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テーマ:~広島東洋CARP~(4367)
カテゴリ:今日のカープ
結果だけ見たら,まあ負けなくてよかったと思う。万が一のことがあったら,いかに相手が手負いの虎といえども逆ねじ食らわされる危険性があったからである。まさにそれに嵌まったのが先週のバンテリンドームだったわけであって,2週間続けて同じ轍を踏んだらそれこそMarx先生ではないが,みすぼらしい笑劇と言われるのが落ちである。
ただ,引き分けでいい試合だったかといわれれば,絶対に違う。きっちりと9回で押し切って勝たねばならなかった試合である。まさに「守り勝つ」というならそうしなければならなかったはずで,それができないのならそんなもの標榜するのはやめちまえといいたくなる。 その意味では今日の大瀬良は落第点だ。これが遠藤とか玉村だったらやむなしだが,大瀬良なら踏ん張らなければならない。6回3失点でいいというのは並のピッチャー,エースを標榜するなら取った得点以下に抑えてほしいものであって,これで仕方ないよねというのは大瀬良に失礼なのである。 それでも143試合全部思うとおりに行かないのも事実だから,今日のような日もあると思うしかない。でもやっぱりそれで済ませたくない。やっぱり勝てる試合は勝っておかねばならない。まして手負いの相手にあれだけ苦しむというのは下の下である。 オフェンスは今日は不出来極まりなかったが,マクブルームを欠いていたからある程度やむを得ないともいえる。ただ,いつまでも繋ぎの野球で勝てると思ったら大間違いで,たくさん勝ちたけりゃ火力がなきゃいけない。誠也がいなくなったから今年は繋ぎの野球でなどという言葉に納得させられているのは頭が弱いしるしである。どのような前提であろうと中軸の長打力というのはなければならないのだ。 そう考えると,今のカープのオフェンスメンバーは,あまりにも弱い。つぎ込みたくてもつぎ込む駒がないのである。かといってファームにもめぼしい存在はいない。ちょっとこれは真剣に補強を考えた方がいいのではないか。でないと,いいのは今だけでじきに泣きを見るよ。 あすは森下と秋山のマッチアップになる。今のカープのオフェンスでは秋山を打つのは難しいだろう。森下がいかに耐えるかが勝負の鍵を握ることになる。 あまりにも残念。 BlogPeopleSIGMA People お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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