2007/02/16(金)01:30
■ダイエットは食事と運動と休養です。そこからダイエットが始まります~決まりを守れる人は痩せられるし守れない人はいつまでたっても痩せられません
ありとあらゆるトレーニングは「食事」と「休養」抜きに完結しません。
筋力トレーニングももちろん、例外ではありません。
筋トレ時の食事で特に重要な栄養素は「炭水化物」と「タンパク質」です。
またこれらの栄養素の摂取に際して大切なことは、「摂取量と摂取時間」、
そして「タイミング」です。
摂取量と摂取時間についての大原則は、炭水化物は朝に最も多く摂取し、
夜に向かって減らしていくこと。
タンパク質は逆に朝と昼は中程度にとどめ、
夜に多くすることです。
さらに摂取のタイミングは、筋トレを行った場合、炭水化物、
タンパク質ともにトレーニング終了後できるだけ早く取ること。
なるべく30分以内に摂取し終えることです。
なぜなら筋トレ終了後30分から60分の間に
成長ホルモンの分泌がピークとなるため、
その前に材料を十分に補給したいからです。
筋力トレーニングによって筋肉中のエネルギー源である
グリコーゲンを使い切った状態になった筋肉は、
まるで乾いた砂漠のように炭水化物やタンパク質を吸収します。
さて、ここでダイエット時の食事について一言。
やせたい方はご飯(玄米が最も良い)をたくさん食べ、
おかずを減らしてください。
「エ~逆でしょう、先生!炭水化物が太るんでしょう」。
ダイエットの話をすると、太った方全員がそう言い返します。
なぜご飯は太らないかについて説明しましょう。
炭水化物には砂糖のような「単純炭水化物」と、
おコメやサツマイモなどの「複合炭水化物」があります。
単純炭水化物は吸収が早く、急速に血糖を上げます。
急速な血糖の上昇は大量のインスリンの分泌を引き起こし、
大量のインスリンは脂肪分解を止め、脂肪蓄積を加速します。
太る炭水化物はこの単純炭水化物です。
それに対し複合炭水化物は吸収が緩やかで、
徐々に血糖を上げ、急速なインスリンの上昇を引き起こさず、
脂肪蓄積に傾かないのです。
しかしこのような難しい話をしなくても、
「日の丸弁当」の時代に肥満がほとんどいなかった事実が、
「ご飯で太らない」ことをすでに証明しているではないですか。
教科書や学者の報告よりも「事実に学ぶ」方が
間違いがはるかに少ないと思います。
食事の問題は好みや食習慣の問題もあり、
頭で納得してもそのようにできないこともあります。
例えば、GI値(グリセミック指数値のことで、
食後に血糖が上昇するスピードを食品ごとに表した数字。
GI値が高い食品ほど太りやすい)という指標がありますが、
これらをもとに、使ってほしい食材、
使ってほしくない食材のリストを製造者に渡して、
糖質ゼロ、食塩1%のパンなど、
より理想的な食品の提供をお願いしているのです。
大事なのは、「食べない」ではなく、
「食べても太りにくい食事法」を自分自身で理解し、
食べて良い物、良くない物を
自分自身で選択できるようになることです。
そうであって初めて、永続的に身体機能の高い
健康な身体を得ることが可能になるのです。
ダイエットでのイメージトレーニングってどのようなこと?
ストレッチの方法をイメージ?食事のメニューをイメージ?
いいえ!違います。
綺麗になった自分をイメージするんです。
細くなったあなたは、外出にどんな素敵なファッションで歩いているんでしょうか?
周りの男性が、あなたを見つめているんでしょうか?
すれ違った男性が、思わず振り向くような素敵な女性になっているんでしょうか?
鏡を見て、イメージとどこが違うか自分で確認しましょう。
そして、必ず痩せるんだって心に言い聞かせて下さい。
もうひとつのイメージトレーニングとして。
自分が実際にダイエットしてきたことを、頭の中で思い描く。
そして何が不足していたか・どれくらい食べていたかを思い出し、
痩せるためにはないをしなければならないかを描き、
それをいつ出来るか、どのように行うかを
食生活の中でイメージしていけばいいと思います。
痩せられる人はどんな人???
貴女はダイエットを何回やっても失敗ばかりしている人ですか?
綺麗に痩せたのにまた戻ってしまった人ですか?
綺麗に痩せてそのまま維持できている人ですか?
その辺に付いてお話しましょう。
若い頃はいくら食べても太りませんでしたね。
それは運動もやってたし、基礎代謝が沢山あったからです。
それが歳が行くに連れて運動不足になり代謝が落ちて脂肪が付く。
体重が増えれば余計にお腹がすく・・・悪循環で気が付けば今の身体!
これはいけないと思ってダイエット!・・・・ところっが~~
食事制限やっても、お腹がすくしつい食べてしまう。
運動しようと思って、歩いたりストレッチするけど
中々痩せないし疲れるし余計にお腹がすくし~!
体重計に乗るのも嫌だし、でもお腹の脂肪はたまっていくばかりか、
下腹が出てカッコ悪くなってくる。
太ももが太くてジーンズも入らない。
服を買ったらウエスト10cmも増えて・お尻が垂れて3L!
どうしたらいいのかしら・・・・・
これが、ダイエットを何回やっても失敗ばかりしている人。
じゃぁ、この人が痩せるには何が必要か。
それは、生活習慣そのものの改善なんです。
朝起きたら、顔を洗うし歯も磨く。
洋服を選んで今日はこのファッションで決まり!
・・・って感じですね。
朝起きてはも磨かない人ていないでしょう??
毎日同じ服来てる女性もいない。
手を洗ったらタオルかハンカチで手を拭きます。
服で手を拭く人はいません。
これが、小さい時からしつけられた身嗜みです。
ダイエットも身嗜みと同じ、人と会ったり外出する時
相手に対して失礼の無いようにとか素敵に思われたいから!
これがアピアランスというものです。
何も気にせず自然に出来る行為です。
また、顔を洗わなかったら、
歯を磨かなかったら気持が悪い!
これがエチケットの基本でしょう。
このような行為が出来る人は、ダイエットも出来るはずなのです。
なぜならば、決まりきった日常行為が毎日出来るのに、
ダイエットの基本行為が出来ないはずが無い。
そう思いませんか?
人に会うとき、素敵な方が良い。
そのために何をしなければいけないかそれを理解して
毎日何十年も続けているのに
、人生のほんの短いダイエット期間を努力できない方がおかしい。
今の子供たちの平均寿命は100歳になると言われるくらい、
医学も進歩している。
100年の人生の中のたった3ヶ月~6ヶ月が努力できない。
どうして・・・
良い食生活や運動も、理論的に理解している。
後は行動に移すだけ。
毎日歯を磨くように身体に覚えさせるだけ。
このとき、幼い頃両親に優しく教えてもらった事が
今も沢山身に付いています。。
今、大人になった皆さんはもっと、効果的に早く痩せられるように、
頭で理解していてもそれを行動に移す方法を間違っているからです。