ニキビと洗顔の深い関係
ニキビが起きる原因としては次の2つが最も重要です。
1,皮脂の分泌量が多く、
また酸化しやすい皮脂を分泌する体質
2,毛穴の出口(漏斗部)が角化しやすい体質。
1と2により、毛穴の中に皮脂汚れがたまり、
出口がふさがれるとニキビ菌が爆発的に増えることで
ニキビが出来てしまいます。
ニキビ菌は空気の出入りが無い状態が大好きなのです。
つまり、洗顔をきちんとすることで皮脂を酸化させず、
毛穴の出口を塞ぎにくくできますので、
ニキビをできにくくする事ができます。
1、洗顔料は何がいいか
固形石鹸タイプがお勧めです。
クリーム状の洗顔料はあわ立てが不十分でも
なんとなく洗えてしまうことと、
すすぎ残ししやすいからです。
また、洗い上がり感は一つ一つ異なりますので
自分にあったものを選びましょう。
オイリー肌の方はさっぱりするものがいいですし、
乾燥ぎみの方はしっとりするほうがいいですものね 。
固形タイプはよく手のひらであわ立て、
ふわふわの泡を手のひらと顔の間に意識し、
優しくマッサージするように洗います。
手は指を伸ばした状態で、
小鼻以外は指先でこすらないようにします。
泡立ちが不十分だとゴシゴシと洗うことになってしまい、
しみや小じわの原因になります。
あごのまわりなどは洗い残し無く、
また生え際の周りはすすぎ残し無いように注意しましょう。
3,洗顔は1日2回で充分?
オフィスでタバコの煙の中で仕事したり、
外で排気ガスの中を歩いたり、長時間のメイクなど、
現代人の肌はさまざまなストレスにさらされています。
夕方5時に仕事が終わったとしても
それからまた食事に出かけたりすると夜メイクを落とすのは
9時や10時になってしまう方も多いでしょう。
洗顔はなるべく1日3回を心掛けましょう。
昼休みか、夕方仕事帰りに一度しっかり洗顔することを始めると、
お肌の変化がわかるはずです。
4,夜は何時に洗顔してますか
お肌のゴールデンタイムは
午後10時~午前2時と言われています。
この時間に睡眠をとっていると美肌になる、
と言われていますが働く女性にとって、
夜10時までに寝るのは至難の業ですよね。
でも少なくとも普段の日は、
メイクを夜9時までには落とすようにしましょう。
お肌にも休息時間が必要です。
1日10時間のお休みを与えてあげるようにしましょう。
朝7時ごろメイクするとすると少なくとも夜9時には
メイクオフしてあげなくてはいけない計算になりますね。
夜遅く、入浴時にメイクを落とす習慣の方は
9時前に入浴するか、それができないならば帰宅後
すぐにメイクオフする習慣をつけましょう。
5,クレンジングは必要?
クレンジングは必要です。
ただし化粧品の油脂汚れを落とすように
界面活性剤などが含まれていますから、
長い間肌にのせていると肌荒れの原因になります。
ささっとクレンジングして、
のんびり洗顔するようにしましょう。
6,オイルと乳液タイプどちらがいいか
好みもありますが平均して、
オイルのほうが汚れ落ちが良い傾向があります。
乳液タイプの場合、手のひらにのせて少し体温で
暖めてから使用しましょう。
特に冬場、そのままだと冷たいので毛穴が収縮してしまい、
汚れとなじみにくくなります。
7,すすぎの回数は
最低20回、出来たら30回以上すすぐようにしましょう。
すすぎのこしは肌荒れやニキビの原因になります。
8,毛穴汚れが気になるかたは
鼻のあたりの毛穴が黒ずんでしまうと
メイクのりも悪くなりますね。
Tゾーンは皮脂の分泌が多い場所ですから、
酸化した皮脂が毛穴の中に詰まりやすいのです。
蒸しタオルをのせて毛穴を開かせてからのクレンジングを
週1回程度行ってみてください。
蒸しタオルはぬらしたタオルを
電子レンジですこし加熱するだけで簡単に作れます。
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