2020/08/22(土)13:00
効きすぎる筋肉痛の塗り薬
まあ、武術の稽古をしていて、投げられたり転がされたりしますから、体のどこかを痛めるというのは私にとっては日常的なことでありまして。
とはいえ、ここひと月ほど、腰が痛くてですね・・・。
腰が痛いと言っても、ギックリ腰的な痛みではなく、打撲痛、あるいは筋肉痛のような感じ。と言って、どこを打ったとか、そういう記憶もなく、痣もない。ただ、右の腰のやや後ろ側の辺りに鈍痛というか疼痛というか、そういうのがあって、ちょっと体を動かすと痛いんですわ。
で、嫌だな、嫌だな~と、稲川淳二みたいに思っていたんですけど、ふと、そう言えば我が家のどこかに筋肉痛の塗り薬があったなと思い出し。
探してみたらありました。何年前に買ったのか忘れたほど昔の「アンメルツ・ゴールドEX」が。
で、こりゃいいってんで、昨日、ふろ上がりに塗ってみたわけですよ。ぬりぬり。
すると!
治りました。一か月の悩みがほぼ一瞬にして。
そんなことある??
ここで遠い目になって昔のことを思い出すのですが、子供の頃、学校で遊んでいて打撲したりして、保健室に担ぎ込まれたりなんかした時、よく、痛み止めの湿布みたいなものを貼ってもらったりしたじゃん? 変なにおいのする。
あれをしてもらうと、クラスの中で「重傷者」という名のヒーローになれるからいい気分ではあるのですが、実際には効き目なんかありゃしなかった。気分だけの問題で、やっぱり痛いものは痛い。打撲痛にせよ、筋肉痛にせよ、数日経って自然治癒するまで痛みは治まらなかった記憶がある。
だから、打撲痛/筋肉痛の薬なんてのは、気休めに過ぎないんだろうと思っていたわけよ。
ところが、今回塗って見たら、秒で痛みが治まったという。いいの? こんなことがあって?
だってさ、打撲痛にせよ、筋肉痛にせよ、痛みにはちゃんとした原因があるわけで、その原因があっての今があるわけじゃん? いわば、自分と痛みとの腐れ縁なわけだ。
ところがここに「アン・メルツ君」なる第三者がしゃしゃり出てきて、自分と痛みの関係の中に割って入り、「いいから、いいから」とか言いながら二人を引き離して、結果、私と痛みは無理やりに別れさせられてしまった。
うーん。ありがたいような気もするし、なんだか騙されたような気もする。これでよかったんだろうか?
ということで、あまりにも効きすぎる塗り薬に、ちょっと狐につままれたような気分になっているワタクシなのでありました、とさ。
これこれ!
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