Always いつでも
昨夜の雨が嘘のように、今日は晴れ渡る。だけど、人ゴミに出て行く気は起きない。 何をするわけでもなく過ごす休日。録画したドラマを再生する。 今はCSIシリーズが放送されていない谷間。CSIマイアミは10月からか...。 コールドケースが唯一録画しているドラマ。特別面白いわけではないけどBGMで流れる懐かしい曲、Pickup Songの選曲が好きなだけ。 画面に大きく映し出されるMain CastのLilly リリィを見ていてこのドラマを観続けている理由(わけ)が何となく判った。 リリィ・ラッシュ役を演じているキャスリン・モリスに彼女の面影を重ねる。似ていると言えば、似てるけどキャスリンほどキツめではない。なんとなく...だ。 Storyをいつも思い出せないのも脚本が悪いわけではなくてLillyの表情とBGMを聴いているだけ?なのかもしれない。 ドラマを観続けていると彼女に逢いたくなるので途中で、家を抜け出した。 自転車で駅まで行ってみる。途中の小学校では子供たちがサッカーの試合をしていて少年達よりギャラリーの父母の声が大きい。鞄の中に入れてきた数冊の本今日は「新堂冬樹」に決定だ。 公園までは、ちょっとしたサイクリング。ここは、休日になると人で溢れるのを忘れていた、何も無いのに。 木陰を探し、ベンチに腰をかけ新堂冬樹の「僕の行く道」を開く。 随分前に1度読んで最近、何故か解らないがもう1度読もうとBagに入れたままだった。 読み始めると何故、再度読もうとしたのかが判明した。素直な気持ちを持つことが誰かのことを強く想う気持ちが失われつつある。そんな時に、読みたい本だから。 いつも、想ってくれている人が居るという確信大事な人をいつも心(むね)に抱いているという揺るぎない確信。そういうものが、人には必要でそれは、人を強くもするし、弱くもする。 「永遠」は叶わないけど「必ず」と言いきれないけど想いの強さで「いつも」なら言えるのかな?なんてことを想ったりする。