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カテゴリ:つれづれ
昨日は書こうと思えば書くことはあったのかもしれないが,何となくその気になれなかったのと,他にやりたいことがあったので更新をサボった。今日も正直状況は変わってないし,大本営も動きがないから,今日もそれでいいかと思ったけれども,ぼんやり日本シリーズなどテレビで眺めていたら少しだけでも書きたくなったので,今日はざっくり書いてみたい。
その日本シリーズだが,私は旧南海ファンだからホークスを贔屓している。それを抜きにしてもやはりホークス有利だろうと思っていたのだが,今日の試合を見てそれを強く持った。やっぱり,ジャイアンツなんて田舎美物だ。ホークスの野球と比べたら見劣りするというか,質が違うのだ。もっとも,そこに案外隙があるかもしれない。それを実感したのは,4回表,2死2塁からのデスパイネのレフト前ヒットで明らかに栗原が無理筋の本塁突入をして刺された場面である。 もちろん,無理筋とは言ってもあり得ない策ではない。少しでも送球が逸れたら分からないところではあるし,かつての赤ヘル野球ではよくあった作戦だが,次の1点で試合の流れが決しかねないという場面でそんなギャンブルをする必要があっただろうか。それをやったというのは,はっきり言えばウィーラーの守備はもちろん,ジャイアンツのディフェンス自体がなめられていたということだ。 実はそういうところに,案外隙は生じる。ジャイアンツの9回裏の「反撃」なんて屁でもないが,明日の第2戦,徹底的に「弱者の野球」をやったらまだ分からない。まあ原タツノリなんぞに出来ないだろうが,石井琢朗当たりが策を授けて開き直れれば,星取りが変わってくるかもしれぬ。根拠はない。これはプロ野球を四十有余年見てきた勘である。 まあ,個人的には,ホークスの魂が眠る大阪でホークスが胴上げというのもいいかなと思っているのだが,きっと天上界の鶴岡親分や杉浦さんはそうは思わないだろうな。隙を見せるな,徹底的に叩いてしまえと仰るに違いない。それに,京セラドーム大阪はホークスとは関係がないし。 話は変わるが,今日の地上波テレビ中継を担当した上重聡。なんでこんなのが野球中継の花形に出てこなければいかんのかと思う。てゆーか,普通にこんなの出しちゃいかんだろう。日本テレビも落ちぶれたものだ。PL学園,立教大学のエースという自負だけあって自分こそ野球を知っているんだ感を醸し出しているのがなおさらいけない。何も知らないしスポーツアナウンサーとしては三流のくせに。 もちろん,長く新日本プロレスの中継をしていた辻義就も実は日本シリーズの中継をしたことがあって(1991年の第5戦,よりによって市民球場だった),テレ朝ふざけんなと思ったことがあったが,今から思えばそれはそれなりに聞けた。まあプロレス中継の世界では確固たる「藝」があったからだろうし,一応は実況の基礎をわきまえていたからだが,上重はそれすらない。ジャイアンツを持ち上げていれば一丁上がりのような安っぽい仕事にしか見えない。 しかし,翻ってみるに在広プレスはどうだろうか。上重を笑えるか。4局とも壊滅状態だ。特にラテ兼営で在広プレスを牽引すべき存在であるRCCの惨状には言葉がない。くだらない蘊蓄を振り回すばっかりで今グラウンドで何が起こっているかの描写が疎かになっているし,なにより聞きにくいったらありゃしない。その他3局も似たようなものだ。 まあ,無理矢理まとめれば,今のヒロシマ球界,プロフェッショナルとしての仕事が軽んじられているということなんだろうな。いや,ファンと称する人たちがそれを理解できないんだもん。見る側のレベルが低いとやる側のレベルも上がらないし,それを仲介するプレスの仕事も必然的に低下するんだよね。悲しいかな。 どんな業界でも同じなんだろうけれどもね。 BlogPeopleSIGMA People (後記) 現在開催検討中ではありますが,弊ブログオフ会兼忘年会「歳末のバカ騒ぎ2020」について,興味のある方はこちら(PC・スマホ向け)またはこちら(携帯向け)まで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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