カテゴリ:独り言
ドイツ国際平和村への訪問は、今回で3回目。
だいぶ、余裕を持って子供達を観察出来るようになった。 男女別々に、グループごとにやって来て、一緒に遊んだ時の事。 まずは15人の女の子グループと接して感じたのは、、、 学生達が歯磨きダンスを披露して、その後「みんなで一緒に踊ろう!」と椅子に座って見ていた子供達を誘い出す訳なのだけど、足が悪いのにもかかわらず率先して前に出て来てくれるのは、アンゴラの女の子達。 彼女達は、松葉杖放置状態、車いすの上でも、飛び跳ねながらダンスをしてくれた。 やはり、アフリカの赤土の上をダンスしていた血が騒ぐのだろうか。 そして、恥ずかしいから嫌だと、最後まで椅子に座って見ていた数人は、中央アジアの女の子達だった。 うーむ、なるほど~。 同年代の子供たちだけど、国によってずいぶん違うのねえ。 その後の折り紙は、皆好きだったみたい。 ユリを折ってあげたら、アンゴラの女の子が耳の上にさしていた。 良く似合っている~。 学生の教える通りに、すごく丁寧に紙を折り、完璧さが光っていたのは中央アジアの子だった。 次に男の子グループ。 学生の一人が、ニコンの一眼レフを持って来ていたのだけど、彼が誰か一人の少年にカメラを触らせて、他の子供の写真を撮らせた事から大騒動になった。 皆「自分も触りたい、写真を撮ってみたい!!」とカメラに群がった。 ほとんどがアンゴラの子だったので、私はポルトガル語で注意したり、追い払ったり。。。 カメラの持ち主の学生は、「いつカメラを落とされるんじゃないか」と顔面蒼白。 仕方が無いので、一人ずつ、一回シャッターを押させる事にした。 ここが女の子との違いよね。 女の子は機械に触りたいとは思わないけど、男の子は機械に興味津々。 でね、面白いのが年長のアンゴラの子供達のポーズ。 中指と薬指を折り曲げて、手の甲を相手に見せながら両手を胸の前で、交叉させるの。 そして、上半身を引き気味にして、ポーズをとっている。 しかも、子供達はスキー帽をかぶっているし、肌は黒いので、「これって、ラッパー?」って思ってしまった。 きっと彼らのモデルになるスターがいるんだろうな。 可愛いでしょ? そして、仲間が写真を撮るんだけど、それをみんなが見たがるし、時間がかかるかかる。。。 毎回、子供達にガーガー言って、おばさん疲れちゃったよ。 やっぱ、男の子は折り紙より、カメラだったなあ。 子供達が撮った写真は、勿論ぶれぶれの写真ばかり。。。 「これどうするよ?」って話になった時に、いい事を思いついた! 「これで写真展するのってどう?平和村の子供達が撮った写真展!募金箱おいてさ!」と私。 あの施設では、勝手に子供達の写真は撮れないし、許可無く公開も出来ない。 子供の人権問題があるからね。 今回も、私達のクループで一台だけカメラの持ち込みを許可してもらった。 それは自分たちの活動記録のためということで。。。 それ以外の皆は、施設内で子供の写真撮影をしていないのだ。(私も、子供達の写真はない) 子供達が撮った写真はぶれぶれで、誰が誰だかはっきり分からないので、公開の許可がすぐ降りると思うけど、ダメかなあ。。。 悪いアイデアじゃないと思うんだけど。。。 あ、でもその写真展には、「子供にカメラを奪われて泣きそうな顔」のカメラの持ち主の顔写真が必要だ。 それを撮っていない事が悔やまれる。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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