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テーマ:~広島東洋CARP~(4367)
カテゴリ:今日のカープ
まずはよそさんのことではあるが,FAで主力2枚を抜かれる形となったベイスターズ。そのうちBクラスだった梶谷の人的補償選手として,田中俊太を指名したとの報道が踊った。帯に短し襷に長しのかのチームの二遊間の補強にうってつけと思われたのだろう。ジャイアンツにいたところでセカンドを吉川尚輝と争えるかというところなので,ベイスターズ移籍はきっとプラスになるだろう。もちろん,神奈川は彼の地元でもある。
ところで,田中俊太といえば,言わずもがなであるが田中広輔の弟である。奇しくも田中広輔,ベイスターズがFAで調査しているという報道がされて一部もの知らぬファンをやきもきさせたところであるが,まあこれでみんな分かっただろう。はっきり言ってしまう。 ベイスターズの,いやおそらくは他球団の田中広輔の評価って,その程度だったのである。 既に私は書いたところだが,ベイスターズが田中広輔を調査しているという報道でのキーワードは,「内野のユーティリティとして期待している」である。ショートのレギュラー確約ではなかったのだ。守備は広輔より上だが打撃はいまいちな大和と右に同じ,まあ若干打撃力のある柴田,逆に打撃は広輔を凌駕するが守備は難ありの倉本が競っているポジションであるのだが,広輔は彼ら以上の評価がされてなかったということである。いうならば,ベイスターズが調査していたレベルは,梶谷の穴を埋めるという点も込みで,俊太で事足りるというのがベイスターズの本音だと言うことだ。 さらに言えば,もし広輔をFAで引き抜こうとしたら少なくとも今年度の年俸から上乗せすることが必要になると思われるところ,そんな金を払う気はさらさらありません,もっといえばそんな商品価値はないよといわれたも同然なのである。むしろ今季年俸1700万の俊太で代替できるならば,その方が万々歳というのがベイスターズの本音ではあるまいか。もちろん打撃も守備も走塁もまだまだ広輔には及ばないだろうが,鍛え込めばという思惑もあるだろう。 逆に言えば,果たしてカープ球団は田中広輔に1億5000万円の複数年契約をする価値なんてあったかということが,問われなければなるまい。相対的にショートがラインアップの弱みであるようなチームに,そっぽ向かれたも同然の選手を,高給を持って遇する必要があったかということである。もっと言うならば,スローイング,走塁の加速とスライディングに難があり,打撃も一昨年半ばより劣化著しく上がり目も見込めない選手に拘る必要なんてあったのだろうか。 それなのに,なぜか一部カープファンは,広輔に拘るのである。ほんとうに野球見ているのだろうかと思う。いまだにタナキクマルの幻影を見ているのだろうか。 いや,拘るだけならばどうぞというまでだが,間違いなく広輔を加速度付けて抜き去るであろう小園に対する嫌がらせとも思える言辞の多いことは興醒めである。いや,ファンだけならまだしもチームぐるみで,球団ぐるみでやっているのではないかとさえ思えるのである,ここまできたらパワハラといわざるを得ない。こんなことやってると,今に有望選手から忌避されるよ。分かってる? まあ,何を言っても聞く耳持たないんだろうな。ここまで来たらカルトだよ,あーあ。 悔しかったら1億5000万円分の働きをしてみろよ。 BlogPeopleSIGMA People お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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