カテゴリ:大気概論 【むしくい】
*災害的事件
· ミューズ渓谷事件 (ベルギー 1930年) *気温逆転が起こり、工場から排出される【SO2】などの汚染物質濃度が上昇した。【60】人死亡。 · 【ドラノ事件】(アメリカ 1948年) *気温逆転が起こり、工場から排出されるSO2などの汚染物質濃度が増加し、14000人の住民の半数が急性呼吸器症状を訴え、17人が死亡。この時期の死亡平均率の【8】倍であった。 · ロンドン事件 (1952年) *気温逆転が起こり、【家庭暖房器具】の石炭燃焼により、浮遊ばいじん濃度が十数倍SO2濃度は6倍となった。死亡者数は例年同時期と比較して【4000】人が過剰死亡している。大気汚染の医学的研究が本格化するきっかけとなった。 · ロサンゼルス事件 (19【55】年) *気温が極めて高くなった事がきっかけで発生したがその原因は不明。 · ポザリカ事件 (メキシコ 1950年) *工場から【硫化水素】が漏れたことが原因である。【呼吸器】・中枢神経系に影響し、320人が入院、22人が死亡。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年10月13日 10時10分05秒
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