clair de lune

2010/01/09(土)19:36

fragmentary...  断片(きれはし)

こころ(258)

 左頬の内側にできた口内炎が コーヒーを口にふくむ度、しみる。 強い鎮痛剤を飲んでいるので 身体の痛みは感じないが コーヒーと、その薬で胃が荒れ気味。  正月休みが終わったと思ったら また3連休で、なかなか仕事モードになりきれない オフィスの雰囲気だ。  当然、3連休など 僕にはあるわけがなく 今日も、オフィスの窓から綺麗な富士山を眺め 1日が始まった。  装着(つけ)過ぎのコンタクトレンズへ 強引に目薬を流し込むと 揺れる水槽の中にでもいるかのように 視界が揺れる。  脳(あたま)の中は、いつも仕事のパズルが 占領していて、どうすれば一番早く片付けられるか そんなことに、脳細胞は使われている。  問答無用に流れ込んでくる、情報は 大切な記憶(おもい)を奥へと追いやり その上に積載され、記憶を隠してしまう。  だから、これ以上無駄な情報が流れ込まないように 目を閉じ、耳を塞ぎ、遮断する。  スタバでHot チョコレートをTake Out して かじかんだ指を温めながら 記憶の断片を、探してみる。  未来は、何処まで行ったって「未来」だし (行くことは出来ないけど) 多分、行きつくことは ...ない。  だから、断片化した 多分 大事なモノを 一つずつ、集めて戻さなければ 僕の心に。  アリストテレスは 「勤勉な者も、怠惰な者も、人生の半分は大差がない。」 という。  それは、人生の半分は眠っているから。  でも、多分、一般的なひとよりも 睡眠をとっていないからといって 自分は違うんだ!などという思いは無い。  やっぱり、たいして差は無いのだろう。  でも、半分は大差なくとも もう半分は、差があるじゃないかって その、差があることを確認したくて こうして、記憶(おもい)の断片(かけら)を 集めている。  きっと、間違っていない と心の中で、呟きながら...。  

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