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ミミダレを流しているたまこを今日も保育園は休ませてシャチョーに託し、久しぶりに会社に出勤。私の職場は子持ちの人が多いので、「復帰直後は子どもが病気になるので仕事にならない」とみんなで上司に言ってくれている。最初の週はいきなりすごい負荷でしたが、おかげで、その後は少し泳がせてもらっている(って犯罪者か)こともあり、あまり負い目も感じずに、でもチームを組んでいる上司には申し訳ないなあ、と思いつつ、席につく。
今日は来日中の女性歌手へのインタビューの仕事があった。昨日は日赤から帰ったあと、プロモーションを兼ねたこの人のミニライブを見に行った。すごい幅広な1日。彼女はもーほんとにかわいくて、会うのが楽しみだった。でも、このところの騒ぎで思うように準備ができていなかったので、おにぎりをかじりつつあれこれ資料をもーれつに駆け込みで読みまくる。昨年のグラミー賞をとりまくった人なのに、ぜんぜん飾り気がなくて、ふつうノミネートされただけでも、みんな「選挙前の政治家みたいに」インタビューを受けたりテレビに出たり、しまくるのだそうだが、彼女はそういうのも嫌がってツアーに出てしまったのだそうだ。そのへんのこだわりを聞いてみたかった。 で、インタビューはメイクやヘアが気に入らなかったりして、すごーく遅れて始まった。大丈夫かなあ。でも、インタビューが始まって、一言しゃべったあと、彼女は部屋にいる他の人たちみんなに出ていってほしい、と遠慮がちに、でもきっぱりと言った。「集中できないから」。そしてそれから本当に集中して私の質問を聞き、答えてくれた。リアリティから離れないようにすること、ノーマルでいること。楽しむこと。そういうことにこだわっているみたいだった。それって、どんな立場の誰にとっても大事なことだと思う。でもそれを、急激に有名になった彼女が続けるのってすごいことだ。どうしてそんなに変わらないでいられるのだろう? 「だって、同じボーイフレンドと4年も一緒にいるし、家族も同じだし、友だちも変わらないでしょ? 変わりようがないのよ(笑)」。すごいなあ。詳しくは2月初めに出る雑誌に書きますが、本当に魅力的な人でした。 でもって、通訳として立ち会ってくれたのが、なんと高校時代の友だちで、これも嬉しい巡り合わせだった。 改めて復職して仕事をしてみると、いまのところ(笑)、どんなこともギフトのように感じられて、とっても楽しい。 特にインタビューは、幸せを感じる時間の1つだ。ああ、これって、いま、この人を通してしか、出会えないな、という言葉や表情に出会えると、終わったあともすごく気持ちのいい興奮が残る。この空気や興奮をできるだけそのまま伝えたいなあ、と思う。リアリティから離れず、ノーマルを忘れず、そして何より楽しむ。仕事の上でも、変わる自分と変わらない自分の両方を育てる上でも、この3つってけっこう大事かも、と思った。 それにしても、いまの自分には何がリアリティで、何がノーマルかなあ。ちょっとこれもゆっくり考えてみたい。実際のところ、この1年ほとんどCDショップにも行けなかった私のリアリティとしては、彼女のこともあまりよく知らなかった、のだった(笑)。 たまこはおかげさまで、ミミダレと時折の咳き込み以外は熱も下がり、だいぶ元気になりました。 本当にたくさんのご心配と心強い言葉の数々に、たまこというより私が、癒されています。 どうもありがとうございます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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