様式を変えることは必要だろうし,それを変えたことは大きい。しかし,国民ひとりひとりの行動様式の統制に繋げようとするのであれば,それは違うだろう。実際,緑のたぬきばばあとか大阪三バカトリオなどは,それを目論んでいると言うことは指摘しておきたい。 ああ,こういうときは思いっきり呑み上げたい気分だが,さすがに今そんなことをすると自己責任だけじゃ済まないし,然るべき店に迷惑をかけかねないので,もう少し我慢しよう。まあ湯崎君は臆病な上にあわよくば中央政界へという野心満々なので,そう簡単に元に戻さないかもね。 と,いうわけで,今日の一冊は,やはりこれ。 アナキズム 一丸となってバラバラに生きろ この本については一度紹介したが,まさしく今の気分はAnarchistである。文書はお世辞にもきれいとは言えないが,あの格調高い?岩波文庫にFour-letters-wordを散らせているだけでも愉快である。それはさておき,もちろんAnarchismについて真面目に論じているので,西洋政治思想史に興味のある方,現状に悶々と不満を抱えていらっしゃる方にはぜひ。 すていほうむといわれるたびにはらだたし。 BlogPeopleSIGMA People お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020/05/17 09:03:46 PM
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