pyon♪は、前に、
「人は業が深く、また、気高い」
と申しましたが、
「業が深い」とは
「原罪」を背負っている、
とも言えます。
そんな、「業」や「原罪」を
つくづく思い知らさせることを
紹介します。
最近、知ったのですが、
かの世界遺産のタスマニアの原生林で、
・ナパームで原生林を焼く
・殺鼠剤みたいな食べ物をまいて
動物を駆除する
・そして、紙の元(木材チップ)になる
木を植樹する
という、暴挙を行っている会社が
あるそうです。
しかも、その会社の売上7割が
日本の大きな製紙会社。
おもに、トイレットペーパー、
ティッシュ、コピー用紙に使われる
そうです。
つまり、
・お尻を拭く
・鼻をかむ
・コピーを取る
という、日常行為でさえ、
貴重な自然を破壊する
という罪に加担する、
というわけ。
人間は、その生存のために、
他の動物に比べるとはるかに
多くの自然環境を食いつぶして
います。
・他の動物を殺して食する
・他の植物を伐採する
・地下資源を利用する
・CO2を排出する
・水資源を汚す
最近は、そのことが、人間の
背負った「業」とか「原罪」では
ないかと、思っています。
でもね、
お尻を拭くだけで、
「業」や「罪」が
重くなるとは
あんまりではないですか。
企業のCSRが謳われて
久しいですが、
消費者が無意識のうちに
罪に加担してしまうような
商売なんて、CSRの精神に
そむいています。
確かに、
CSRにそむいているような
商品のほうが、安価である、
という、消費者にとっても
悩ましい問題もあります。
安価な商品を手にして
罪で見えざる手を汚すか、
罪の軽減という付加価値の
ある、ちょっと割高な商品を
購入するか。。。
社会に貢献すべき一市民と
しての消費者も、一考すべき
現状として、本日は紹介
しました。