教授のおすすめ!セレクトショップ

2023/02/01(水)19:00

患者すらも役に立つ、生きがいができる

思わず納得!(366)

今日は野暮用で、県内の某看護専門学校に行っておりました。  で、そこの偉い人とお話をしていたのですが、談、たまたま自己啓発の話になりまして。  で、私が、自己啓発本の研究を続けてきて一つ明らかになったのは、人が生きがいを感じるのは、自分が何かすごいことを達成した時ではなく、自分が他人の役に立っていると実感した時だ、というような趣旨のことを言ったわけ。でまた、だからこそ、職業に貴賤がないのだと。総理大臣であれ、医者であれ、弁護士であれ、学校の先生であれ、はたまた料理人であれ、コンビニの店員であれ、誰かの役に立っているという実感を得ることは出来るので、その意味ですべての職業は同等であると。  で、私がそういうことを言うと、看護学校のその偉い先生が深く納得され、こういうお話をして下さった。  看護学校では、学生が研修として、附属病院に入院されている患者さんのお世話をすることがある。つまり、患者さんとしては受動的なんだけど、学生の方は患者さんのお世話をすることで、将来看護師になるための勉強をしているわけですな。  その意味で、患者さんは、学生さんのために役立っているわけ。  その役割を果たしている患者さんは、自分が病気であり、人の世話にならなければならないという立場でありながら、それでもなお、看護師の卵の学生さんたちの役に立っているわけです。  だから、そういう立場の患者さんたちは、その立場に立つことで、すごく生き生きするというんです。こんな病人の自分でも人の役に立っているんだ、という実感がありますからね。だから、中には、研修生が注射の練習をするのを励まして、「おお、いいぞいいぞ、失敗したってなんてことないよ。上手になるまで、俺に何度でも注射針を刺してくれ」なんて言う患者さんもいらっしゃるんですって。  で、その話を看護学校の偉い先生から伺って、私は自分が研究してきたことの正しさが実証されたような気がして、非常に感銘を受けた次第。  まあ、それはともかく、いい話でしょ、これ?  やっぱり、人間というのは、人の役に立つということがとってもとっても、大切なのね・・・。今日、このお話を伺って、私も大いに勉強になりました。ありがとうございました、ですよ。

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る