道草みのむし三十路のみしがん―ひとり言編

2004/10/25(月)21:28

敵もさるもの

雑記(71)

7時に家を出て出勤。朝7時はまだ真っ暗である。実はまだ夏時間中。来週末で終わり、一時間遅くなるのだが、それでも冬の間は、毎週土曜日真っ暗な中出勤し、真っ暗な中帰宅してヘビーな気分になるものである。 H氏がまた頑固なことを言って、プレスリリースを出すJが立ち往生した場合のために、携帯メールのアドレスを彼女に渡してあったが、幸い緊急メールもなく、一日が終わる。帰宅したら、Jからパソコンメールに、「なんとか出したよ」とメッセージが入っていた。これで、後は明日のイベントに出席するだけである。 6時半にはベッドにもぐりこみ、5時間半眠ったところで、相方から電話がかかってきた。東京は日曜日の昼過ぎである。数日ぶりに、ゆっくり話す。 クラスのサバイバルに昼夜追われて、論文の作業がすっかり止まっているし、何より開発関連の部分に、予想以上に手がかかりそうで、予定より大幅に遅れている。年末年始に日本に戻って調査をしたかったが、それ以前の問題である。体力的にも、このギリギリの体調で今学期を終え、強行軍で冬休みの3週間に日本往復をすると、ヤバそうな気もしている。冬休みの3週間をしっかり書くことに充てたほうがいいのではないかと思い始めているのだが、忙しい週日の電話では相方にはストレートに言いかねていた。 ま、週末だし、一週間分の睡眠不足もたっぷり寝て埋め合わせたようだし、『帰らないでこっちで書いたほうがいいかと思ってるんだよね』とボチボチ話してみると、しばらくやりとりしたあとに、『まぁ、あなたの体調と作業が最優先だから、よく考えて』と、なんとも物分りの良いコメント。おぉ、やるじゃん。 自分で考えろと言われると、やっぱり帰りたいしなぁ、でもこっちで書いたほうが作業は進むだろうなぁ、でもなぁ、ストレスたまるだろうなぁ、家にも帰りたいしなぁ、と考えが経巡る。 で、ふと気づいて『もしかして、ガーンと(した態度に)出ると、ガーンと(した反応が)戻ってくるから、自分で考えろっと言ってみた?』と聞くと、『そーそー。突き放すと拗ねるし、大変よ。そりゃぁ、帰って来いって言いたいけど、あなたにそう言うと『忙しいんだから、帰れないわよ!!』とかって極端に出るからねぇ』 ふん。敵もさるものである。

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