今週末は もうすぐモロッコへ行ってしまうカピタンと一緒に 宮城県にお墓参りに行くことに。
カピタンとは お昼過ぎに仙台駅で待ち合わせだったので、こちらは未明に出発。
途中 塩原辺りのPAで仮眠を取った後 朝食を食べていると 来た。
足の下がゆるゆる揺れて やがてハッキリ‘それ’と分かるくらい大きな地震が。
その時は 外のテーブルセットで食べていたし 直接の被害は全くなかったけど、かなり長い間ゆれが続いた地震。
果たしてその震源は? 規模は?
しばらくすると速報が流れ 震源は岩手・宮城の内陸。
緯度的には 目的地とほぼ一緒。
お墓は大丈夫かしら?
それと 移動中のカピタンは?
すぐにカピタンにメールを送ると 青森駅前のランドマーク的なアスパムが見えた辺りで 列車が停車したままとのコト。
今後 どう考えても列車は遅れるよね。
ワタシたちだって どこまで行けるか分からないし 余震の心配だってある。
不安材料はいろいろあったけど、とりあえず カピタンに会うため 行ける所まで北上することに。
とは言え 高速道路も路面点検などがあって なかなか通行許可は下りない。
途中 何度もSAで停まっては その都度少しずつ北上を繰り返し。
13:00過ぎの電話で 何とか盛岡まで行く列車がありそうだとのコトだったけど、今日中に仙台まで来る列車があるかどうかは不明。
どうしよう?
一瞬迷ったけど、思い切って更に200km北上し 盛岡まで迎えに行くことに。
1泊2日の ちょっと遠いお墓参りのはずが、天災に巻き込まれて 東北縦断のえらい長旅になったねぇ。
結局列車は予定より更に遅れて カピタンに会えたのは 17:00過ぎ。
途中の長い待ち時間と 重い荷物に すっかり疲れきった様子のカピタン。
お疲れ様だったねぇ。
本当なら 今日のうちにお墓参りを済ませておきたかったのだけど、今からではすっかり陽も暮れて 足元も怪しくなるので 明日にすることに。
その後はもと来た道を南下して
《笹谷温泉 湯元 一乃湯》へ。
明日の予定を考えると もう少し近いところに泊まりたかったけど、楽天トラベルを通すと 天災であっても 指定どおりのキャンセル料が発生するというので。
以前 大嵐でフェリーが動かず 泊まれなかったホテルにも キャンセル料を支払ったことがあるけど、このシステム何とかならないものかしら?
それでも ホテルの方も出来る限りゴハンを遅くしてくださったし、本来お座敷での食事のはずが 部屋まで運んでくださった。
ゴハンはムリかと諦めていたけれど 本当にありがとうございました。
お疲れの男性陣は 食事とアルコールを取ると 倒れこむように眠ったけど、ワタシと姫は ご自慢のお風呂でじっくり貸切入浴。
温めの褐色風呂は なかなかじっくり温まります。
温泉タオルが黄色だったけど、鉄分を含んだ褐色のお湯でも 汚い色に見えないようにという心遣いかしら?
お風呂上りに飲泉をいただいたけど、どんより思い感じの水。
味もニオイも そんなに強い訳ではないのに、バリウムのように重くてなんだか飲みづらい。
姫は一口で“もういい”。
ワタシは残りを飲んだけど、ゴクゴクという感じではなかったなぁ。
でも いろんな成分を含んでいるらしく 確かに普通のお水とは 全く違うものだということは良く分かりました。
温泉で1日の疲れを取って いよいよ明日は目的のお墓参り。
今日の地震で 倒れていなければいいのだけど。
ちょっと心配…。