|
カテゴリ:子連れの旅
さて、最終日。
お昼前にホテルピックアップ予定。 大ばばが、体調を崩して皆様に迷惑をおかけしたお詫びだといって、 ホテルのバイキングの朝食に皆様をご案内すると、申し出た。 どこまでも、香港の食になじめない小ばばは、 「久しぶりにまともなものが食べたい」と言った。 何たることか!! 香港では美食続きで、第四までもの胃袋を持つ牛がなんとも羨ましい毎日。 食のためならここに移住してもやぶさかではない。 そこまで、思いつめる私なのに、 かたや、どうにも食事が合わなくて、 二度と海外はごめんこうむるとまでいう母。 その母を気遣ってか、自分もそうなのか、 ホテルのコンチネンタルブレックファーストをご馳走だと思っているフシのある、 大ばば。 そんな家の近所でも食べられそうなもの、ご馳走でもなんでもない。 このギャップを乗り越えるのに必死にもがいたのが、 この香港旅行の一番の思い出だ。 結局、大ばば、小ばば、やっぱり元気のないぱた吉が、 三人でホテルで、 久々に、 まともで、 美味しい、 食事をしたそうだ。 私とじじとぱた子は、 どこか朝食の食べられる地元民のお店がないかホテルの近くを散歩した。 すぐそばにお店があったので入ってみた。 メニューはこんな感じ。 我々が旅行者だとは容易に気付いただろうが、 英語のメニューを持ってこないところを見ると、 そんなもの、はなからないんだろう。 じじは、メニューの写真を見てこれが食べたいと言ったが、 一向に通じず、どれを選ぶのかと聞き返されたような雰囲気。 答えられずにいると、去っていく店員。 しばらく、メニューとにらめっこしてから、 去っていった店員を呼んでリベンジ。 確か、『多士』がトーストで、『蛋』が卵だから、 多分この漢字の羅列が、じじの食べたいらしいメニューだと思う。 それと、わかんないからとりあえずメニューの一番上のを一個。 飲み物は、指差し会話帳を使って、 ホットレモンをぱた子のために。 じじは、コーヒー。 そして、私は『ユーンヨーン』 『ユーンヨーン』とは、コーヒーと紅茶のハーフアンドハーフ。 おしどり茶という意味らしいが、 一体どうしたら、コーヒーと紅茶が夫婦になれるのか? 味は、なんと表現したものか。 別に一緒に飲まなくたっていいんじゃないの?っていう程度のものだ。 というのはどうでもいいことで、 私が嬉しかったのは『ユーンヨーン』という私の発音で、 注文が通ったということ。 俄然広東語にやる気が出てきたが、 この日の夜には日本に逆戻りであるので残念だ。 じじには希望通りのスクランブルエッグとトーストがやってきた。 そして、わからずに注文したのは、これだった。 が、ぱた子が喜んで食べたので、よかった。 結局、これでは足りず、 更に想像を働かせ『西多士』はフレンチトーストだろうと、注文してみた。 確かにフレンチトーストだった。 二枚のパンの間にはたっぷりとピーナッツバターが塗られ、 それがたっぷりの油で揚げられた感じだ。 かなりこってりしていたが、お菓子感覚で食べた。 3人でおなかいっぱい食べて1,000円程度。 こういうB級グルメも奥が深くて面白そう。 お店の向かいにジャスコがあったので、 食品売り場をふらふらしてからホテルに戻った。 こちらのブレックファーストは3人で6,000円オーバー。 久しぶりの味噌汁がなんともまあ美味しかったそうだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年02月03日 14時39分57秒
コメント(0) | コメントを書く
[子連れの旅] カテゴリの最新記事
|