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テーマ:~広島東洋CARP~(4355)
カテゴリ:今日のカープ
午後に入ってから強まった雨脚はやがて本降りとなり,試合開始予定時刻だった18:00まで降り続いた。まあ今の雨脚を見るとかなり無理をしたら試合開始にこぎ着けられたかもしれないが,そんなことをしてまでやらなければならない状態であったかどうかは,自明だろう。
リアリズムに徹するならば,無観客の試合など流れても痛くも痒くもないのであって,むしろそれがお客さんを入れられる時期に予備日として入ってくるならば興業主にとってはそれが一番だろう。だから今日などもっとそうそうに中止をかけると思っていたが,実際に試合中止になったのは17:50。先発投手もスターターも発表になった後だった。このへんのカープ球団の感性が,よく分からない。シーズン終盤で無理にでも試合消化をしなければならない時期ではまだないのだから。もちろん今年の日程はかなり厳しいものがあるのは確かだが。 そう,スターターと言えば。私は今日のスターターを見て目を疑った。そして,もう佐々岡真司という人には監督としての胆力がないことを思い知らされた。もちろん知ってたけど,それをこうやって目に見える形で出されたら辛いものがある。 昨日の敗北を総括して,全てスコットが悪いというのは誤りである。5点しか取れなかったことが主要因というべきだし,そういう展開に持ち込むチャンスはあった。しかしそれをむざむざ取り逃がしてしまったのが悪いのである。要するにベンチのアホぶりがすべてというべきだ。もちろんその中には無批判にスコットを投入した起用責任もあるというべきだが,今のカープに流れる極端な オフェンス軽視を見るのである。そこには一部カープファンが無批判に信奉する正体不明な「守り勝つ野球」の亡霊がいるというべきだ。 そんなの,戦闘機に竹槍で対峙するようなものじゃないか。端から勝てるわけがない。 まして,今の野球のトレンドはまちがいなく打力戦だ。そこに通奏低音として流れているのはコロナ禍である。バッターは個人練習で振り込みや打ち込みができても,ピッチャーはなかなか投げ込みをすることができなかった,それがピッチャーの調整を微妙に狂わせているようだ。だから,素直に打撃重視,攻撃野球にシフトすればいいものを,アホみたいにきれいに勝とう,美しく勝とうとしているから,おかしなことになるのだ。野球は採点競技じゃないんだけどねえ。 こんな中,今日無理に強行しようとしたのなら,ほんまにアホかと言わざるを得ない。トレンドに合わない,そして間違いなく今のカープの戦力バランスから見ても合わない野球を,雨の中無理してやって,勝てると思うかってんだよ。まったく。 今佐々岡真司という人に必要なのは,過ちを改めるに憚ることなかれの精神である。もっとも,過ちであることを認められないのかもしれないが,それじゃ前任者や前々任者と同じだ。要するに,勝てない。雨のおかげで半日頭を冷やす時間ができたのだから,少しは考え直そうよ,ねえ。 雨を味方に付ける発想も大事だよ。 BlogPeopleSIGMA People お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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確か今シーズンは異例の日程なので、どこの球場でも試合開催の決定はNPBによって判断されると聞きましたが・・・
(2020/07/03 09:21:44 PM)
この期に及んでメヒアをつかうとは、センスのなさ全開だな、佐々岡。
無能采配に花を添える上本スタメンもかなり香ばしい。 そりゃ、大瀬良も嫌気が差すわ、責められん。 野村、緒方、佐々岡、将としての能力ではなく球団への貢献度、ハジメの犬度で監督選びをする古臭さに吐き気がする。 同じ凡打見せられるなら小園や林、大盛などの将来性ある選手の凡打なら意味を感じるが、上本だ田中だ伸び代もない選手の凡打は見てるだけで鬱々としてくる。 (2020/07/04 02:48:33 PM)
投打ともにスカスカ、この先10年はBクラスを彷徨う様が目に浮かぶチームに成り下がった。
当て逃げ専門の小粒な野手ばかりをドラフトし、育成を担うコーチ陣も二流揃い、そして一軍監督は既存戦力の起用を優先して保身、保身。頭が腐ると全身に腐敗が回る。 ダメなサラリーマン組織を落とし込んだような構図。 誠也が抜けるのは時間の問題、そうなればこのチームからは華が消え、安定の暗黒時代に逆戻りだ。 (2020/07/04 04:44:59 PM) |