2011/03/31(木)20:11
購買意欲をそそる「光」
今日は久しぶりにデパートなるところへ出かけ、母と姉にそれぞれ誕生日プレゼントを買ってあげたりしてきました。春もののショール(というのかな?)を買ってあげたのですが、まだ寒い日もある春の日の寒さよけにもなり、またおしゃれにもなるということで喜ばれました。よかった、よかった。
で、せっかくそういうところに行ったのだから、ということで、その他にも色々なお店を覗いたり、帰りにはお菓子を買ったり、お惣菜を買ったりしてきたのですが、少しずつ震災前の生活が戻ってきたようで、気分を変えるのには良かったです。
とはいえ、電力をセーブするために、デパートでも必要でない灯りはあちこちで消してある。ですから館内全体、薄暗いというほどではないですけど、何となく暗いわけ。
で、思ったのですけど、「暗い」ということは、人間の購買意欲を消しますね、確実に。周りがぼんやり暗いと、必要なモノを買ったら、「さ、帰りましょ」みたいな気になっちゃう。ま、この感覚はデパートだけではなく、スーパーやコンビニなんかでも感じたことですが。
ということは、今まであの眩しいほどの灯りによって、我々消費者は、知らず知らずのうちに購買意欲を掻き立てられてきた、ってことになりますなあ。必要ないものまでつい買ってしまうという、あの無駄遣いの原因(の一つ)は、実は煌々たる照明にあったとか。
うーむ。光ごときにたぶらかされてたとは・・・。迂闊であった・・・。
なんか一つ勉強した気分。今後、電力が復旧して、お店がまた煌々たる灯りで我々消費者に「無駄なものも買ってけ~」とアピールしてきても、「光に騙されるもんかー」という気で、無駄遣いを少なくするよう、心がけるとなくしますかね。