癖毛対策は、オイルトリートメントとアイロン!
私の母と、母方の祖母が共に癖毛です。それが遺伝してしまったのか、私も幼い頃から癖毛でした。毛先がクルクルうねってしまうような癖毛で、幼い時は可愛いものですが、年々癖毛も酷くなっていき、まとまりのない髪にコンプレックスを感じていました。中学に上がった頃、私の癖毛を見た男の子が「わーー!すごいウネウネ!!思い切って、ストパーでもかけてみたら?」と笑いました。何気ない一言だろうと思いますが、敏感な年頃なので、本当に辛かったです。もちろん私も、ストパーや縮毛矯正をかけたかったです。でも、中学生の私にはそんなお金もなく、ましてや美容院すら連れて行ってもらったこともありませんでした。思い悩んだ私は、当時CMで有名だった、癖毛に効くというクイーンズバスルームというシャンプーをドラッグストアで購入しました。毎日必死にシャンプーとトリートメントを行いましたが、髪はギシギシになるばかりで真っ直ぐ伸びることはなく、どんどん傷んでいきました。更に、市販の、自宅で行うストレートパーマにも手を出しましたが、これもまた髪が傷むばかりでした。これ以上中学生の私にできることはなく、泣く泣く癖毛という運命を恨みつつ、諦めることに…。そして、高校に上がり、アルバイトができるようになった私。アルバイトで稼いで稼いで、いざ人生初の美容院へ。縮毛矯正とカットで一万五千円程かかりましたが、サラッサラの真っ直ぐストレートヘアになりました。みんなから、綺麗な髪だねーと褒められ、有頂天な私。そこから、更にストレートヘアへの執着心が生まれたのです。ところが、縮毛矯正をかけても、一生それを維持できるわけではありませんでした。数ヶ月経過すると、新しく伸びた部分に癖が出てくるので、定期的に高いお金を支払って美容院へ通わなくてはなりません。そして、何度も何度も縮毛矯正をかけているうちに、髪は傷みに傷んで、今度は高額なトリートメントが必要になりました。縮毛矯正とトリートメントのために、アルバイトを必死で頑張りましたが、結局最後には縮毛矯正もすぐ落ちてしまうほど髪が傷んで、美容師さんに縮毛矯正を辞めた方がいいと言われてしまいました。そんなある日、同じように癖毛に悩んでいた友達から情報が!お風呂でシャンプーとトリートメントをしっかりした後、洗い流さないオイルトリートメントを毛先に付け、ドライヤーで毛先から根元へと順に乾かす。たったこれだけで、癖毛が多少落ち着くとのこと。早速試してみると、確かにいつもより、うねりと広がりが落ち着きました。更に朝、セットする前にもう一度、オイルトリートメントを塗って、アイロンで丁寧に伸ばし、固めるタイプのヘアスプレーを軽く髪全体に振りかける。これでストレートヘアの完成です。少し手間はかかるものの、高いお金を支払って縮毛矯正を受けるよりも、ずっと傷まずにお金もかからず、自分でストレートヘアを作り出せることに感激しました。更に、様々なシャンプー、トリートメントを試しましたが、しっとりめに仕上がるものを使うと、ストレートヘアの持ちが良かったです。もちろんセットしていない状態では、髪は完全なるストレートではないし、梅雨時は少しうねってしまうこともありますが、一旦セットしてしまえば、人目を気にしなくて良い程度のストレートヘアで居られるので、私はこの方法に満足しています。