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テーマ:~広島東洋CARP~(4367)
カテゴリ:今日のカープ
今日は,仕事の都合で最後まで映像にも音声にも接することができなかったので,見てきたようなことを書くわけにはいかない。しかし,あくまで文字列でチェックした範囲内ではあるが,今日の試合だけ切り取ってみたらきっと文句はないのだろう。小刻みでしかも抜け抜けではあるが1点ずつ刻んで4点取ったし,何より完封したら絶対に負けはしない。九里はよく頑張ったというべきだ。
でも,なんかすっきりしない。それはきっと4点しか取れない展開ではなかったということと,九里が0点に抑えてもおかしくないくらいの相手の状態だったからというのが正当かもしれない。この4連戦,確かにヒットはたくさん打たれた試合はあったがそれでも取られても5点だったし,昨日は祐ちゃんが先頭打者ホームラン打たれたとはいえ2点に抑えたし,要するにいくら怖い打線とはいえ流れを分断すればそうそうやられっぱなしではないという当たり前のことを実践したまでなのである。ならば,なんでこのカードが2勝2敗で終わったのかという問いに,答える術がないからだろう。 そう,今のカープの最大の欠陥はピッチャーではない。点を取れないことなのである。佐々岡とか一部カープファンはことあるごとに投手陣を責めるのだが,間違っている。どうも頭の弱いファンはいまだに「投手を中心に守り勝つ野球」なるものを唱道するのだが,もういい加減にして欲しい。「守り勝つ」をあえて善解して「無駄な点をやらない」に置き換えたとしても,それは得点能力の高いチームのアドヴァンテージになり得るに過ぎないのだ。 もうひとつ言うなら,今日のオーダー。佐々岡にしてはずいぶん思い切ったと思うのだが,まあひと月遅い。それに,データとしては今年の京山は左打者には弱いというものが出ていたのであるから,一二軍の入れ替えをしてでも左打者,もっといえばしっかり触れる左打者を並べなければいけなかったと思う。そういうところが,頭の固さというか,地頭の悪さというか。 とにかく,明日からだ。佐々岡は間違いなく水道橋で無様に三連敗したあと「ホームでやり返す」と曰った。ならば,全力でやってもらわねばならぬ。しかし,この4連戦の内容を見るに,些か厳しそうだ。結果の出ないバッターやそもそもやる気の見えないバッターは,過去の実績を問わず使わないという蛮勇が必要だろうが,さあどうかね。 そもそも論として,お客さんをたくさん入れるようになったのだから,それに応えるためには銭の取れる選手を出す必要があるだろう。ただ,看板大関はいらないのだ。真の意味で「役相撲に叶う」役者が必要なんだ。グラウンドに落ちている銭を一生懸命拾おうとしている選手こそ,今グラウンドに立つべきなのである。 まずは明日菅野智之と対峙するのだが,少なくとも一昨日や昨日見せたような気のない攻撃は願い下げである。恥も外聞も捨ててセーフティバントで揺さぶり続けるとか,一人10球は粘るとか,そういうことをやってみろってんだ。 プロフェッショナルは結果でしか判断されないのが宿命。 BlogPeopleSIGMA People お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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