讃歌
エディットピアフを見に行きました。ほぼノー知識だったので、話が前後しすぎてストーリーがとってもわかりずらかった後からネットで検索して初めて事実が確認できたって感じ感想としては火の粉が聖マリアンナ?になって話しかけてくるシーンはやすっぽーって感じでいらないと思います逆に、最愛のマルセルを失ったときに絶望に伏し、狂気ともとれる叫びをあげながら扉をあけそこで観客の前で愛の讃歌を歌うシーンに繋がったなどは感傷的で良かったと思いますそしてやはり、偏見になりますが育ちって余裕があるときにこそ出てくるもんだなって思いましたシャンソン歌手としての確固たる地位を築いたとき、周りに当り散らす様や言葉遣いや金遣いの荒さなど、品性の悪さが随所に…ちょっと見ていて気持ちのいいものではなかったです個人的にあとは妻子あるマルセルに満を持して「私と生きて」って伝えたのは、強気な彼女だからこその言葉でぐっときました奥さんと別れてとかぐだぐだ言わない潔さかっこいいですそしてやっぱり歌の上手さだけはピカイチなんですよねどんなに品が無くて見るのが嫌になっても彼女が歌いだすとさぶいぼがたって画面から目が離せなくなってしまう独特の低音ボイスが心とからだに染みてきました後悔はしてない辛いことも楽しいこともすべて私が選んだことっていう彼女の最後の歌彼女が納得してその歌を歌うことが出来たことこれが彼女の生きた証なのでしょう単純ですが、いつかこんな歌を歌えていたらいいですね