ミルンの種まき

[栄養療法] カテゴリの記事

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  ７０項目血液検査結果きました。

  今回の総合評価も残念ながらCではありました。でもフェリチンが56.3と少しですが上がってきています。それに引き換え総たんぱくが低い状態です。だるさはここからなのでしょうね・・・。プロテインを飲んでいないことがここまで検査値に反映してきてるんなんて・・・。しかし今回の処方から消えているということは大豆アレルギー（遅延型）を考慮されているのかな・・・。１３日に電話カウンセリングも受けますのでまた先生にお聞きしてみたいと思います。また新たにDNA、L-カルニチン、イノシトールが増えています。DNA！？そのまま摂れるの！？とここも疑問が・・・。ここ最近のだるさはちと心配ではある。  

  2009年10月10日

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• ただいま帰省中。

  26日、早めの2時過ぎ、スタート。下道で名古屋の街中を2時間かけて抜け、一宮木曽川より、東海北陸道へ入る。通勤割引を使うため、一旦荘川を降り、カードを変え、乗りなおす。がはは・・・。ここでアクシデント発生。ＮＡＶＩ任せに乗ってしまったところ、実は逆方向に戻っていた。気づいたのだがＩＣまでが遠い。往復１０００円のミス。開通したての高速ルートはＮＡＶＩしてくれなかったのである。どうにか乗りなおし、なんとか7時半到着。いつも旦那任せの運転がばればれ・・・。おうちで夕飯をすませ、さっそく実家へごあいさつ。妹の様子も見がてら話しこんでしまった。息子は睡眠時間が短くなるのもあり、いつものようには起きられませんが、計画通り昨日、今日とカラオケ三昧。しかし我が家に帰り、ささっと掃除機をかけるもカビのにおい、ダニアレルギー再開のため、鼻炎がひどく、だるさが倍増し何もできない状態。今日は朝はサプリメントもとるが、どうにも辛いため、漢方製剤を買い、服用し出かけて行った。外にいる方が楽だとも言う。そんなふうなので、持ってきた宿題もそう進んではいない・・・。遊ぶのに頭がいっぱい。久しぶりに我が家で過ごすもやはり寒い。ヒーターが１台、２台と離せない。それなのに、ほこりまみれでどれも換気注意ですぐに切れる。中を掃除せざるを得ない状態。今日はお掃除ＤＡＹ。手が荒れる・・・(-_-;)。少しはアレルギーも緩和できるかな。

  2009年03月28日

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  １１月血液検査がきました。

  今回より血液データからの手書きコメントがなくなりました。カウンセリング時にデータの問題点と照らし合わせてコメントされるそうです。早速カウンセリングの予約をせねば・・・。そして総合評価がつきました。残念ながら『Ｃ』でした(*_*)。そうですよね、ビタミンＢ群も減ってますし、範囲内にあったものがまた外れています。フェリチンは増えてきましたが、なかなか活躍していないようですね。ビタミンＤも増えています。これはサプリメントの内容変化によるものだと思います。ビタミンＤ（コレカルシフェロール）もホルモンの前駆体（ホルモンを作る過程でホルモンができる前の物質）といえるそうですし、カルシフェロールはマグネシウムの吸収にも大きく関わっているビタミンでもあります。マグネシウムの吸収が低下することは骨だけでなく、ホルモンの合成、酵素の生産、免疫応答の働きなどにも大きく影響を及ぼすことになります。というわけで、サプリメントの変更はさほどなく、相変わらずアミノ酸系、マグネシウムがえらい足りてないようですので、頑張ってとらせていきますね。あとＬＧＳ関連のサプリメントも取り寄せる予定にしてます。

  2008年11月30日

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  反応性低血糖症

  検査結果が届きました。やはり、血糖曲線の山が二つありましたね～。下の図は正常曲線ですから見事に反応性低血糖症の診断となりました。判断基準はまだあります。５時間検査中、めまい、頭痛の症状が出た、インスリン分泌の変動が血糖曲線と一致しない、血糖曲線における山が2つ以上あるということで、８項目中３つ該当ということになりました。180分を少し超えたときに血糖値を計った時には63でしたから最低値がもう少し低い曲線にもなったわけですね。空腹時血糖値の血糖値よりも低下するときに、強い疲労感、抑うつ感を自覚するとあるのですが、私としましては、寝ている間もどうなっているのか知りたい状況ですね。朝がものすごく起きられないということは夜中にどれだけ下がり、またどのようにして血糖値が上がるのか・・・。 とにかく今この状況から早く脱却したいのが今の目標ですね。また電話カウンセリングの予約を入れないと・・・。またいろいろ相談してみます。

  2008年11月22日

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  無事登校しています

  夜遅くまで起きている割には朝はきちんと起きて定時に登校できています。本日は学力テスト。久々に国語の漢字が書けたとこれだけは自信があると言っております。ってことは他のは？と言いたいところですが、静かにしていましょう(^^ゞ。とりあえずはテストも終わったので夕方はさんざん友達と遊び呆けて、今、技術の課題を作っています。最近はここ1ヵ月程飲んでいた青汁も市販の安物にしたらおいしくないと飽きられてしまっています。おまけにクリニックのプロテインも拒絶です。最近は特に反抗的で言い出したら聞きません。味がまずいものはのめないということなので、カプセルに詰める事にしました。苦手のアミノ酸もグルタミン酸に変わったのでカプセルに入れる必要も無かったのですが、今度はプロテインをカプセル詰めです。何せ分子が小さく、詰めるのが大変。おまけに量が半端ない！！が、しかしカプセルだったら全部飲むということなので私も必至です(>_<)。とりあえずはもうしばらく続けないとね～。まだまだフェリチンも低いんですから・・・。タンパク質は体の材料なのでとっとかないと・・・。ちなみに1回分のサプリメントです。右のはグルタミン酸です。追加忘れてましたm(__)m。

  2008年09月02日

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• 本日電話カウンセリング

  血液検査結果がだいぶ前に出たものの、まだカウンセリングはうけていなかったのです。息子もいる時にと前からのお約束だったので、私も仕事を始めようやく時間どおりに帰れるように調整できるようになり、本日になったのでした。息子は体ではわかっているのに精神的に栄養療法を信じることができず、私の思いこみだとばかりに反論ばかりしてきます。当然ですよね。いつもいつも病気、体の不調は食べ物から！！と毎日のように言っている姿はうざったいほかないんでしょうね。なんでもかんでも栄養！栄養！はやめてくれ！！というのです。この前も歯医者にまで余計な事を言うなとおこられたばかりです。息子の牛乳信仰もまだまだ健在で、おいしいものは飲みたい！！と以前から口論の元なのです。早速Ｍ医師と息子の話し合い！？により、午前にコップ1杯、午後にコップ1杯を許していただき、満足していました(^^ゞ。しかし、まだまだだるさがあることや風邪をひきやすい話をしながら、もう1年位は頑張って続けていくとすごく変わっていくということなので、とりあえず、続けられるうちは頑張っていこうかなと再確認しているところです。フェリチンの前回より低下している件も血液が作りだされている証拠として代謝されているため、これからも鉄補給は肝心だということになります。やっとビタミンＢ群が増えてきて代謝が盛んに行われようとしている状態のようです。そして以前より、動いても疲れがひどくないのは赤血球が酸素を運べるようになったようなのです。そして副腎疲労の話になり、DHEAのお話になったのですが、息子さんは摂るほどには悪くはないですよとあっさりスルーされてしまいました。もう少し、詳しく聞けばよかったなぁと＼(__ )反省です。糖質制限もすごくよく頑張っているとほめられましたが、思う回復度に温度差が感じられたのは私だけ！？でしょうか・・・。これは電話越しだからでしょうかね～。20分なんてすぐにたってしまいますね(>_<)。とりあえずは変更された処方でもう少し様子を見てみましょう。それまでは、エアメールできたサプリメントでしのぐとしましょうか！！ 

  2008年08月07日

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  検査結果とどきました。

  血液検査データでは、前回の問題点のいくつかは改善しており、このまま栄養アプローチが必要のことです。タンパク質の代謝もよい改善傾向とのことで、糖質制限とビタミンＢ群の補給の成果といいうことです。鉄の利用が亢進し、フェリチンの低下が起こっているとのことですが、鉄代謝にも改善しているそうです。まだまだ継続が必要です。そうなんです、フェリチンはすごく低くなっていてビックリなのですが、ＭＣＶ、つまり赤血球の容積が大きくなり、ヘモグロビン量も増えてます。あと追加されたものにグルタミン、カルシウム、マグネシウムです。グルタミンは準必須アミノ酸と呼ばれ、ストレスにより需要が亢進するそう。胃や小腸などの消化器の機能維持にかかせないそうです。マグネシウムはカルシウムの吸収を助け、脳の働きや神経、筋肉に必要でエネルギーを作り出すのにも関係してます。ここのところ友人関係やテスト勉強などでストレスもあったのでしょう。 データに出るものなのですね。まだカウンセリングは受けてないですが、今のサプリメントのみではもうひとつという考えは妥当だったということでこれからも頑張って栄養素補給にいそしみます。赤字は改善されたデータです。赤字は減ったもの、青字は足されたもの。

  2008年07月21日

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• セロトニンやメラトニンは材料で・・・

  昨日の講演会で記憶に残っていることから少し・・・。最近はセロトニンやメラトニンなどのことが注目されることが多いのですが、基本的な栄養の代謝を整えることがまずは大切なことだということです。よく脳の病気といわれるにはこの物質が足りないと言われます。そしてセロトニンやメラトニンをサプリメントで補おうと思っている方も多くいらっしゃると思います。実はこの神経伝達物質が感情をコントロールしたりバランスをとっていたりするわけなのですが、この物質を単体で補おうとすれば、いずれ脳で作られなくなくなるのです。ではどうしたらいいのでしょうか。そうなんです、材料として摂って初めて脳で作られるのです。脳には血流関門が存在し、脳に影響がある物質は通しませんが、化学物質（薬）は脳にダイレクトに通過してしまうので気をつけないといけないのです。本来ならば脳に必要な物質は脳内で作られるのです。その材料というのはアミノ酸、つまりプロテイン（たんぱく質）なのです。セロトニンもアミノ酸（Ｌ－トリプトファン）、ビタミンＢ６がないと合成しませんし、睡眠リズムを調整してくれるメラトニンもマグネシウムがないと合成しないのです。大まかには食事でタンパク質を取ればいいのですが、そうそう毎日多くは取れないものなのです。そこでサプリメントとして摂るにはやはりプロテインとして材料を体にいれてやるわけなのです。またドーパミンやノルアドレリンといった興奮系をつかさどる物質もＬ－フェニルアラニン（アミノ酸）、葉酸、鉄、ナイアシン、Ｂ６、ビタミンＣ、カルシウムがないと合成しないのです。そしてまたバランスを取るための抑制系のＧＡＢＡもまた興奮系の物質がないと合成されないのだそうです。つまり何が１番大事ってやはり材料としてのプロテインなのです。お話の中に出てきた分子整合医学のカナダのホッファー先生はお歳をとっていらしてもいまだに１日２キロのお肉を食べられるそうです。なかなか大量のお肉は食べられませんよね。でもなんとか脳内物質を合成するためにも頑張って取らないと・・・・。

  2008年06月24日

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• 講演会のお知らせです。

  関西で溝口クリニックの先生の講演会があります。 脳の機能について、栄養という切り口でどのようにアプローチが可能であるか？また、すでにバランスが崩れてしまったときにはどのような対応が可能であるか？そして実際に治療にされた患者さまの症状の経過や、そのときの検査データがどのように改善するのか・・。など、詳しくお聞きになりたい方はぜひいいと思います。今回都合がつけば私も行く方向で考えております。まだ未定ではありますが・・・。クリニックにかかっていながらいつも電話の向こう側ですし、ぜひ聞いてみたいと前からおもっていたものですから・・・。日　時　2008年 6月 22日 （日）13：30～16：00 (懇親会 16:00-17:30) 参加費　一般　2,500円　懇親会参加費　500円 場　所　関西医科大学　１号館第一講堂2F ○問い合わせ 主催：特定非営利活動法人日本ホリスティック医学協会 関西支部事務局 Tel&Fax.０６－６９９３－７５０１　　 詳細： http://www.holistic-kansai.com/mf.html

  2008年06月05日

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• 栄養療法の体験談

  現在は溝口氏の栄養療法ブログ としてありますがそれ以前に発信されていたものです。しかし今はブログのほうに移行してありますので、よく確認のほどを・・・。  ～新宿溝口クリニック通信 ～医師が選択した驚異の栄養療法  としてまぐまぐより配信されていたのですね。栄養療法体験談など詳しく読みたい方などにいいかもしれません。2004/02/19から2006/04/12まで配信されていたものです。こころの病気、アトピー・アレルギー体質、糖尿病と診断された方、偏頭痛・めまい・首肩コリ・腰痛などの体調不良のオンパレードの方などの体験談も見られます。

  2008年05月13日

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• 栄養療法・低血糖症の診断の可能な医療機関

  まだまだ全国には少ないのですが､分子栄養学での栄養療法をされておられるｸﾘﾆｯｸです｡私が知っている中でのﾘｽﾄですので､また見つけ次第UPいたします｡なおこちらの方は私よりはるか前から数々の情報を提供されておられますので参考になさってください｡ マリヤ・クリニック　千葉市稲毛区　http://mariyaclinic.jp/新宿溝口クリニック　東京都新宿区　http://www.shinjuku-clinic.jp/きたのはら女性クリニック　宮城県仙台市　http://www.kitanohara.com/index2.html にこにこ院　栃木県塩谷郡　http://www.nikoniko-family.com/廣瀬クリニック　茨城県水戸市　http://www5f.biglobe.ne.jp/~hiro_cli/treatment.htm柳川クリニック　神奈川県鎌倉市　http://www.yanagawa-clinic.com/クリニーク・ラ・プラージュ葉山　神奈川県三浦郡葉山町　http://www.hayamaheart.gr.jp/antiageing/松山内科小児科クリニック　千葉県千葉市　http://www.matsuyama-clinic.net/のぶデンタルクリニックメディカルサプリメントサービス　東京都世田谷区　http://www.nobudental.com/クリニックハイジーア　東京都渋谷区　http://www.clinic-hygeia.jp/index.htmlひめのともみクリニック　東京都品川区　http://himeno-clinic.com/oshi.htm林整形外科　東京都中野区　http://www.hoc-net.ne.jp/sapri1.htm宮澤医院（東京都葛飾区）医療法人社団 明良会 メディアージュクリニック 青山　東京都渋谷区　http://www.hospita.jp/000613.shtml#kamoku_103958練馬駅西口眼科クリニック　東京都練馬区　http://www.nerimaeye.com/はるなクリニック　大阪市淀川区　http://www.haruna-clinic.com/index.htmゆみこ皮フ科クリニック　大阪府高槻市　http://www.yumikohifuka.jp/supplement.htmlたにまちクリニック 大阪府大阪市 http://www.tanimachi-clinic.com/menu_treatment_supplement.html中野司朗レディースクリニック　奈良県奈良市　http://www.clinica.jp/行徳形成外科　福岡市中央区 熊本県熊本市gdm clinic　岡山県岡山市(ビタミンＣ点滴)　http://www.gdm-clinic.com/山下司内科クリニック　福岡市博多区　http://www.yt-clinic.jp/玄米クリニック　沖縄県中頭郡 ブログhttp://blog.goo.ne.jp/etsuomorita/e/4327f91781d91b859cb27efb9c30d196医療法人白寿会　ハートフルクリニック　沖縄県糸満市　http://www.hakujyukai.com/トータルアンチエイジング上原クリニック 東京都渋谷区　http://www.ta4u.jp/http://www.orthomolecular.jp/index.htmこちらでも栄養療法の医療機関が探せます。

  2008年05月02日

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• ドクターカウンセリング

  本日無事登校してます。先ほど栄養療法をクリニックの電話カウンセリングを受けました。主に経過報告ではありますが、今月に入って良好であることを話すとすごく喜んでいただきました。よく下痢を起こす時はオリーブ葉エキスを減らすのもいいとのことで、最近調子がいいのはそれもあるのかなと思いました。ただよくなったからと言ってここでサプリメント及び糖質抜き食生活をやめてしまうとまた徐々に起き上がれなくなって悪い方向に行ってしまうことになるとすごく念をおされました。息子も調子がいいのでサプリを飲まなくてもいいと言い張る事に、まだまだ回復途中だということを再確認させないいといけません。もう少しサプリメントを摂り続けていくようにし、しばらくしてまた血液検査で数値を確認し、ドクターと息子と話ができる機会を持ちたいと思います。全体的な指標としてコレステロールが120と低いので180くらいまでもっていけるようにがんばれるといいみたいです。とげとげしい会話ももう少しやわらぐでしょうとのことなので頑張ってみます。最近気をつけていることといいますと、もともと９月から甜菜糖を使い始めていたのですが、さらに２月からは果物もやめています。キシリトールはGI値が7と低く使ってみていますが、値が張りますのでプロテインを飲む時に使用しています。プロテインだけでは飲みにくく、今まで飲んでいた大豆プロテインも混ぜています。食生活では納豆やモズクやめかぶを頻繁に食べるようにしていました。フコイダンは便秘の予防や解消、腸内環境の改善、有害物質の排泄作用、高脂血症・高血圧の予防、血糖値の上昇抑制などの生理作用がありますので、これももしかしたらいいのかもと思っています。実は息子はめかぶが苦手で、妹はモズクが苦手・・・。いつも合わせて買わざるを得ないのです(>_<)。でもどちらかでも食べてくれるのでいいでしょう。カウンセリングを受けてみて、また気持ちをひきしめ頑張っていけそうです。

  2008年04月18日

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• 食事改善

  食事改善をしていますが、これが毎日となるとなかなか大変です。栄養療法外来の浜野ゆり先生（東京メディカルケアセンター）がご下記に紹介されています。（１）タンパク質を毎食、十分に摂る。         動物性食品（肉、卵、魚）チーズ、ナッツ、牛乳や豆乳、その他の大豆食品（納豆、豆腐）（２）甘い飲食物や精白穀類（白米、精白小麦によるパン、うどん、ラーメン、そうめん）は避け、　　　玄米や全粒粉のパンにする。     甘い菓子類は避けます。「砂糖不使用」と書いてあっても、原材料のところに　　　「果糖、ブドウ糖、液糖」とあれば避けます。　　　糖分の摂りすぎは体内のビタミンB群を消費し、せっかく食べたタンパク質や、野菜などからの　　　栄養吸収を妨害し、貧血などにもつながります。　　　また糖分の摂りすぎで体内の血糖値が不安定になり、このためイライラしやすくなる、　　　憂うつ、無気力、不安になりやすくなるなどの精神症状をとても起こしやすくなります。　　　（キシリトールがＢＥＳＴなのですが、結構値もはりますし、うちはてんさい糖を使用してます。）　　　なお治療の初期、特に食事だけからの補給では難しい場合には、不足しているビタミンや　　　ミネラル、タンパク質などをサプリメントで補う必要があります。市販のサプリは病状を治そうと思っても「治療」に使えるほどの能力がありません。ドクターユーズおよび栄養療法の血液検査が必要です。その他に気をつけるべき生活習慣は？といいますと、・食後に運動すること・十分な睡眠を取る・ストレスを上手く受け流す・禁煙・飲酒を控える・野菜・海草類を多く食べる・・・・・といった一般的な健康管理です。通常の健康診断や病院での採血検査では検査値の見方がごく大ざっぱで、例えば「鉄欠乏性貧血」でも重症になるまで発見されません。しかし実際には、そのはるか前から貧血は存在しており、貧血症状も出現するのです。こうした段階の鉄欠乏性貧血で「無気力、憂うつ、悲観的気分」「パニック発作」「不眠」「のどの詰まり感」といった症状が出現しうるということは一般の医師は知らないことがほとんどですので「うつ病」「パニック障害」「不眠症」「更年期の不定愁訴」などと診断されて、抗うつ薬や精神安定剤などを処方されることも少なくないのです。また、起立性低血圧やめまい、立ちくらみを頻繁に起こされる方も下記のように機能性低血糖症が潜んでいるとの文献もあります。ひめのともみクリニック：機能性低血糖症に起因する女性の精神障害 　姫野友美　先生　　　 女性の心身症および精神障害に対するメディカルサプリメントの有用性について

  2008年04月09日

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  不登校と生物学的要因

  長期休み期間などにはジュースやアイス、ケーキなどをとる機会が多くなります。先天的に消化機能が弱い場合やアレルギー体質だったりすると、タン白質やビタミン・ミネラルなどの栄養素は吸収しにくいのですが、糖分だけは吸収されるため、低血糖症を起しやすくなります。 実はそのことが原因で、夏休みにゆっくり休んだはずなのに、休み明けに登校できなくなることがあります。ほとんどのお母さん方は食べ物は関係ないと思われるでしょう。手作りの食事、朝ごはんの大事さ、親御さんはとても熱心に心がけておられる方が多いはずです。どうして食事改善が不登校に関係があるのかなんてわからないと思います。つまり、ストレスが長く続くことによってアドレナリンやノルアドレナリンなどのホルモンが防御のために分泌され、血糖値が上がります。それに連動してすい臓から下げるためのインスリンが多量に分泌されます。このとき正常値でとまらず下がりすぎてしまうのです。自律神経中枢の混乱がおき、血糖値のコントロールができなくなります。そしてこのような時に出る症状を低血糖症といいます。この低血糖が起こっているときに甘いもの（一本の缶ジュースでも）をとると糖が急激に吸収されてまた急激に血糖が上昇します。この繰り返しなのです。（アドレナリンは攻撃性を高めますがノルアドレナリンはその逆で、不安な気持ちやネガティブな感情を惹起してしまいます。 ）体に低血糖がおきる仕組みがあることに気づかないで不規則な食事をしたり、甘みの強いものを食べ続ければ脳はダメージを受け続けるのです。心理的要因と社会的要因のみに目を向けたカウンセリングではわからないのです。低血糖症は脳のエネルギー不足によっておこるので、精神面と身体面の両方にさまざまな症状としてでます。脳には栄養素が不足すると生命を司る器官に優先してエネルギーが使われるので、精神面へ機能する大脳皮質は影響を受けやすく、精神面のトラブルは、身体のトラブルより先にあらわれます。血糖のコントロールが悪いときにはジュースやチョコレートやケーキなど急激に血糖が上昇する食品は症状を悪化させるのです。不登校の状況をなんとかしたいのであれば、甘いものは危険なのです。つまりパンなどの精製された炭水化物も糖質ですので、制限しなくてはならないのです。精製された糖質が多い場合、食事から摂取できるビタミンＢ群よりも、体が必要とする量のほうが上回ってしまい、ビタミンＢ群の強い欠乏状態に陥ってしまうのです。  自律神経が失調するという事は体の中で何が起こっているのかを考えなくてはいけないのです。参考：脳から治す心のトラブルと不登校　著：浅野幸恵

  2008年03月29日

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• ビタミンＢ群欠乏と精神への影響

  血糖値のコントロールがうまくいかなくなる状態になるとホルモン分泌や自律神経のコントロールの乱れを引き起こし、様々な自律神経失調症状・精神症状などが起こります。（これを低血糖症といいます。）ビタミンＢ群は人体においてとても多くの重要な働きをしています。糖分をはじめ、食べた栄養素をエネルギーに変えるために必須の物質です。・ エネルギーを作る・ 体を作る・成長・発育・うまく働かせる・ 精神・神経症状を防ぐ・ 皮膚・粘膜の健康を維持する・ 薬物代謝・糖質・脂質・タン白質などの代謝・ 肝臓・副腎皮質・神経・脳・ホルモン・免疫などの働き 全身どこにでも関係するわけですが、精神・神経・脳に及ぼす影響にも関係します。ビタミンＢ群が行動・学習に及ぼす欠乏効果Ｂ1　：　疲労、記憶障害、精神的混乱、行動障害、興奮しやすい、衝動性、よく眠れないＢ2　：　幼児の脳の成長を妨げる、行動問題Ｂ3　：　うつ、神経過敏、短期記憶の障害Ｂ6　：　興奮しやすい、疲労、集中力の乏しさ、気分の動揺、よく眠れない葉酸 ：　アパシー（無気力・無感動）、幼児の発達遅延、記憶障害、興奮しやすい、引っ込み思案、         全ての知的過程の遅れ、うつ、幼児における脳の成長の遅れと麻痺 ビタミンＢ群欠乏は、様々な精神的な症状、行動の変化を引き起こします。現代の食物のビタミンＢ群の含有量は土壌状況などで低下しています。そのため多くの人が不足状態なのです。そこでさらに糖質の摂取が過剰になるとさらにビタミンＢ群は欠乏状態に陥ってしますのです。またビタミンＢ群にはB1・B2・B3（ナイアシン）・B6・B12・葉酸・パントテン酸・ビオチンがありますが、全て協調しあって働いています。どれが欠けてもエネルギー産生はうまくいきません。 また精製された糖質が多い食生活ではビタミンＢ群の欠乏を引き起こすのです。それが長期間続くとなると、必然的に上記のような状態になり、そこに攻撃ホルモンの分泌や他の栄養素の欠乏などが重なると、さらに事態は悪化してしまうと考えられます。 もし、理由もなく気分がめいったりちょっとしたいきさつで心が不安定になったり、だるさがとれないなど、一度栄養素（アミノ酸、ビタミンやミネラル）のことも頭に入れてみてくださいね。また、精神疾患といえばＢ3（ナイアシン）も大切です。食事だけで不足分は補えません。統合失調症やうつ病やパニック障害などのいわゆる精神疾患にも、ナイアシンを中心としたビタミンＢ群の至適量の投与が必須となります。 栄養療法的にはどのくらいの量を用いるかと言うと、栄養所要量の1mg程度の話ではなく、100～300ｍｇ、病態によっては（神経炎など）1000mgも必要とする場合があります。まずは食事から摂ることはとても大切なことです。食事からビタミンＢ群を摂るためには、まず精製していない穀物、すなわち玄米や全粒粉のパンなどを食べること、肉・魚・貝類などの動物性食品、新鮮な野菜やくだものなどを、なるべく加工していない形で食べることです。むろん、砂糖や甘いものは控え、白米や白パンなども少なくしたほうが良いのは言うまでもありません。                                                                                           ハイジーア通信より

  2008年03月23日

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• 学童期は鉄不足

  学童期になると発達が激しい時期になります。男子は発育が急に大きくなり、骨や筋肉、内分泌の発達も盛んになります。女子も初潮の年齢も下がり、成長による鉄の需要量の増大と生理による鉄の喪失量が同時に起こるなど、鉄不足が深刻になってきます。貧血とはヘモグロビンの減少した状態をいいます。ヘモグロビンはエネルギーの素になる鉄とタンパク質で合成しています。またこの合成時の材料は主にアミノ酸、鉄、ビタミンＢ１２、葉酸、ビタミンＢ６、銅なのです。これらの栄養素は体内で合成されないため食事からとる必要があるのです。午後の授業で眠くなったり、集中力が低下したり、全身がだるい、肩こり、めまいを起こしやすい、動悸・息切れ、食欲不振、寒がり、冷えやすい、頭痛、頭重感などはすべて鉄不足による不定愁訴です。子供は自分の体に鉄不足が起きていても体に順応してしまうので本人は特に深刻感な思いはしないものです。実際うちの息子も小6くらいから急に身長が伸び、集中力がなく、肩がこる、寒がる、学校から帰ってくるなり寝てしまうなどありました。そして今になって、中1の時は足が冷えてた、めまいも頻繁にあったなど、その頃の症状を訴えることが多いのです。これはもう食事のみでは全く足りていない状態ですよね。栄養療法では食事改善プラス、サプリメントで代謝を考えていただけます。ちなみに血清フェリチン（貯蔵鉄）で貧血を見る場合、男120以上、女80以上となります。一般の病院でも頼むと検査してもらえます。うちの息子の場合、最悪の体調の時は11.4ng/mlでした。含有量の多い（ドクターユーズ）ビタミンＢコンプレックスとナイアシン、市販のプロテイン、ビタミンＣとヘム鉄を一日分の倍にして、それから（含有量の多い）ダグラス社に変更して摂って4ヶ月でやっと41.9ng/mlに上がりました。その後本格的栄養療法で2ヶ月目に入っていますので、どのくらい上がってきているのかまた調べてみようかなと思っています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　参考：マリヤクリニックＨＰ

  2008年03月21日

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• ビタミンの必要量

  食品はバランスよく摂れば健康は保てるのでしょうか・・・。ビタミンは個人個人の必要量の問題が大切で、その人によって必要量は違うのです。ただバランスよく摂ればいいのではなく、自分に何が足りないかを判断しなくてはならないのです。例えば風邪をよくひく人とひかない人がいます。それは風邪の原因はウイルスですからその異物を排除できるかどうかなのです。それを免疫力といいます。うちの息子も昨年は1ヶ月に1回以上は必ずひいていて内科医院の先生にもまた？といわれるくらいに異常にひいていました。ウイルスと戦う時、身体はインターフェロンという糖とタンパク質でできたもので対抗します。つまり自分の体の中でつくるのです。そしてその合成に必要なのが酵素と『助酵素』としてのビタミンＣなのです。この酵素は自分の体で作るタンパク質です。そこで助酵素としてのビタミンの形はだれにとっても同じだけれど、酵素の形は人によって違う・・・そこにＤＮＡからくる「体質」があるのです。つまり、助酵素とのくっつきやすさや相性に違いが出るということなのです。ではどうしたらいいかということなのですが、とりあえずビタミンＣをもっとたっぷりとることです。野菜や果物では間に合いません。ビタミンの働きは多様で、Ｃは量的に不足しやすいビタミンの筆頭なんです。それに正常な粘膜を作るためのＡ不足だって考えられる。最近の研究では、B6が免疫系に重要な役割を持つこともわかっているのです。そしてまたタンパク質も必要不可欠なのです。より高いレベルの健康のためには栄養所要量以上を摂取する必要があるという事になるのです。ビタミンＣの必要な摂取量のレベルは何十段階もあります。 　・欠乏症である壊血病を防ぐのに必要な摂取量　・結合組織のコラーゲンを滞りなく合性するのに必要な摂取量　・免疫システムを最高の状態に維持するのに必要な摂取量　・日常のストレスから受ける生理的ダメージを最小限に抑えるために必要な摂取量・・・どのレベルまでをクリアしたいかによって、必要なビタミンＣの摂取量は一日５０mgにもなるし、２０００mgにもなるのです。そしてこれだけの量を食事だけから摂取することは不可能で、そのためにはサプリメントを利用する必要があるのです。またビタミンCにはもっと多くの効能があります。（１）抗酸化作用（２）コラーゲンの合成（３）ノルアドレナリンの合成（４）カルニチンの合成（５）胆汁酸の合成（６）生体異物の代謝（７）還元作用(鉄・葉酸など)（８）インターフェロンの生合成の促進（９）糖代謝改善（１０）メラニン生成の抑制（１１）鉄の吸収促進（１２）ヒスタミン分泌抑制（１３）免疫増強作用（１４）ウイルス不活性化作用厚生労働省が必要栄養処方量として1日100mgと定めていますが、健康状態を最適に保つためにはまったく足りていないのです。よくサプリメントを摂ってみたが症状が変わらないというのもどれだけの量を摂ってみたか、また足りてないものは他にもなかったかという事になるのです。身体は単体の栄養素のみで動いていませんからね。

  2008年03月19日

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  46種類の栄養素

  人間の体を生化学的に考えてみましょう。ロジャー・ウィリアムス博士（葉酸の発見者）が唱えた「生命の鎖」理論から『分子栄養学』という概念がうまれました。「細胞の生命を維持するためには、少なくとも18種類のミネラル、20種類のビタミン、８種類のアミノ酸が一定量揃い、相互に支え合っている状態で細胞外液に溶け込んでいることが必要である。」この46種類の栄養素は、どれかがひとつ欠けたとしても鎖としての働きは失われ、細胞の病変につながります。逆の見方をすると、細胞の健康度、元気度はその揃い方によって、極めて快調な状態から、死にいたるまで無限ともいえる様々な段階があるといえます。1970年代はじめにライナス・ポーリング博士が提唱した分子矯正医学は「通常体内にある分子を、各人の体が正常に機能するよう正しい分子濃度に調節する医学」ということを意味します。細胞の栄養環境は、現実には必要な養分がいつも揃っているとはかぎりません。現代人の９割もの人が病気とまではいえないまでも、何らかの症状を自覚しており、病気とは診断されないけれど、健康とはいいがたい状況にあるというのは、むしろ何かが不足している状態であることを示しているといえるのです。そこで、すべての栄養素をまんべんなく採りながら、自分に足りない栄養素を多めに補給するという事が大切になってくるのです。現代食においては知らぬ間に摂取している精製された砂糖や油などにより、ビタミン・ミネラルなどの微量で重要な働きを担う栄養素は不足しているのです。また化学肥料や農薬などで土壌中の野菜の栄養価も低くなってきており、ストレスや喫煙・飲酒によってもビタミンは消費されてしまいます。またビタミン・ミネラルは体内で作ることができないため、食事を見直すこと以外に、サプリメントで補うこともひとつの方法と言えるのです。実はこの知らぬ間の砂糖の過剰摂取は血液を酸性に傾けます。すると体はＰＨを保つためにカルシウムなどのミネラルを必要とします。日本を始め先進諸国では貧しい国とは異なり、カロリー不足から栄養失調はなく、むしろカロリーを摂りすぎて「微量栄養素の失調」に陥り病気を招くのです。脳の栄養源は"ブドウ糖"ではありますが、砂糖ではないのです。砂糖から摂らなくても米や豆、芋や果物などに十分含まれています。問題は摂取量なのです。私自身、今までこのように考えたことはあまりなく、甘いものはダメ、野菜を多くという事はただ漠然とバランスが大事なんだと思っていました。食事を作るにしてもシチューやカレー、うどんやスパゲティ、付け合せにトマトやキャベツ、ポテトサラダ、豚汁だから根菜も入ってるしいいかとか安易な考えでほとんど炭水化物中心の食生活で過ごしてきました。（漬物は食卓にはなかったり、みょうがやにんにくなどのくせのあるものは食べられないという偏りがあったりと・・・）そんなビタミン、ミネラルの乏しい食生活に、チョコレートやアイス、ジュースと毎日のように摂っていたら、それはもうまともな体ができるわけがないのです。普通に摂っていても栄養価は少ない現代では栄養欠損は必然に起こるのです。まんべんなく栄養素を摂ることを考えていかないと誰しもが健康を脅かされていくのです。それは身体的にきたり、精神的にきたり、その人の今足りない栄養素の部分をもとに起こってくるのです。　　　　　参考書籍：ホリスティック健康学・ホリスティック栄養学入門　小池里予・小池英　共著

  2008年03月13日

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• アミノ酸、ビタミンB群

  アミノ酸、ビタミンB群が必要のわけにはまだいろいろあります。脳内では他にも神経伝達物質が多くあります。グルタミンを例にあげてみます。　　　　　　＊＊＊＊＊＊以下抜粋＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊GABAはチョコレートなどに含まれており、一般の方々にも良く知られた神経伝達物質のひとつです。脳内では抑制系の神経伝達物質として有名であり、そのためGABAを食べるとホッとしてリラックスが期待することができると考えています。当然ですが、脳内で働く神経伝達物質は脳内で作られます。だから食べたGABAは脳内で機能はしないのです。もしホッとしたら、それはプラシーボ効果です。それでも良いですよね、ホッとすることができるのだから。そして面白いのは、GABAを作るための原材料が、一般的には興奮系の神経伝達物質でるグルタミン酸です。このグルタミン酸に対してGABA産生のために働く酵素は、補酵素にビタミンB６を充分に必要とします。もしビタミンB６が不足していると、当然GABA産生が抑制され、グルタミン酸が増えてきてしまいます。この簡単な理由がGABA不足によって起こるてんかんや興奮系の行動異常になります。そしてGABAが充分に生合成されたとき、興奮系とのバランスがとれるようになります。ここでもGABAが産生過剰になってしまっては、なにもやる気がなくなってしまいます。GABAを分解する酵素にも、ビタミンB6が必要になります。血中のGABAやセロトニンがそのまま脳内に入るのではありません。脳内でグルタミン酸を材料とし、ビタミンＢ６の作用を介してＧＡＢＡが合成されるのです。基質　　　　　　　　神経伝達物質トリプトファン　→　　　セロトニンヒスチジン　　　→　　　ヒスタミンDOPA　　　　　→　　　ドーパミングルタミン酸　　→　　　GABA上記の神経伝達物質は、左の基質から作られます。上記のすべての反応にビタミンB６が関与します。それぞれの基質とビタミンB群とくにビタミンB6を十分に補うことが、脳の機能を安定して保つために重要なのです。体内で合成できるため必須アミノ酸ではありませんが、体内でもっとも大量に含まれるアミノ酸です。そしてその機能は大変重要で、グルタミンなしでは消化管が機能しないため、我々は食事を摂っても栄養素を吸収できないほどです。神経伝達物質の生合成は、原材料がなくては合成しませんが、ストレスや血糖値の関係などによって大きく異なるのです。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　溝口クリニックブログ　よりどうでしょうか、脳内ではアミノ酸、ビタミンＢ群と、とても重要な栄養素が使われているのです。またグルタミンには腸管粘膜の機能向上や体蛋白の異化抑制効果など、多くの自律神経に関係する作用があることがわかっています。

  2008年03月08日

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  不登校と栄養療法

  この、朝だるくて起きられないというのがくせものなのです。起きた時に頭痛、吐き気、いろんな症状が出て、登校時間に間に合わない。ところが夕方になると何事もなかったのように元気になる。うちの息子は徐々に改善していますが、まさしくその状態なんです。おそらく心療内科に行かれると仮面うつ病であったりとその子の表れている症状で診断名がつけられます。確かにストレスがかかり体にそのような症状がでることは考えられます。この身体症状が主のお子さんは食事改善を基にした栄養療法で改善にもっていけるのです。一般に行われている基準値を参考にする検査方法では異常は指摘されることはありません。しかし、分子整合栄養医学的に解釈すると全く別の問題点を指摘することができます。GOT　19 IU/lGPT　11 IU/l尿素窒素　9 mg/dlヘモグロビン　13.3 g/dlグリコアルブミン　13.2 %これらの項目から貧血、ビタミンB群の重篤な欠乏、血糖の平均値を示すグリコアルブミンが低めという事がわかるのです。しかし、平均値だけでは判断しづらく、食事やおやつ、運動にも関係します。詳しく調べるために5時間糖負荷試験をすると、本来なら起こるはずの血糖値の十分な上昇が見られないというのです。その後も糖を摂取していないのにもかかわらず血糖値の上下を繰り返すのです。つまり、血糖値の十分な上昇がないにもかかわらず、インスリンは過剰に分泌されているのです。これは血糖値をあげる多くの酵素やホルモンの分泌が乱れていることになるのです。血糖値が下がり過ぎないように分泌されるホルモンには、アドレナリンや、ノルアドレナリンがあります。これらのホルモンが不適切に分泌されると、交感神経が刺激され、多くの身体症状を生じさせます。糖代謝・・・・・血糖上昇作用精神・・・・・・イライラ心臓・・・・・・心拍数の増大血管・・・・・・収縮（頭→頭痛、心臓→狭心痛、胸締め付け感、手足→冷え、筋肉→こり）消化管・・・・・ぜん動の停止、吐き気、嘔吐、下痢、便秘、腹痛日常生活では夕飯を食べた後の深夜の時間帯にもこれらのホルモンが盛んに出ていると考えられるのです。つまり身体は夜間に寝ていますが、脳は興奮を繰り返しているため、朝起きた時に熟睡感がないのです。朝起きたときから頭の疲れを感じるという人もいるのです。このようなお子さんにはプロテイン、必須アミノ酸、ビタミンB群、ビタミンC、ヘム鉄　を指導されます。また食事は甘いもの（糖質）を禁止し、食間を開けずにタンパク質、ビタミンB６中心、アミノ酸と絶食時間を少なくするのです。このように午後から一時的に体調がよくなるため気持ちの持ちようと思われることが多いのが特徴です。起床時の多くの症状は、交感神経の緊張による症状と考えてみてはいかがでしょうか。特に貧血（鉄不足）が重篤である時は症状もひどくなるということを付け加えておきます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　                                     参考引用本：診たて違いの心の病-実は栄養欠損だった! 溝口 徹 (著)

  2008年03月07日

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• ストレスと栄養療法

  ストレスを感じると身体に様々な症状が起こります。これはほとんどが交感神経の緊張症状によるものです。交感神経の緊張は、人によって感じる体の症状や精神的な感覚も大きく異なります。ニキビや頭痛や首のこわばりがあったり、少しひどくなると下痢や頭痛などが起こります。体の中では、ストレスに対してアドレナリンやノルアドレナリンなどのホルモンが防御のために分泌されます。その他にもコルチゾールなどの副腎皮質から分泌されるホルモンもあります。受ける刺激（ストレス）の強さがある一定の強さ（＝閾値）を越えるときに始めて生体は反応を示すというのです。こんな症状を感じてきたら、ビタミンCとB群を摂って、アミノ酸も増やして１～２日早く寝るようにするといいそうです。アミノ酸(タンパク質）ですが、中でもトリプトファンは神経アミノ酸と呼ばれるアミノ酸で、セロトニンと呼ばれる神経ホルモンを構成するするものです。セロトニンは興奮を鎮める働きを持ち、このセロトニンが低下してくるとうつ状態、不安症、恐怖症、多動、不眠症、痛みなどの症状を誘発します。したがって、トリプトファンが不足することによって、これらの症状が現れるようになり、ストレスに弱い体をつくることになります。トリプトファンの代謝にはビタミンＢ６が必要になり、またトリプトファンがセロトニンに変化する際にはビタミンＢ６およびビタミンＢ３（ナイアシンアミド）が不可欠です。トリプトファンが豊富に含まれる食材バナナ、緑黄色野菜、赤身肉、チーズ、パインアップル、アボカド、大豆、カボチャの種などです。うちの息子も、部活、塾、家庭勉強、遊び（ゲーム）と日々追われるように過ごしてきたおととしから、首が異様にこわばり、肩が懲り、机に座るたびいつも痛いと言っていました。そして家では寝転んで勉強するようになっていました。その頃は身長も急に伸び、姿勢が悪いので首が痛くなるものばかりと思っていたので、カイロに通ったりしていましたが、現在、上記のような事を知り、あー、その頃から過剰なストレスがたまり体内に支障が出てきていたんだなとつくづく思うのです。                                                  　　　　　　　　  　　　　  （ 参考ブログ：溝口クリニック）

  2008年03月06日

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• 血糖調節とホルモン

  私たちの血液中のブドウ糖の濃度は、筋肉や脂肪組織との微妙なバランスとアドレナリンを始めとする多くのホルモン分泌（自律神経による調節）によって狭い範囲に調節されています。不調がある場合、栄養療法的血液検査では、ほとんどが自律神経のバランスを乱すようなホルモンの分泌によって血糖が調節されていることがわかるのです。そこで、なぜ血糖調節が上手くいかなくなっているかということです。亜鉛は、インスリンの分泌の過程の全てに深く関与するミネラルです。インスリンは唯一の血糖値を下げる作用をもつ重要なホルモンです。糖尿病の方で、インスリンを自分で皮下に注射しなくてはならないことをご存知の方もいらっしゃると思います。亜鉛はこのように唯一血糖低下作用を持つホルモンに深く関与していることがわかっています。特に問題になるのは、亜鉛が不足すると血糖上昇に対してインスリンの分泌が遅れてしまうということです。この変化は、十分なグリコーゲンの貯蔵を妨げるだけでなく、遅れたインスリン分泌によって反応性の低血糖を招く原因になるからです。そして低くなってしまった血糖値は、グリコーゲンの貯蔵不足のために血糖を維持することが困難になり、様々な血糖上昇作用をもつホルモンの分泌が促されます。血糖値が上がるのもよくないのですが、血糖値が下がってしまうことは人体にとってさらに危険な状況なのです。この血糖値を上げるホルモンは数多くあります。 ＜血糖値を上げるホルモン＞ 成長ホルモン甲状腺ホルモングルカゴン副腎皮質ホルモン（コルチゾール）副腎髄質ホルモン（アドレナリン・ノルアドレナリン） これらは「攻撃ホルモン」と呼ばれるホルモンです。低血糖症では、これらの攻撃ホルモンが本人の意思と関係なく突然大量に分泌されたり、または頻繁に分泌されてしまう、と言うことが起こっています。 これらの血糖上昇作用をもつホルモンの多くは、自律神経における交感神経を刺激して様々な身体症状や精神症状を引き起こすようになるのです。この身体症状や精神症状を表面的にとらえた結果、前面に出てくる症状によって、『うつ病』『統合失調症』『パニック障害』『自律神経失調症』ときに『狭心症』『偏頭痛』『メニエール症候群』・・・・・などと診断されてしまうのです。もし、体の不調で登校できない様子があったときなど、精神的な部分のみを重視しますが、一日の体調の変化などや少し前からの変化などよく聞いてみてあげてください。無意識の中で体調変化は起こりうるのです。

  2008年03月02日

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• ～～症候群、～～症などの病名

  自分の病名が、○○症候群とか△△症などとなっているとき、根本的な原因が不明なものであるかもしれないと疑ってみることも必要です。栄養療法は、これらの診断をつけ対症療法を行うという標準的な治療法とは根本的に異なる治療法です。ぜんぜん異なる症状で栄養療法を始めた人が、摂取する栄養素の組み合わせが同じになることもあるし、同じような症状で始められた人と全く異なる栄養素の組み合わせになることも多くあるそうです。根本的な原因が不明な病気はとても多いそうなので、自分の病気の診断が、どのような基準によって行われたものなのか、自らが考えることが大切です。うちの息子も症状が重なっていて診断されたものには過敏性腸症候群、良性発作性頭位めまい症、自律神経失調症、パニック障害、また診断しにくい状態の慢性疲労症候群に当てはまったり、新たなガイドラインも出た起立性調節障害でもあてはまったりと、それはどう診断してもらえばいいのか何件も病院をめぐりました。今、栄養療法をしていて、こうして症状が少しずつでも改善していく様を考えると、やはり根底に栄養素不足が関係しているというのがわかります。改善した症状：たびたびの腹痛や下痢、ぐるぐる回るような起き上がり時のめまい、なかなか寝付けない、寝ても寝ても眠たい過睡眠、朝方起き上がれない、ひどい寝汗、突然起こる過呼吸、人としゃべるときの異常な汗、むずむず足、副鼻腔炎など。人それぞれ、食事内容も体内環境も免疫環境も違っています。欠損する栄養素は皆違うのです。そして表面的に現れる体の不調もそれぞれ少しずつ違うのです。これらは血液検査で欠損した栄養素がわかります。一般の血液検査では異常がない範囲のものが、分子整合栄養医学では大変な異常値だったりします。そしてこれらの症状は実は分子整合栄養医学の上の低血糖症というものに当てはまるのです。低血糖症の詳しい症状と説明、改善方法など詳しく表されておられる先生もいらっしゃいます。マリヤクリニックの柏崎良子先生です。HPのＭＣニュースの項目欄に、例えば、女性の貧血 、自律神経失調症、更年期障害、他数々のホルモンの関係からくる症状など、とても詳しい情報を提示なさっておられます。それらの低血糖症の症状に似た症状があれば、一度栄養療法の血液検査を受け、自分に合う栄養素の補給の基に回復できると思います。それは対処療法的な急激な回復ではありませんが、とてもゆっくりですが確実によくなっていくと思います。

  2008年02月28日

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• 自律神経と血糖値の関係

  食事や甘いものを食べたり、ストレスなどによって血糖は上昇します。そして生命の維持に必要なエネルギーを作り出すことによって血糖は消費され減少します。血液中のブドウ糖の濃度である血糖値は、自律神経の働きによって厳密に調節されています。そのため自律神経のバランスの乱れは、血糖値のコントロールに反映されるといわれています。自律神経失調症とは、不規則な生活リズムやストレス・過労、体質的に自律神経が安定しない症状などにより、身体を機能させる自律神経のバランスが乱れておこるさまざまな不調のことです。自覚症状があり、様々な検査を受けても、異常がみつからないときに自律神経失調症と診断されることが多いです。 つまり自律神経のバランスの乱れは、血糖値と関係があるという事なのです。また血糖値の調節を詳細に検査することによって自律神経の働きを評価することが可能になります。そしてこの血糖調節の異常を治療することによって多くの自覚症状、精神症状の改善につながることが多くあるんです。・ イライラして、キレやすい・ ちょっとしたことにカッとなる・ 自分を抑えられない・ 暴れる、攻撃的になる・ 落ち着きがない ・ 何をしても楽しくない・ 憂うつだ・ 気分が優れない・ 自分はだめな人間だ・ 死んでしまいたい ・ お腹が空いて仕方がない・ いつも食べ物のことばかり考えている・ いつも甘いものが食べたい・ 食べ始めるととまらない・ 過食が抑えられないが太りたくないので吐いてしまう ・ 不安になりやすい・ 人ごみや満員電車に乗ると胸がドキドキして苦しくなってしまう・ 何も理由がないのに突然胸が苦しくなったり痛くなったりする・ 何も理由がないのに突然悲しくなり泣いてしまうことがある ・ 疲れやすい ・ 肩がこりやすい ・ 手足が冷えやすい ・ 不眠傾向がある これらは全て、血糖調節異常でも起こりやすい症状です。 血糖調節異常＝低血糖症ということなのです。自律神経が乱れていると思っている方など、一度角度を変えて考えてみたらいかがでしょうか。　　　　　　　　　　　　　　　（参考ブログ：東京メディカルケア八重洲クリニック、たにまちクリニック、クリニックハイジーア）

  2008年02月26日

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• ボチボチ元気です。

  多少だるさはありますが、朝は１０時頃起きました。昨日は久しぶりにお土産の甘いシュークリームを食べたので今朝は低血糖に影響が出てるかなっていう感じです。起きてからはユルユル休日を過ごしてました。でも最近はすごく頑張っていて、改善のためのガイドラインを読みながら、果物も食べるのを控え、牛乳も学校のみで家では我慢し豆乳を飲んでいます。マックもミスタードーナツもここ半年ずっと我慢できてます。一番我慢できてないのは父でしょうか・・・^^;。甘いもの、高ＧＩ値のものは血糖値を急速に上げてしまいます。かくいう父もずっと頭痛に悩まされています。甘いコーヒーが好きで、帰宅するなりチョコバットや大福を食べようとします。そしてないとイライラするのです。甘いもの、すなわち砂糖またはぶどう糖果糖液糖が含まれた食品（菓子や飲み物など）が多い、または甘くなくても白米や白パンなどの精製された食品が多いことが、血糖値の乱高下を引き起こす原因となるんです。精製した糖分の摂取 →血糖値のすばやく急速な上昇 →インスリンの異常分泌 →血糖値の急降下 →カテコラミン（アドレナリン・ノルアドレナリン）の異常分泌 →症状出現 ここでまた問題なのが「強烈に甘いものが食べたくなってしまう」ことです。血糖値を簡単に上げるものは、もちろん糖質です。 糖の形が単純であればあるほど、糖の吸収が早く血糖値がすばやく上昇するので、低血糖状態を改善するには好都合です。 下がった血糖値を上げようと摂った再度摂った糖質は、また新たなインスリンの分泌を起こします。 やっと上がった血糖値がまた下がって、結果的にまた低血糖状態を引き起こします。 そしてまたカテコラミンが分泌されて、また甘いものが食べたくなって...これを理性で抑えることは通常かなり難しいことだと思います。この連鎖をどうやって断ち切るか。 そのためには、すっぱりと 甘いものをやめる しかないのだそうです。この理性と戦うことは非常に難しいです。父も低血糖症に襲われているといっても過言ではないでしょう。徐々にわかってきてはいますが、子供のように素直に聞けない部分も多々あり、そのたびに私の説明が入ります。最近やっとお店の前にまで行きますが、通り過ぎることができるようになってきました。もちろん、プロテインとビタミン、ミネラルは朝晩欠かさず飲んでます。早く頭痛とおさらばできるように父もまた頑張っています。  

  2008年02月24日

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• 女性特有の症状

  栄養療法はご存じない方がほとんどだと思いますが、多くの場合人間本来持っている自然治癒力が回復し病気や症状はよくなるそうです。ビタミン、ミネラル、タン白質などの栄養素はもともと体内に存在し、細胞内で利用されている生体内物質なので解毒する必要もなく、薬害副作用もないので安心・安全です。いろいろありますが、下記の女性特有の病状なども不足栄養素を十分量摂取することで回復するというものです。推奨栄養素・ニキビ　　　　　　　　　・・・・・・・・亜鉛、ビタミンＡ、タン白質、ビタミンＢ、ビタミンＣ、ビタミンＥ、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　トコトリエノール、ＥＰＡ、γ-リノレン酸、ビオチン、パントテン酸・生理不順・生理痛　　・・・・・・・・ヘム鉄、亜鉛、タン白質、天然ビタミンＡ、ビタミンＢ、ビタミンＣ、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  天然ビタミンＥ、γ-リノレン酸 ・アトピー性皮膚炎　　・・・・・・・・天然ビタミンＡ、ヘム鉄、亜鉛、タン白質、　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　天然ビタミンＥ同族体（トコフェロール、トコトリエノール）、　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ＥＰＡ、γ‐リノレン酸・月経前症候群（PMS）・・・・・・・・天然ビタミンE同族体（γ‐トコトリエノール、γ‐トコフェロール）、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　   ビタミンＢ６、γ‐リノレン酸、カルシウム、マグネシウム・女性の鬱・慢性疲労　・・・・・・・・ヘム鉄、ビタミンＢ群、ナイアシン、タン白質・子宮内膜症　　　  　　・・・・・・・・天然ビタミンＡ、ヘム鉄、亜鉛、タン白質、　　　　　　　　　　　　　　　　　　  　天然ビタミンＥ同族体（トコフェロール、トコトリエノール）、                                   　 ＥＰＡ、γ‐リノレン酸・更年期障害　　　　　・・・・・・・・イソフラボン、Ｃａ＆Ｍｇ、ビタミンＥ、ビタミンＢ群、ヘム鉄、プロテイン 他にもいろいろ効果があるといわれている症状がありますので、ぜひ栄養療法を知ってください。ちなみに上記の詳しい説明などはgdmクリニックで紹介されておられます。（院長の独り言）

  2008年02月22日

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• 足りない栄養素

  ところで、60項目の血液検査をして何がわかったといいますと・・・・コレステロールが低く、総合的な栄養状態の不良をしめす。・・・タンパク質の代謝の改善が重要（低コレステロールは、多くの不定愁訴や精神症状との関連が指摘されている）・血糖値を調節する機能に問題がある。（血糖値は多くのホルモンの働きによって調節されているために、血糖調節の異常では、ホルモンの過剰分泌により多くの症状を伴う。また頭痛、動悸、しびれ、多くの皮膚症状などのほか、不安、焦燥感、眠気、抑うつ感などの精神症状の原因にもなる）・赤血球関連のデータ、鉄の代謝のデータから、鉄の不足が読み取れる（鉄は造血に必要なミネラルですが、体内では多くの酵素活性、皮膚、免疫などに深くかかわる。そのため不足では、含鉄酵素の活性低下により、易疲労感、動悸、めまいなどが生じ、皮膚の悪化や風邪にかかりやすいなどの多彩な症状を呈する）食事からは吸収することが困難なミネラルであるので、積極的なサプリメントによる補給が必要になるわけです。というわけで、たちくらみ、だるさの原因、過睡眠、にきびなど症状がいっぱいある息子はおおいなる栄養欠損があるわけです。ちなみにデータはといいますと・・・☆アルカリフォスターゼ　　831 IU/l　　高い・・・多くの臓器障害、骨の成長、代謝亢進☆カリウム　　　　　　　　　5.5 mEq/l　 高い・・・血液検体の保存状況による変化γ-ＧＴＰ　　　　　　　　　　　12   IU/l　　　低い・・・タンパク質やアミノ酸の摂取不足総コレステロール　　　　　120 mg/dl　　低い・・・総合的栄養障害☆ＨＤＬ－コレステロール 36   mg/dl　　低い・・・善玉コレステロールの不足他ＭＣＶ　　　　　　　　　　　　86   fl　　　　 低い・・・重篤な鉄欠乏、ヘム鉄の補給が必要血清アミラーゼ　　　　120 IU/l　　　やや高い・・・すい臓への負担、糖やアルコールを控える血清鉄　　　　　　　　 120 μg　　　  やや高い・・・タンパク質、ビタミンＥの不足耐糖能指数　　　　　　2.11          やや高い・・・血糖値の調節に軽度の問題、自律神経のバランスが乱れる☆IgE　　　　　　　　　 500  IU/ml     やや高い・・・アレルギー体質尿素窒素　　　　　　　　16   mg/dl　  やや低い・・・タンパク質、アミノ酸の代謝障害。タンパク質、ビタミンＥ必要中性脂肪　　　　　　　　49   mg/dl　  やや低い・・・摂取カロリーの不足、血糖調節の異常、炭水化物摂取見直しＬＤＬ　　　　　　　　　   74.2 　　　やや低い・・・体内でのホルモン産生に障害ヘモグロビンＡ１ｃ　　　 4.4  %　　やや低い・・・血糖値の平均が軽度低下している。血糖値の調節異常フェリチン　　　　　41.9 ng/ml　 やや低い・・・貯蔵鉄の不足。疲労感、頭痛、抑うつ感の原因ペプシノーゲン1　55.1 ng/ml  やや低い・・・胃粘膜からの胃酸分泌の障害。多くの栄養素の吸収障害と胃症状の原因一般の病院では☆マーク以外はすべて基準値内で正常と言われ、内科の異常の範疇ではなかったわけです。しかし、分子整合栄養医学の見値においては重度、軽度領域にある項目だったのです。

  2008年02月20日

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  サプリメント届きました。

  やっとクリニックから届きました。微熱と慢性疲労がなんとか今以上に回復していけるように食事改善とともに頑張っていかなくちゃ。プロテインは飲めるみたいなんだけど、アミノ酸がおいしくないそう。混ぜて飲むのが苦痛らしい。飲む量は今までのほうが粒が多かったのでさほど違和感はないのですが・・・。（一日分の処方）鉄〔赤血球を作る役割、体内に酸素を運んだり、骨・皮膚・粘膜の代謝に働く〕ビタミンＢ1〔脳の発育や神経機能に密接な役割をする。糖代謝をつかさどり、疲労回復に役立つ〕ビタミンＢ６〔タンパク質の分解や利用に重要。不足により多くの身体・精神症状が引き起こされる〕亜鉛〔身体の細胞の代謝に必要。多くの酵素活性や免疫機能に関与し、不足により多くの症状が出る〕ビタミンＣ〔必須のビタミンですが自分で作れない。妊娠や授乳、喫煙やストレスで多く奪われる〕α‐リポ酸〔ビタミンＥやコエンザイムＱ10などの作用を補い、強力な抗酸化作用をする〕ビタミンＢ３〔ナイアシン、ナイアシンアミドの別名。Ｖ２と共同して脂質や糖質の分解を助ける。多くの精神症状の改善に利用できる〕必須アミノ酸〔体を構成するすべての組織に必要。十分に摂るべき〕ペプタイド〔消化吸収に対する負担を少なく、タンパク質の吸収が可能〕以上が今の息子の主な摂るべき栄養素です。

  2008年02月14日

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