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カテゴリ:泣きの涙のアカデミック
4月9日 土曜日 良くないことに、ここ数日の後遺症か夜昼が逆転していて、朝8時ごろまで勉強していて、昼12時半くらいまで寝ていた。朝は日本の実家に電話し、母としゃべりこんでから、イギリスのロイヤル・ウェディングの中継を見ながら眠りについた。 最近早寝早起きをめざすルームメイトは、無理やり5時半に起き出して土曜日朝の礼拝に出かけてゆき、そのまま昼寝しないようにカフェ、図書館と渡り歩いて、期末ペーパーを書いていたらしい。 彼女が部屋に戻ってきたのは夜中も1時過ぎ。こっちも、(彼女曰く)彼女が早朝に出かける時も彼女が帰ってきた時も同じ格好でコンピュータに向かっていたから、お互いに苦笑。院生二人住まいで学期末を迎えるとこんなもんである。 昼間韓国マーケットにも行ってきたんだと、ルームメイトはいろいろ食材を買い込んできてキッチンでゴソゴソ片付けていた。午前1時半過ぎ、もはや完全に煮詰まって、思考が先へ進まない私があきらめて、寝酒にとワインをとりにキッチンへ行ったら、彼女はなにやら一生懸命料理をし始めている。すっかり煮詰まっている彼女も、気晴らしにチゲ鍋を作ることにしたらしい。 彼女はキッチンで料理しながら、私は隣のリビングで呑みながら、四方山話にしばし華を咲かせる。北京の反日運動の話と日本の歴史教育のこと、最近の韓国事情、三十路話、キャリアのこと、親のこと云々。 魚の入ったチゲ鍋、彼女は「甘すぎる~!あと、何を足したらいいんだ?」なんて首をかしげていたが、私にはすでに充分おいしかった。真夜中2時半のチゲ鍋。忙殺されている毎日の中で、ちょっぴり時間が止まっているようなひと時だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
April 10, 2005 04:31:22 PM
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