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テーマ:~広島東洋CARP~(4367)
カテゴリ:今日のカープ
既に暦の上では秋という中,通例なら「残暑お見舞い」というべきところであるが,先週末来の暑さはもう度を越えていると言わざるを得ない。いや,週間天気予報を見た時点で覚悟はしていたのだが,いざなってみると半端ではない暑さである。広島でこのくらいだったら京都などスチームオーブンの中のような暑さではないかと思ってぞっとする。実際,1994年の京都市の暑さは半端じゃなかったのだが,きっとそれすら上回っているのだろう。
そんな中で,昼間の暑い中からコンディションを整えて18:00からの興行に備えるプロ野球選手に対しては,まさに尊敬の念を持っているところである。まあ自分にはできない。もともと自分は暑さには体がついていかず寒いと逆にメンタルが滅入ってしまう困った体質なので,真夏にも真冬にも弱いのだが,特に盛夏は駄目だ。冷房ガンガンでないと何もできないのである。 ところで,明日からカープはホーム6連戦,しかもベイスターズジャイアンツと上位チームとの対戦を控える。まあ正直,京セラドーム大阪での内容を見ていたら,気持ちが乗らない。頑張ります,絶対に勝ちますなどといわれても,にわかには信じがたいとしか言いようがないのだ。しかし,まだ浮上への切り札はある。それは,失われかけたホームゲームアドバンテージを取り戻すことだ。 今はコロナ禍でお客さんの人数も少なくしかも大声援を送ることもできないという状況なので,いわゆる市民球場での大声援というアドバンテージはない。いや,やりようによってはできるのだがハジメがそれをさせない。非常に哀しいのだが,もうひとつのアドバンテージはある。いうまでもなく,広島の暑さである。 もちろんカープの選手にとってもこの広島の暑さは困りものだとは思われるが,それでも若干の慣れはあるだろう。一方他球団の選手にとっては,まさにこれは地獄に違いない。これを活かさない手はない。事実,昨年某在広局の特番で呼ばれた落合博満も強調していたところだ。 そう考えると,特に鍵を握るのは今週末のジャイアンツ戦だろう。こちらは広島に腰を落ち着けて6連戦。相手は東京ドームから当日移動での広島での試合だ。一気に突破を狙うなら,ここしかない。もちろん,肝心のカープの選手が夏バテで落ちぶれてしまっては話にならないのだが。 そのためには,やっぱり打つしかない。点取るしかない。いくらピッチャーが頑張ったって2点じゃ勝てぬ。善意のカープファンが二言目に言う「投手を中心にした守り勝つ野球」の最大の欠陥である。 まあ,それ以上のことは,今日は書かない。こちらも夏休み明け,そして酷暑あたりで半分頭の中が朦朧としている。まとまった論考を書く気にはならぬ。 でもひとことだけ。 昨日も書いたが,「実績への信頼」で全てが解決すると考えるのは思考停止である。それは実はもはや陳腐化した「元最新鋭武器」を振り回しているだけかもしれないのだ。 必要なのは,今戦える戦力なんだよ。今の今。2020年ペナントレースに,ね。 残暑とはとてもじゃないが言えない。 BlogPeopleSIGMA People お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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