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コンビニで 手数料を 気にせずに お金をおろす人がいる。 この世の中には 実に様々な 人たちがいて 成り立っている。 みんながみんな 経済合理的に 生きているわけではない。 その人には その人の考えがあり、 その人の論理、事情がある。 現実の社会には、 だらしのない人、 いい加減な人、 約束を破ってもなんとも おもわない人、が 一定数いる。 まじめな人 ばかりではない。 いろいろな人が いるからこそ、 この世の中は おもしろいし、 理不尽なことも 起きたりする。 さんざん借金して お金をつかいまくって 自己破産する人。 まじめに働いて 昨日と変わらぬ 毎日を送る人々。 なにが、得で、なにが、損なのか、 一言では説明できない、部分がある。 ほんとうは もっと複雑で、 人生観とかかわってくる問題 なのかもしれない。 多発する火災で 犠牲になる幼い命。 なんという不条理だ。 現実社会は残酷で、 見えない落とし穴がたくさんある。 1+1=2という ことでないことのほうが むしろ多い。 借金をした人に、 返済をしてくれるように 促す唯一の論理。 約束を守る、ことが 社会で生きていくうえで 絶対のルールならば、 借りた金を返すのは 当たり前。 約束をまもれないのは、 サイテーの人間だ、 という理屈。 わたしたちの社会は、 約束を守らないことを 正当化する いかなる論理も 認めていない、のだ。 得する生活 橘玲 著 幻冬舎 より お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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