カテゴリ:家族
クリスマスイブから週末にかけて、アンソニーの実家に行って来た。 以前、地雷を踏んでから「今年もひと騒動あるんじゃないか」と行くのが憂鬱だった。 今年は地雷は踏まなかったけど、「命がけ」の訪問だったよー。爆
ポルに住んだ事ある人な分かると思うけど、ポルの石造りの家は夏使用なので、冬はスゴく寒いの。 しかも田舎の家だからすきま風も入って来るし、寒いったらありゃしない。 防寒ばっちりのはずだったけど、やられた~。
義母&義姉の家は、暖房は暖炉しかない。 だいたい暖炉に火を入れるのは夕方位かららしい。 裕福な家でもないし、午前中から薪を使って家を暖めるとなると、結構お金を使うからね。 薪って、キロ単価は安いけど、暖炉は薪を結構消費するので、最終的には効率の悪い高消費型の暖房器具だと最近思っている。
初日、昼ご飯を食べる時には寒くて寒くて、震え上がった。暖房無しだし。 鼻水が出たので鼻風邪かしら、、、と思ったの。 こんな事もあろうかと、日本の風邪薬をすぐ飲んだ。
すきま風だけでは、こんなに寒いはずない!と思っていたら、2階のドアも窓も開けっ放しだったのー。涙 びっくり! 家に居ながら、ホームレス状態!! 一度冷えてしまった家は、ドアを閉めても温度は低いまま。 寒過ぎて、コートを着て昼飯を食べた。 昼だけど、体を温める為にワインをガンガン飲んだよ。
夕方、やっと暖炉に火を入れてもらって、やれやれ。 薬の効果と温かさで、鼻風邪も治まりそうだ。
で、翌日の朝。 寒さで目が覚めた。 顔が寒い~。すきま風ではない。 トイレに行ったら、私達の部屋の近くにある勝手口のドアと窓がバーンと開け放されていた。 さむーーーい。
前夜、暖炉で温めた空気が、すべて入れ替わって冷たい空気になっちゃった。 どうしてこんな事をするの? 折角温めた空気なのに。。。
これはいま始まったことではない。 義母も義姉も、ドアを開けたら閉める事を知らない女達なのだ。 お互いの家は隣同士で、行き来が激しいので、ドアはそのままなのだ。 夏は、たくさんのハエが入って来て、家の中をブンブンぐるぐる回っているの。 夏は外が暑いので、室内の少しでも涼しい所にハエが好んで入って来るのだ。 そのハエを見て「あら~、どうしてこんなにハエが多いのかしらね。」と不思議そう。 いやいや、あなた達がハエを家に招いているんですから~。。。
暖炉を使うと、翌朝までは家の中はほんわか温かいはずなのに、スゴく残念。 お金を使って温めた空気が、ドアを開け放す事によって無駄になっているという考えは、彼女達にはないようだ。 びっくりするのは、彼らがあまり寒がっていないと言う事。 あの状況で、寒さを感じていないと言う事はスゴい事だ。
毎日の慣れって、スゴいんですね。 それとも分厚い肉襦袢を持っているから? 軟弱な嫁には、あの生活は無理です。 人の家でガンガンの暖房は望まないので、もっと密閉性のある状態で過ごさせて下さい。
お陰さまで、鼻風邪は酷くなり、弱った体にごっついポル料理は堪えたようで、夜中に嘔吐する有様。 はあ~、酷い目に遭った。
帰宅して、すぐ元気になりプールにも行って来た。 冬にプールに行って、濡れた髪で外を歩いても風邪を引かない私なのに!! お義母さん、お義姉さん、私はまだまだ修行が足りないんですねっ。
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